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ぼんくら(上) (講談社文庫 み 42-4)

感想・レビュー
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PEKO
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ネタバレきたきた捕物帖を読んで本書を知る。鉄瓶長屋で殺人事件があり、その後差配人が姿を消す。代わって湊屋の遠縁に当たる若い佐吉が差配人になったが、その後店子が次々と長屋から出て行く事態に。南町のぼんくら同心井筒平四郎が不審に思い、幼馴染みの黒豆に湊屋の秘密を探ってもらうと、佐吉母子の過去や器量良しの娘のみすずの嫁入り話に湊屋の思惑等が明らかに。煮売屋のお徳に捕物帖に出てきたおでこ、測量が趣味の美少年弓之助等魅力的な登場人物が出てきて、これは下巻も読まねば!
0255文字
ひい
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会社の同僚に勧めてもらって読了。
0255文字
蝶子
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かなり久々に読み直した。大体は覚えているが、それでも忘れている部分もあり楽しく読めた。
0255文字
ちゃとら
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久しぶりの宮部みゆきさん。友に勧められて『日暮らし』を読み始めたら?これってシリーズ⁈慌てて最初の『ぼんくら』をBOで探してきました。江戸の定町廻り同心の井筒平四郎。ドラマもやっていたようで役者は岸谷吾郎。宮部みゆきさん流石、文章が綺麗で、江戸の仕組みもよくわかる、下巻に続く。
0255文字
ビグ
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ネタバレ鉄瓶長屋に通う同心井筒平四郎。長屋のお徳の煮物が大好きで毎日通う。そんな鉄瓶長屋に不穏な動きが出る。どうやら長屋の持ち主の湊屋が関わっているようだ。幼馴染で密偵の黒豆が情報をくれ、これまでの不穏な動きは全て仕組まれた事なのではと。下巻で事の真相が明らかになっていくだろう。それにしても面白い。平四郎が魅力的だし、周りを取り巻く小平次、黒豆、佐吉と官九郎もいい味を出している。表紙のイラストも面白い。
0255文字
caryna.
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きたきたを先に読んだので、スピンオフ気分。鉄瓶長屋のひとつひとつの事柄が、え、なんだか繋がってる?とわかり始めたころの、おどろおどろしさ。 なんてことない日常が、仕組まれたことの上で起きているのは、やはりおそろしい。平四郎の旦那がどう明らかにしていくのか楽しみ。弓之助とおでこに会えるのも嬉し。
0255文字
ユメ
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『桜ほうさら』の富勘長屋が住人たちの義理と人情に光を当てて描かれているとすれば、本書の鉄瓶長屋ではその日暮らしの厳しさが描かれているという印象を受けた。自身が賭博にのめりこむあまり娘のお律が岡場所に連れていかれそうになった段で笑い出す権吉の姿には、背筋が寒くなったが、お律が家を飛び出したのにはちょっぴり胸がすいた。鉄瓶長屋では次々に事件が起こり、同心の平四郎の調べによって、どうやら全てが複雑に関わり合っているようだということが見えてくる。宮部さんなら驚きの展開を用意してくれているだろうと期待して、下巻へ。
0255文字
zatugei
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タイトルは、同心の井筒平四郎を指すものと思われるが、彼はぼんくらではない。とても有能。
0255文字
のんきち
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きたきたの子宝船を読んで、皆さんの感想でおでこさんの登場をいたく喜んでいらっしゃったので、こりゃどうも遡って読んだ方がいいぞ、と思いぼんくらへ。おでこさんに加え、弓之助がいいキャラだ。感想は下巻の後に、の【図書館本】。
0255文字
navi-labo
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時代物ミステリー小説…とでも言うのだろうか。自ら凡庸を自称する同心井筒平四郎と鉄瓶長屋の人々を描く。想像だけだが江戸長屋の庶民生活がひしひしと思い浮かび楽しい気持ちになる。差配人とは今でいうマンションの管理人とでもいう存在か。だが江戸時代の差配人は住人生活に顔を突っ込み、悩み相談やトラブル解決にも乗るという。今よりもずっと人間関係の濃さに孤立がちの現代社会へ応用できるヒントがありそうだった。始めは長屋の日常生活を描いた短編小説かと思っていたら、長い影でそれらが結びつき大きな陰謀への気配が…
0255文字
rokubrain
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こういうのが典型的な「時代小説」なのでしょうね。 江戸時代の町の空気がびんびん感じられます。江戸の時代劇に同心や与力の話が多いのはなぜか、今更ながら分かった。 市中の生活を特別な日のことでなく、日常の生活として描きやすいからだろう。 同心や与力や岡っ引きは、そんな状況を創り出すのに一役買いやすい仕事と言えそうだ。そんな情景をもつ江戸の深川の鉄瓶長屋で殺人事件が起きた。 ぼんくらな定町廻りの同心(南町奉行所)、井筒平四郎が動き出す。全体的に落語調で引き込まれます。
0255文字
さくら花
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ネタバレきたさんシリーズを読んで、いろんな関係を読み直したくなり、10年以上前に読んだハズなんですが、覚えてなくて初見のように読めました。 お徳さんに感情移入したり、弓之助の可愛らしさや賢さにそういえばいたかもと思い出したり、おでこも可愛かった。おくめさんは最期は幸せだったと思います。佐吉さん、お恵さんと幸せに。利用されたと分からなくてよかった。やっぱり湊屋のご主人のせいだよね、いざこざは。葵も平四朗の読み通り佐吉に会いたいと思ってなかったのかとガッカリ。おふじは怖いが気持ちは分かる。政五郎、かっこ良い!
