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4TEEN (新潮文庫)

感想・レビュー
1839

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komaJ
新着
東京月島の中学2年生四人の青春ストーリー。再読です。8話の短編だけど、どれもおもしろかった。個人的には『大華火の夜に』が好きかな。話しは恋や病気や不倫やと、多方面ですが、四人の友情は固く、安心して読めました。約20年前の小説ですが、古臭さは感じません。テツローとルミナの関係は、その後どうなったか気になる。
0255文字
GRAVITY
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思春期の中学生、それは刹那の間ながら少しずつ大人に近づいていくときだと思う。下ネタの流行りとか、別れとか、そういうのって生きていく中の通過点に過ぎないけど、でも当時の自分にとってはそれが見える世界のすべてで。時代的にも、都心で生きる主人公たちと自分を重ねることはあんまりできなかったけど、体の成長に伴って変化していく心という点では思い出すものがあった。Ⓑ
0255文字
鈴*
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ごく平凡そうに見える4人の14歳中学二年生。 でもそれぞれが悩みを抱えていて、お互いが支え合っている。 実際の14歳からみたら少し大人びた感じに見えるけど、純粋で素直な気持ちに心を打たれた。この時感じた感情を忘れず大人になって欲しい。子供の頃の思い出は一生残るから。 直木賞受賞というと、重いイメージがあったけど、軽くて爽快に読めます!
0255文字
真澄
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ネタバレ『「私たちってあのつきみたいなものかもしれないね。太陽と同じで光っているのは大人たち。私たちはおこぼれをもらっているだけ。自分ではなにもできないし、なにも決められない。草一本はえてない不毛の星。あーあせっかくふたりで歩いてるのに、こんなこといっちゃう。やっぱり私は私が嫌いだな」』【本屋大賞 2004】10年ぶりの再読。ウェルナー症のノナオト死んでしまったような気がしていたのですが記憶違いでした。続編もあるようなので読んでみよう。
0255文字
たっくん
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ネタバレウェルナー症候群(早老症)で入院のナオトの誕生日、仲間の三人は援助してくれる女の子をプレゼントして・・友情の発露(びっくりプレゼント)クラス三人目の不登校生ルミナのプリント配達当番となったボクは付き合うことに・・恋のはじまり(月の草)校内放送でラップ、次いでユズルが挑戦したのは「関本譲飛びます」・・救急車のサイレンが聞こえてきた・・危険な青春(飛ぶ少年)人妻専門不倫サイトリンリン倶楽部でスカイライトタワーの人妻と知り合ったジュンは・・プラトニックな情事’十四歳の情事)ほか、十四歳の青春まっしぐら。面白い。
たっくん

月島のもんじゃですか、息子が東京に住んでいるのですが、孫たちに会いに時折上京します。その際にはよく月島に行ってもんじゃを食べます。関西には粉門が色々あるのですが、もんじゃはあまり見かけません。上京するようになってから好きになりました。

