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羆嵐 (新潮文庫)

感想・レビュー
2120

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ちゃんまる
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電子書籍版
0255文字
まき
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ネタバレ恐ろしすぎ!警察に頼めばもう大丈夫だと思ったけどみんな熊の迫力にやられて使い物にならず、酒飲みの老いた熊猟師に頼むことになる。熊が襲ってくる様子が眼前に感じられ熊のむせ返るような獣臭さが感じられるほどに緊張した読書体験だった。銀四郎が来てからはトントン拍子(それほどトントン拍子ではなかったかもだけど文脈的に)だったのはよかったね。自分も北海道に住んでいて、よくヒグマ目撃とか見るけど、こんなん読んだら恐ろしくて恐ろしくて、動物園でもビビっちゃうわよ。
0255文字
とろ蔵@2024読書記録
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何もかもが飽和社会の令和の今、息もつかせぬ展開という表現ができる小説に出会えたことに感謝。とても読みやすく、昭和57年発刊とは思えないほど色褪せない恐怖。銀四郎の豹変ぶりや、生活や、言動など、物悲しくなるという言葉以外出てこない。命を天秤に賭けて熊を撃ち殺し、雪解けにまた人間社会の中に紛れて生きていく。想像でものをいいたくないが、少し考えるだけでも枠にハマった人間からどんどん剥離しても仕方ないのではないか。
0255文字
りょう
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大正時代、まだ荒れ野だった北海道を開拓していた時代に起きた日本最大の獣害事件をベースに描いた小説。その事件では、ヒグマに村が襲われ何人も食い殺されたという。その事件をリアリティある筆致で描いており、迫力がすごい。ヒグマだけでなく、北海道の厳しい冬、蝗害による農作物の被害といい、自然と闘う人間の無力さをまざまざと感じさせられる。そうした北海道の自然を開拓し、ヒグマについての知識も伝えてくれた先人たちには頭が上がらない。
0255文字
いきもの
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あんまり面白くなかった。これならwikiの方が面白く読めたな……。不要な描写がすごく多くて、〇〇だと思った→しかし落ち着くと〇〇と思い直した、みたいなそれいる?感のある文章がめちゃくちゃ多い。文章絞ったらこの半分の長さで終わる話だと思う。
アヅマ

初めまして。私も先日読み終えましたが、同じ心理描写が何度も繰り返されてて・・もういいよ、って思いました。

03/24 17:18
いきもの

初めまして。感想同意します。一冊の長さにするために無理やり入れたんじゃないかと思うくらい伸ばし伸ばしにした文章だと思いました。事件自体は恐ろしくも興味深いんですけどね……。

04/02 17:09
0255文字
ふわちゃまる
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開拓地での過酷さがひしひしと伝わる怖さだった。羆だけじゃない、蝗害や豪雪、草の家とかね、人が住むには過酷すぎる場所だ。羆退治に大勢の人が集まったのに、組織を機能させる方が重要ってのはなんともじれったい。いつになっても羆が射止められない状況に区長さんのイライラが募るのもわかる。 後半、孤高の猟師・銀四郎が登場してから一気に物語が面白くなった。アイヌの羆追いの話も『ゴールデンカムイ』が浮かんで興味深かった。
さこぽん

私も「ゴールデンカムイ」を思い出しました。アイヌのひとたちはすごいなぁ。

03/19 17:17
さこぽん

お気に入り登録ありがとうございました。「天官賜福」の花城が好きvvに魅かれました。セバスチャンもにゃんこ先生も好きです。好みが似てる??よろしくお願いします。今月発売の「天官賜福4」も楽しみですね。

03/21 21:32
0255文字
さこぽん
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この羆340kg 2.7mもある!(500kg超えるのもいる!) 風が走るような速さで雪煙を舞い上げ地響きさせながらやってくる。板壁をぶち壊し、骨をも噛み砕く。 そんな羆に挑むのが、老練の羆専門の猟師・銀四郎。殺るか殺られるかの極限状態でありながら、羆とともにあった人生。 人命優先の区長も好人物。やっぱりノンフィクソンは面白い。 ※最初に食べたのが男だったら男を狙うのかな??
mirai.R 