0255文字
kagetrasama-aoi(葵・橘)
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宮部みゆき氏再読第七作目(上)。「きたきた捕物帖」であの人に再会したので読みたくなりました。ぼんくら(?)な同心井筒平四郎、煮売り屋のお徳、新米差配人の佐吉、湊屋の娘みすず。湊屋総右衛門は不気味な感じ。おふじと葵も漠然とモヤモヤする感じ。あと超絶美形の弓之助とおでこの三太郎の二人の少年がいいですね。宮部さんが書く少年ってほんと大好き!時代物でも、現代物でも少年達が生き生きして輝いていますよね。色々な謎が解き明かされるであろう下巻、楽しみに読みます。
0255文字
けろけろ
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たぶん5回目くらいの再読。 何度読んでも面白ーい!
0255文字
Keiko
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「きたきた捕り物子宝船」を一旦休んでこの作品へ。 何やら怪しげな話になってきたぞーー
0255文字
ほんのうさぎ
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シビアな現代物が続いたので、やっと息がつけた感じ。改めて平四郎のぼんくらなキャラが良い。こりゃ周囲に愛されるわ。無自覚なのもいい。「ひさぐ女」のおくめもすごくいいキャラだ。お徳さんと二人三脚になるんだった気がする。ドラマの記憶も混ざってるせいか、お徳がけっこう早く出なくなるので驚いた。松坂慶子ハマってたな~。佐吉の風間俊介もハマってた。彼で脳内再生されてしまう。最初の何話かは単発の事件と思いきや繋がっている!?という展開が好き。ここでは茂七が米寿というのも、初ものがたりから世界が繋がっていてたまらない!
0255文字
獅子丸
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ホップで始まった八百富の事件。いきなり急展開のステップになり、あらまあと驚いているうちにきな臭い小シャンプの連続に。おでこさんや勘九郎、鯨尺の弓ノ助など個性豊かな脇役登場でさらに深まる人情ミステリー。短編なのかと思っていたらガッツリ尺の長い物語でした。映像化されたら平四郎役は誰が演じる?
0255文字
ちなえもん
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続編の「日暮らし」を読んでたら、前に読んだ「ぼんくら」の内容をすっかり忘れてたので再読。弓之助とおでこさんが登場してからが面白い。
0255文字
Ronkotahachi
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【再読】
0255文字
ちゃみ母
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久し振りの再読。意外と忘れていた。
0255文字
K
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ネタバレ登場人物が個性豊かで面白い。鉄瓶長屋で起こる様々な事件。別々のものかと思えば意外にも繋がっているらしい。気になるところで下巻へ。
0255文字
ハル
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同心の井筒を主人公に、鉄瓶長屋という長屋を舞台に、起こる事件を描く。人死を皮切りに、迷い子や、差配人の変更などが短編集のように、繰り広げられる。ほう、と思っていると、「長い影」から更に大きなミステリーの予感が…!
0255文字
ayako
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ネタバレ短編が続くのかなと思いきや気になるところで上巻が終わった…。なるはやで下巻に行きます。
0255文字
奥田智徳
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何とも、ほぼ日常的なストーリーだけど、さすがに引き込まれる。おでこが面白い。下巻へ。
0255文字
ねここここコッコ
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ネタバレ出会ってしまった…! 時代物はあまり読んだことがなく、宮部みゆきさんというと純文学のイメージが強く、ほとんど期待してなかったが読み始めるともう止まらなかった。 次々と明らかになる情報や、その脇で繰り広げられるサイドストーリーもいい。長屋のかあちゃんって感じのお徳さんの対となるキャラクターであろう、おくめとははじめはいがみ合っていたがいつのまにかなんだかんだ言いながら手を取り合っている?のもとてもよかった。そしてお徳とおくめのどちらも人間らしい影を持っていながらもとても魅力的。
0255文字
巴
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ネタバレこういう、点と点が繋がる物語は大好物なんだけれども、みすずの「お嫁にしてもらおうと思って」で面白くなってきた!と膝を叩いてしまった。無理筋だろうなぁとは思うけれども。湊屋に、鉄瓶長屋から店子を立ち退かせたい理由があるのだとして、真正面からこれこの地所をこう使いたいので立退料も代わりの家も世話するからと言えば穏便に済みそうなのに、なぜそうしないんだろう。お金をケチってるのかと思ったけど、手を替え品を替えやってるあたりそうでもない。答えは次巻!