03/04 18:29
るい

いいお話ですねぇ😊 ☆*: .。. オヘンジフヨウデ~スアリガトウ .。.:*☆

03/04 18:35
5件のコメントを全て見る
0255文字
ぴぴ
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描写が、鮮明に頭に浮かびました。 4人全員のキャラが際立って、素敵でした。 私は、粋なダイくんが、好きですね!
0255文字
こつめつめかわうそ
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おそらく再読(たぶん中学生ぶり)。中学生の時にはハッとならなかったであろう文に読む手を止めた時に「本が好きで本当に良かった」と思いました。 p.201 切なくなるほどの恋をしたいなあ。きれいとかきたないとかじゃなく、頭がいいとか悪いとかじゃなく、Hをするとかしないとかじゃなく。その人のことを思うと、自然にあたたかい気もちになったり、心がよじれて眠れなくなる、そんな恋をしたいな。 p.318 変わっていいことがあれば、変わらないほうがいいことだってある。
0255文字
コロチャイ
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14歳の時を思い出す。中坊と自転車いいな。元気だよな。強がって、思い込んで、エッチなこと考えて、柔道の技ばかり考えて、本当に多感な時だった。そしてこの4人と同じように、友と100キロ近く離れた場所へ、テレビの公開放送に出ようと思い早朝国道を走った思い出。忘れられないよな。そして友の親戚の家へ泊まり、鼻血を出したこと。ぜんぶこの話に繋がるような思い出だ。感動してしまったよ。
0255文字
海カーブ
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軽やかで力みのない文章。物語に波が浮かぶ。それが静かで高いことが好き。
0255文字
ジムニーおやじ
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時代が違うけど、自分が14歳の頃はもっと子供だったわ(笑)
0255文字
NORI
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ネタバレ2003年直木賞。ワイワイやる男子同士のバカ。気になって仕方ないエロ。なりたい自分になれそう気がする根拠のない万能感と、既に気付いているそうではない現実。中二病全開少年に付き合わされるクラスメイトの心情。そんな14歳を描いた短編集。 子供だから許される無茶と、いつまでもそこに留まることはできない黄昏時のような寂しさは、子供と一緒に大人目線でドラえもん映画を観た時の感情に似ている。 分かってくれない大人達?いつか来た道、その心情は重々承知なんだけどね。君達自身の足で大人になって行くのを見守っているだけだよ。
0255文字
こふみ
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不器用で真っ直ぐな中2男子4人の物語。眩しい光が作り出す濃い影とのコントラストに息苦しさを感じるほどでした。
0255文字
Malos
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四人がそのとき見ていたものが同じだったのは、絶対に確かなのだから。
0255文字
ちえぞぅ
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2003年発行ずーっと読みたかった本。20年も経ってしまった。月島の男子中学生4人組。すてきな仲間たち。変わっていいことと変わらないほうがいいこと。今でもずっとそんな変化と不動が攻防して時代が流れてる。大人になった4人組はどうなったか知りたいな。
0255文字
はにはに
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ネタバレ母の本棚から拝借。男子中学生の青春譚、なかなかシビアな内容でした。緊張感のあるシーンがいくつもあり、途中からテツローと一心同体、ドキドキしながら読みました。大人の庇護下という不自由さの中にも自由があり、制約があるからこそ内側に閉じ込められたエネルギーがとてつもなく大きい。この四人がすることは自分の子供だったらえらく心配してしまうようなことばかりだけど、その経験から得られた価値観や言葉は、大人になった今でも心に留めておきたいものばかりでした。
0255文字
yyky
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大人から見たら危なっかしいけれど、等身大の14歳というか、これはこれで健全なんだと思う。こんな仲間と一緒に育ったら、この先何があっても大丈夫。いい本だった。
hon

これ読みました。なんか各話の設定の辻褄がおかしかったような。最初は続きものにするつもりなかったのかな?

09/29 00:15
yyky

中学生のやり取りがほほえましくて、あまり考えずに読んじゃいましたー。

09/30 08:26
0255文字
micky
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ネタバレ#読書記録 #読書好きな人と繋がりたい #石田衣良 さん #本屋大賞2004 #本屋大賞42/212 中1でもなく3年生でもなく、2年生(14歳)4人の物語。 それぞれに抱えるものは違うけれど、もう子供ではないのだけれど瑞々しい感性が青く、懐かしい感じ。 女子校に通った私は中学生男子をほぼ知らないけれど、きっと等身大なのだろう。 ちょっとうんざりする猥雑さと子供っぽさ。
micky

DV夫に苦しむ人妻を救ったり、自分自身が加害者になってしまったり、自分だけ周りのみんなより将来が短かったり… こんな大層なことは起きないだろうけれど、多かれ少なかれ心に抱える若さゆえのマグマ。 また明日会えると分かっての別れに気持ちを込めるのは照れくさいのだけれど、いつか長らくの別れがやってくることは知っていて欲しい。 彼らのその後が知りたい。