福岡ワンゲル部の事件は、男子グループ食われてましたよ😱

03/15 21:37
さこぽん

それテレビで観たよ~めっちゃ恐ろしかったなぁ。自分のエサへの執着がものすごいね。

03/16 13:36
3件のコメントを全て見る
0255文字
アヅマ
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ネタバレ同じような心理描写の繰り返しで話は遅々として進まず退屈。文章が上手い作家だった印象があったが本作は非常に薄っぺらい。貧農を良心的に官憲を横暴に表現すれば売れると思う浅薄な発想が陳腐極まりない。山奥の寒村まで即日命がけで応援に来た分署長に感謝しろよ村人。
0255文字
mako
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なんて透徹した美しい文章なのだろう。もっとこの文章に触れたい。
0255文字
大嶋
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ネタバレ警察も当てにならず、軍隊は到着まで時間がかかる、今猟銃を確かに扱える者は、気性が荒く人望の無い老猟師のみ。まるで漫画のような展開じゃないかと思いますが、確かに現実にあったんですよね。また、大正という、文明が浸透しきっていない時代と、北海道の未開の自然の脅威と、この二つが動物としての人間を無力にしていますね。そして、やはり没入感がすごいですね。映像より臨場感があると思います。今でも、頭の中で、熊嵐の情景というものが思い浮かびます。非常に面白かったです。
0255文字
至
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札幌の北、天塩山近く苫前村。政府の移民政策に従って貧しい東北地方から移り住んで来た人々。とはいえ、自然を切り開いてギリギリで生活している。『人々は未開の地に村落を形成した。かれらは荒れ地を開いたが、土地は、逞しく張った木の根や石塊でかれの鍬をこばもうとしし、冬の喚起と積雪でその生活をおびやかした。それを当然のこととしてかれらは苦痛に堪え、自然にさからうこともなく生きて来た。しかし、自然はかれらに大きな代償を強いた。先住者である羆を援護する立場に立ち村落の者たちを容赦なく死におとし入れた。それは、村落の者
至

に対して加えられた制裁のようにも思えた。男たちは、自分たちのつつましい努力が自然の前に無力であることを感じた。』 熊は火を怖がるハズという火に対する信頼、銃に対する信頼が崩れていく心理描写が見事。 中でも妊婦が襲われるシーンで、「腹裂かんでくれー」というのはあまりにも生々しい。 最初は葬儀をして死体を供養していた人々が、検視した後に死体を運ぼうとしない。死体を熊の囮として置いておこうとする。 最初に女を食って人の味を覚えた羆は、子供を殺しても食べようとせず女に執着する。女の匂いの付いたものに執着し、温めて

03/06 21:55
至

湯たんぽとして使用していた石をも噛むという変質さを見せる。なかなかに偏食というか、異常である。羆の糞だけで、十分怖い。人肉と消化しきれなかった髪が混じっている。 クマ嵐、熊を仕留めた後に必ず強い風が吹くという。 仕留めた熊に肉を出来るだけ多くの人で食べて、犠牲者を供養する。 羆の偏執さや仕留めるシーンも見事だったが、やはり心理描写が一番好みだった

03/06 22:16
0255文字
chiryuco
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大正時代、北海道の開拓村で起きた「三毛別羆事件」をモデルにした作品。自然の猛威と容赦なく襲ってくる羆を前にした人間の非力さが際立つ。羆の息遣いや人骨を齧る音、血の赤さや死体の臭い、吹き荒ぶ雪の冷たさなど読んでいて否が応でも五感を使わせられ、淡々とした文章に反して強烈な生々しさがあった。
0255文字
だいきち
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三毛別の事件を元に描かれていて、ヘタなミステリーよりよっぽど怖い。寝る前に読んでいたので、夢の中でうなされました。
さこぽん