0255文字
るーま
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ネタバレ初手の事件っぽい事件は解決したようにみえたのに、何やらもっと大きななにかが起きているらしい。それがあずかり知らぬところでじわじわと間を詰めてきている感覚がする。この感覚がおもしろいし、すごいと感じる。登場人物それぞれの個性が味わい深いのも魅力。他所で読んだ茂七親分がいささかお年を召しているようだけれど健在でいらっしゃるのも嬉しいポイントだった。
0255文字
タツ フカガワ
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再読。南町の同心井筒平四郎が廻る深川“鉄瓶長屋”で店子が殺された直後、老差配人が姿を消す。代わりに地主湊屋の遠縁だという若い佐吉が差配人になるが、その後店子が次々と長屋から出て行く。不審に思った平四郎が調べてみると……。宮部さんの時代小説ではお馴染みの本所の大親分茂七が米寿で健在ながら、後継の政五郎がいい。そこに捕物帖の歩くデータバンクおでこや、測量が趣味という頭脳明晰な美少年弓之助と、役者が揃ったところで謎がどんどん深まるなか下巻へ。
0255文字
まっきー
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事件の真相はいまだ明らかにならず。それでもなぜか続きが気になるという、不思議な魅力のある作品。下巻だけでなく、続編にも手を出しそうです。
0255文字
Seaちゃん
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久しぶりに再読。やはり、面白い。続きが知りたくて読み続ける。弓之助はいつ出てくるんだっけ?などと思い出しながら。愛すべきキャラクターが多すぎるお話。宮部氏の時代小説でいちばん好きなシリーズです。
0255文字
minu tanu
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ひさしぶりに読もうと思ったら奇しくも三年前と同じ日付。出てくる登場人物全て個性的で魅力的。読むのが勿体ないけど止まらない。
0255文字
あすきー
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下巻が気になる
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るむ
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20年以上前に書かれたお話なんですね。ドラマを観ているようにするする読めて、とても楽しく、所々笑いながら読みました!大人になった「おでこ」を先に知ったので、12歳のおでこは殊の外かわいかったです。弓之助も愛らしい。湊屋の主人一家の謎は深まるばかりですが、下巻も楽しみです。個人的に、おくめさんの考え方が好きで、ほろりとしました。
0255文字
しゅーみ
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宮部みゆきの時代物。同心井筒平四郎シリーズ。登場人物がみんな魅力的。茂七親分も折々に出てくるから、茂七親分シリーズとしても楽しい。続きは下巻に。
0255文字
k-umi(くみ)
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ネタバレ短編連作かと思いきや下巻につづく。登場人物たちがかわいくて楽しい。佐吉はいいやつなのか?もしかして?つづきが楽しみ
0255文字
おとん707
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上下2巻からなる長編。上巻は6章から成るが長編とはいえ最初の5章は独立した短編としても読めるような工夫が。6章目の「長い影」になってようやくミステリーとして下巻に繋がる長編の形に。深川小名木川と大横川が交差するあたりが舞台。私の散歩コースなので土地勘を持って読めるのも嬉しい。話は同心平四郎を中心にした人情味ある事件物だが平四郎ら人物の性格付けがやや平板かなと思う。舞台の鉄瓶長屋の店子達の出奔には大家湊屋総右衛門の隠された思惑がありそうだと平四郎は気が付きつつ下巻へ。人物描写にもこれから深みが出てきそうだ。
0255文字
やくやき
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ネタバレ宮部みゆきの時代物。面白かったー。きたきた→桜ほうさら→ぼんくらと年代的には遡って読んできているので、きたきたで出て来てた「おでこさん」がまだ子供でびっくり。あの渋ーい政五郎親分もまだ「茂七親分の手下」だったり。このシリーズを読んだ後にまたあっちを読み返したら楽しいだろうなあ。 登場人物達みんなややクセありで良いキャラしてるし、続きが楽しみ(なだけに心配も…。みんな大丈夫…?これから可哀想なことにならない?どきどき。佐吉のキャラクター、大好きだから幸せになって欲しいんだけど…!)
0255文字
ごえもん
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だいぶ前に読んでて再読。 忘れてたわぁー! 違う作品で「おでこ」が出て来て、あれ?この人の事知ってるぞ?!と思って読み返しています。 平四郎と弓之助は良いコンビ。 差配さんの佐助は本当に可哀想だわ。 頑張れ!!
0255文字
ナカ
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ストーリーもさることながら長屋暮らしや制度が知れて興味深い。
0255文字
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