10/07 15:02
0255文字
小説好きな施設長
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YouTubeやポッドキャストで著者の番組をよく拝見拝聴している割になかなか作品を読めてなかったところようやく代表作を読めました。映像や音声の印象通り肩の力が程よく抜けた、読みやすい作品でした。決して暑すぎず冷たすぎず春というより秋口の空気のようなカラッとした感じというのでしょうか…正直石田衣良という作家舐めてました。次は何がオススメでしょうか…
0255文字
せら
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出来事は突飛なことは多いけれども、等身大の14歳を見た。大人たちから庇護されているけれども、何かができる気がして、けれど何をしてよいかわからないあの頃を思い出した。直木賞も納得の14歳だからこそのもどかしさと葛藤を感じる良作。
0255文字
きぬ
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14歳は自分にとって1番気楽で楽しい時期だったなと思った。
0255文字
hiromura
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14歳4人の物語。直木賞受賞作はさすがに面白い。自分も14歳だったことがあるが(なんと50年前!)男子のことはよくわからない。続きもあるなら読みたい。
0255文字
ぽんさん
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4人の中学生の青春小説。時代的にも自分と同世代の男の子たちでこんな青春送りたかったなあと思える話だった。
0255文字
くれ
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14歳という多感な年頃は、それがどんなストーリーであれ冒険の舞台に変えるエナジーを持っているところが魅力的。彼らがどんな舞台であれ踏み込むことができたのは、若さ故に生まれた純粋な人間関係があったからだろう。大人になって彼らがふと思い出す光景を垣間見れたような気がした。
0255文字
seba
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ネタバレ東京・月島の下町で暮らす中学二年生の仲良し四人組。家庭や本人が抱える事情は様々だが、仲間を大切にしたい気持ちは皆同じ。自他への信頼があるから、時に身の丈を超える不届きな行為にも一丸となれてしまう。そこまではしないだろうとか好色すぎやしないかと思いつつ少し羨ましいとも感じてしまうのは、彼らの対等な関係性全体が眩しいから。最終章での旅の終わり、誰にも打ち明けたことのない秘密を語ることにした場面で、皆が言葉にしたのは不安だった。それは今この瞬間の輝かしさの裏返し。その輝きを大人になっても忘れないでいてほしい。
0255文字
anken99
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新幹線にて一気読み。IWGPシリーズの石田衣良さんの直木賞受賞作。14才の中学生たちの青春ストーリーといった赴きか。早老の難病に犯されたナオト、家庭内暴力を受け続けるダイなど、4人組はそれぞれが大きな問題を抱えている。それでもきっと、1番いい時代だったと思えるに違いない14才の日々はなんともみずみずしい。そんな中に世相をうまく取り込んでいく手法は、さすが石田さん。たまにはこういう青臭い青春物語を読むのも悪くない。間もなくワタクシ52才。青春は遠くなりけり。。。
0255文字
toshibow
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普通の中学2年生テツロー ウェルナー症で、お金持ちナオト でっかいダイ 賢いジュン ビルの谷間に、賞味期限ぎりぎりの卵の黄身のようなしぼんた夕日が、浮かんでいた 目が、反転して自分の頭の中をのぞいている 吐く息は、白く伸びてマフラーのように顔にまとわりつく
0255文字
むくどり77
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読みやすかった。 中学生の男の友情が綴られる。中学での経験でここまでやったら、ほんと人生生きていけるなあ、と思う。何か良いなと思えるお話でした。
0255文字
terukravitz
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図書館本★☆☆☆☆
0255文字
くろ
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ネタバレ思春期特有の懐かしい感覚で溢れた良い作品だった。四人共それぞれタイプは違うが、仲間を思いやる気持ちで繋がっていてバランスが良い。終始穏やかな気分で読み進められた。「ぼくが怖いのは、変わることだ。みんなが変わってしまって、今日ここにこうして四人でいるときの気もちを、いつか忘れてしまうことなんだ」テツローの言葉で19の『卒業の歌、友達の歌。』をよく聞いてたの思い出した。
0255文字