↑( ´艸`)

03/19 17:15
0255文字
kanu
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綿密に、淡々と事件の始まりから終わりまで書かれていてヒグマの怖さや人々の混乱や恐怖が目に浮かぶようだった。
0255文字
mikoto_oji
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まるでその場にいるような臨場感があり、事件を追体験しているような気になりました。ヒグマは恐ろしい生き物だという知識はありますが、この物語を読むと実感に変わりました。自然の脅威を感じます。
0255文字
ミステリにゃん
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ネタバレ「ともぐい」のレビューで教えてもらった中でも1番気になった作品。オススメして下さり感謝!!いやはや、ヘタなホラーよりよっぽど怖かった〜^^;。羆の恐ろしさを知ってはいるつもりだったのだが、鬼気迫る息苦しいような怖さを味わった。ドキュメンタリーだからこそ余計に恐ろしく、その中での人間模様にも注目してもらいたい。己はまだまだ無知だよなぁとも改めて実感した。読んで良かった。 淡々と書いているようなのだがドキュメンタリーでここまでの筆力にも感服した。人気作家なのも納得である。そして解説もぜひ読んでもらいたい。
石油監査人

ミステリにゃんさん、コメントならびにお気に入り登録ありがとうございます。吉村昭のノンフィクションは面白いですね。本選びの貴重な情報源にさせて頂きますので、今後ともよろしくお願いいたします。

02/18 21:52
ミステリにゃん

石油監査人さん こちらこそ! お気に入り登録ありがとうございます。 よろしくお願いいたします(*´∇`*) 吉村昭さんモチロン名前は知っていましたが、こんなにいい作家さんだったなんて✨ また読んでみたいですね。ノンフィクションで目が進まなくて困って嫌になったことがあるので💧ノンフィクションをこんなに鮮やかに書けるなんて‼️嬉しい驚きでした。 私の読書は100%趣味な上にかなり偏っている🤣と思うのでお役に立てたらいいのですが😅

02/18 23:23
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0255文字
ホレイショヨンビス
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熊怖い
0255文字
いっしー
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日本史上最悪のヒグマによる獣害事件 冬眠しないと言われてるクマによる市街地出没のニュースを目にする昨今、あらためて世界でも指折りの巨大獣による人身被害の恐ろしさが鬼気迫る勢いだった 現代ならまだしも、大正時代の寒村の山奥でどれほどの恐怖が迫ってきたのか、想像に難くない 自然相手に人間の無力感を実に良く現したドキュメンタリーである
0255文字
kuma
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「腹、破らんでくれ」羆に食われながら懇願する臨月の女の叫び声。あ〜、エグい。羆の頭部が大きな岩ほどあったという描写に、腹の底からの恐怖を感じる。
0255文字
カフェオレ
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北海道に引っ越して最初に読んだ本。怖くて夜眠れなくなる!!
0255文字
takehiro
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とにかく羆が恐ろしい話ですが、個人的にはその羆に対峙する猟師の銀四郎に興味が出ました。
0255文字
るーま
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ネタバレ緊張感が途切れない。緩急もない。ずっと最高潮。羆と人間の息遣いだとか臭いだとか、極寒度合いまで、文字から感覚で味わえた。集中して読んだのだけど、決してさらさらと読んだわけでもなくて、なぜか時間がかかっていた。読みながら、知らず知らず息を止めていたのかもしれない。息したらやられたゃうじゃんな、羆に。いや、笑えないやホント。怖い。
0255文字
自己満足の本好き
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これぞ吉村さんという感じの作品。恐怖、熊の息を感じる作品だった。吉村さんなので実際の事故をもとに描かれてあります。自分ごときが感想を書くことに抵抗があったのですが…。銀四郎さんの強さ、寂しさが自分の大好きな『北の国から』に登場する笠松の爺さんと被って…。そんなことを考えながら読み終わったらまさかの解説が倉本聰さん!こりゃ嬉しかったなぁ。
カフェオレ

私も解説で感激してしまいました!

02/10 01:24
自己満足の本好き

カフェオレさん コメントと共感ありがとうございます!嬉しいです☺️倉本聰さんの解説、良かったですよね〜

02/10 12:29
0255文字
ごっち
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ネタバレ「ともぐい」からの「羆嵐」。別物でした。まず、表紙が怖い。史実というのもよけいに怖い。吉村氏の筆の力でしょう。冷静に出来事を追う中で、恐怖、寒さ、臭い、絶望感等がじわじわくる。「区長」をナビに読み手は羆を追っていく。そしてラスト。程よい長さで一気に読める。雪の中をはぁはぁ息をきらして歩いた気分。歩いたことないけど。
hon

リアルですよねえ。羆の息遣いが聴こえてきそうですもんね。聴いたことないけど。でもともぐいも相当怖い話だと思いますよ(笑)。

01/28 20:53
ごっち

人も怖いが羆はもっと怖い。予想のはるか上を来る。怖いんだけど読みたい。バリバリ…バリバリ。あぁ今夜は眠れない。

01/29 01:06
0255文字
megane_de_noppo
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多少の脚色はあろうが、ドキュメンタリーとは思えない迫力の作品だった。まさに事実は小説よりも奇なり、とでも言おうか。 はるか昔の未開の土地で起こった悲劇と言えるのかもしれないが、いま読んでも惹きつけるものがあるのは、内容によるものなのか、著者による筆致の賜物か。 とにもかくにもオススメできる作品。
0255文字
おしょうゆ
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おじいちゃんからのおすすめ。北海道開拓時代の話。人間が自然に食われる話。
0255文字
アイマール
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大正四年十二月九日に北海道の苫前郡苫前村六線沢に羆が現れ、二日間で子供を含む6人を殺害した。 羆を対決する村人、周辺の住民、警察官、そして一人で羆と対峙する嫌われ者の猟師の姿。
0255文字
🐾ドライ🐾
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【漢字一文字で“羆”、なんか特別感ある】人と野生動物の生活圏が交わらなければ発生しない問題なんだけど… 赤ちゃんのときから人に育てられた🐻の動画を見ると賢いし、懐いている姿を見ると大きくてもギリかわいいといえる。でも野生の熊を見ると地獄の門から出てきたんじゃないかというくらい恐ろしい顔をしている。で、パワーもあって凶暴で獰猛で賢いとか無敵すぎる。本来臆病な性格と言われるが、そんなの個体差があるだろう。あんなコワイ顔をした臆病ものなんていません! 今年はこれで読み納め、皆さん良いお年を🙇
0255文字
マッメ
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かの有名な三毛別のヒグマ事件の話。今までネット記事や動画などで内容を知ってはいたものの、ここまで詳細に事件を知ったのは初めてだった。村の人が殺されていくなかで、男たちがヒグマのあとを追うが、その恐怖から勘違いをしたりするさまがその恐ろしさを物語っている。ヒグマがどうやって仕留められたのか、そのあとの人々の暮らしはどうなったかを知れて、この事件の悲惨さを改めて知った。ヒグマや野生動物の恐ろしさを再確認した。
0255文字
ゆー
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★★★☆☆
0255文字
ゆーじ
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東北から入植した人々が自然と立ち向かい灌漑、開墾にご苦労され、今の北海道があるんんだなあ、と改めて感じた次第です。いまでもこのような羆は存在しているはず。
0255文字
夏
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ネタバレ予想の何倍も恐ろしかった、、表紙の絵が怖い。銀四郎と区長。最初に食べた女体の味を覚え、男性を食べないなんてことがあるのか、、倒す場面は静寂でその場面が頭に浮かぶようだった。六線沢のへき地でなんとか暮らしていこうとする人々に大自然の恐怖が襲い掛かる。自然と人の戦いと、自然を科学文明の力で操ろうとする人間の傲慢さ。人を喰う動物がいることを都会に住んでると忘れそうになる。文章で読めて良かった。
0255文字
Sheena
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★★★☆☆ 現実の事件を題材にしたノンフィクション。羆が現れた時の緊張感や恐ろしい事故現場の描写がうまく、臨場感があった。自然に対しての人間の無力さを感じた。
0255文字
ゆいまある
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クマのいない四国からお送りしております。日本史上最悪の熊害事件、6人が死亡した大正4年の三毛別羆事件を題材にした小説。アメリカ人が執拗にサメ映画を作るように日本で書かれ続けるクマ物の名作のひとつ。この辺り海沿いで寒くてニシンは取れるけど風は強いし土地は痩せてるし羆は出るし住みにくそうなんだが今はどうなってるんだろうと調べたら今もあんまり人は住んでいなかった。そしてこの事件の博物館やグッズ販売などを行っていた。大正4年から時が流れてないのか三毛別。よりノンフィクション寄りの慟哭の谷のほうが私は面白かった。
修吉