ずっとまろやかでいいのに
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石田衣良にハマってしまう!
0255文字
5u2u
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リスクを取ることのメリットが書かれたような本だと思う 危ない経験をすることは今後の人生できっと自分の力になる
0255文字
murakamin
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ほっこり青春小説。仲良し4人組中学生のなさそうでありそうな事象、性事情、事件。中学生やからできることも限られてるけど、その限られたなかで試行錯誤していらんことするのが最高にいい。変わったほうがいいこともあれば変わらないほうがいいこともあるっていい言葉。自分の中学生時代思い出す。こういう小説を読むと、基本誰とも会いたくないのに、昔の友達に久々に会ってみたいなーとか一瞬思うよね。青春ってええな。
0255文字
Nora
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こんなにも摂食障害の少女に優しい小説は他にないだろう。 めちゃくちゃ泣いてしまった。
0255文字
ぽこぺん
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ほっこりする青春もの。友達となにをしても楽しかった時代を思い起こさせてくれる。やっぱり持つべきものは友だね。
0255文字
ume
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★★★☆☆ 直木賞受賞作 こんな青春送りたかったな、と思わせるくらいの苦みのない14歳たち。 まだちょっと子どもよりな14歳の世界だから、教育番組を観るような、ライトな青春ストーリー。 アカサカさんと彼らの関わりが印象に残ってよかった。
0255文字
おしょー
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死、恋愛、性、友達。 色々なものを題材とした話です。 14歳という年齢は親に保護されながら子供ではなく自立していく年齢です。そして視野が広がり色々なことに興味が出てきて、友達といとなんでもできるような時期です。そんな時期を写すような主人公たち。まるで昔の私を見ているようでした。中学生の方にも読んでほしいですね。14歳のときに読んでいたら、きっと大人になって見返すのが楽しみになっていただろうなぁと思います。どんな年齢の方にも読んでほしい一冊でした。
0255文字
kieth文
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それぞれにとても重い問題を抱えながら、テツロー、ジュン、ダイ、ナオトは中学校生活している。初めは少し綺麗に纏めすぎてない⁈と思いつつ、初読石田衣良さんの手中にハマっていく感じ。自分のあの頃を思い出して恥ずかしくて笑ってしまう。家庭の経済力の違いや病気の事、色々な難関に遭遇しながらも4人でこそ乗り越えられる。青春小説の金字塔なのでは⁈ 一気に読了しました。
0255文字
餅ももん
新着
ネタバレ読んでいて胸がどきどきした。 わざと乱暴に生きるちょっと悪ぶった等身大の中学生男子である4人をみているとさわやかな気持ちになれる。現代を生きる私にとって4人の日常は日常と呼べないくらい刺激的な物ばかりだったけど、自分にもあった、今思えば一番自由ででも漠然とした不安と窮屈を感じながら生きていたあの頃を思い出した。 損得関係なしに笑いあえる仲間との日々は本当にキラキラしていて何より素敵だ。彼らの日々を見ていると自分も仲間に入れてほしくってたまらなくなる。 なんだか昔に戻りたくなってすこしだけ寂しくなった。
0255文字
へい
新着
大前提としてとても良い作品で直木賞作品に相応しい作品である。が、IWGPシリーズで受賞させなかったのは令和から見ると出版社界には結果として、大損失だったと言わざるをえない。という愚痴はここまてにして、現代日本版のスタンドバイミーのように爽やかさを感じた。死体を見つけに行くか、歌舞伎町に行くかなんていうのなんて、通過儀礼として何を選ぶかの差であり、些末である。そして最後の秘密を告白しあうシーンのために、ここまでの短編を積み重ねた、緻密さはご都合主義とも取れるかもしれないが、私は大正解だと思った。
0255文字
まり
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14歳の少年4人組が織りなす青春ストーリー。昔ながらの街並みと新たに開発されていく都市の空気感が絶妙に入り混じった東京・月島の地を中学生らしく自転車で疾走する彼ら。肌を撫でていく風が読み手にまで届いてきそうな爽快感と若さ故の無敵感が感じられました。私が14歳だったときの同級生の男の子たちは、こんなことを考えていたのかな、なんて勝手に思いを馳せたり。ちょっぴりバカで、無鉄砲で、でも愛らしい。鮮度の高い青臭さがたっぷり詰まった1冊でした。
0255文字
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