え?四国ってクマいないの?

11/24 19:02
ゆいまある

いるんだけど絶滅直前。今年の目撃例は4件。

11/25 07:16
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0255文字
taiki
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熊とは戦争であり、熊撃ちは戦争職人。戦場では英雄だが、戦争が終われば厄介者になる。銀四郎はその事実がわかっていたし、嫌っていた。それが故に村人との距離ができたのだろう。あと、素人がいくら集まっても戦争はできないが、立派なプライドだけはある。厄介なのは熊ではなく、自分の無力を土壇場まで認められない人間なのかもしれないと思った。そして勝利の後の宴がなんとも悲しい。人間を食った熊をみんなで供養の意味を込めて食べつつも、本当に食えないのは銀四郎におべっかを使う人間たちだった。熊を通じて人間を描いた作品に思えた。
0255文字
ゆう
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先日ニュースでハンター敗訴、猟友会の羆駆除拒否を耳にし、今一度この現実を知るべきだと思いました。
0255文字
まる
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ヒトvsクマの苛烈な生存競争を描いた1冊。 3分の2は残酷で惨い展開が続き読むのがしんどかったけど、これは実際にあった出来事で今起こってもおかしくないことなんですよね… 熊害だけでなく災害時の人間の行動や感情がひしひし伝わってきます…
0255文字
あずま
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面白かった。緊張感があり、一文一文読ませる本だった。 心情描写に違和感がなくて、リアルだなあーと思った。
0255文字
yuma6287
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100年前の猛威が眼前に。三毛別羆事件をベースに当時の生き残りに取材を重ね小説に仕立てた一冊。六線沢の過酷な自然や熊の猛りっぷり。それらに成す術無く退去する人間の無力さが、作者の文章力で巧みに表現されている。特に山岡が熊を仕留める一挙手一投足は丁寧に描かれており緊迫感を感じた。この面白さを200頁少し超える程度でまとめているのも良いところ。巻末の付録「熊嵐の吹いた沢」は小説が現実ベースの作品であることと、出来事が歴史上本当にあったことを実感する。漢字が稀に難しいくらいで欠点がない。誰にでもお勧めできる。
yuma6287

小説を通して素人料簡だが、どうして昔(高度成長期前まで)は辺境でも人がいたのかという問いに対しても一定の解を持ちました。昔の人々は次世代を繋ぐ必要性があるので多産であるが、生まれた子供全員を養えるほど土地が発展していなかったので、よそに行く必要があり、それを繰り返すうちに辺境に行くのだなと。六線沢の人々がそうでした。 【メモ】山本 兵吉、大川 春義、大川 高義

11/16 17:56
yuma6287

吉村昭は大昔に尾崎放哉の伝記小説を少し読んで、いい印象を持っていなかったが、これは良い方向に印象を変えてくれたので読んでよかった。百田尚樹もTwitter→小説だと評価が変わるのかしら。

11/16 18:03
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0255文字
ぺしみち
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熊、怖いわー。最近各地で出没して、その対策にトンチンカンな批判をする人はこれを一度読んだほうがいい。
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