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思考の整理学 (ちくま文庫)

感想・レビュー
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kata
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「人を動かす」の冒頭の盗人にも言い分があるという話は みんな読むが、最後までちゃんと読み切る人はあまりいない それに相通じるのが、冒頭のグライダーの話 有名本あるあるかも 何度も読み返して理解できる本
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ライブラリ
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何かで紹介されていて読んでみたら目からウロコ 色々頭の中でモヤモヤしていたことが言語化されていて、とても素晴らしい指南書だった これは購入して手元に置いておきたい!と感じたが、書き写すと記憶から消えるという話から考えると、手にすると満足して読み返さないパターンもありうるので、購入はやめた方が良いのかもしれないと迷い中。
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まみぃ。
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ネタバレ勝手に、実践的な内容かと思っていたら、概念的な話が多くて面食らった。学生に大しての論文への心構えとか。自分には縁遠く感じて読み通すのに少し時間がかかってしまったけど、少し古い本ではあるがいまに通ずる考えであり、きっと自分の血肉になる考え方だと思う。メモに書いて積極的忘れる。とにかく書いてみる。褒めてくれる友達をもつ。三上、三多、三中。自分のだけのことわざを作る(思考の体系)。拡散と収斂の2つの思考の種類。創造的であるために人間らしく生きる。グライダーから飛行機になれるように努力しよう。
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GyunGyun
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やや昔の本でありながら、令和の時代においての本質を的確に指摘している著書の先見性は素晴らしいです。 情報の受け取り方や咀嚼の仕方は、名著のファクトフルネスも良いですが、こちらも参考になりました。
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満足した犬
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知識は集めるだけではなく、整理し、消化ないし蒸留しなければ意味がない。これはまさに今、自分が本を読みながら感想をまとめてアウトプットをしている目的にも通じている。 自分の中で“寝かせる”時間を取ることも重要だと学んだ。得た知識を自分のものとしてアウトプットできるか。ただ詰め込んだだけでは、自力飛行のできないグライダー人間になってしまう。本書の考え方を身に付けて、自由に自分の好きなように飛べる飛行機になりたいと強く思った。
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nao
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10年くらい前に買って読んだ際に挫折したものを掘り出したので再読。 得た情報を「寝かせる」など、誰もが経験したことがありそうなことをベースに「どのように新たな着想を得るか」を言語化してくれている。いかに忘却するか(忘却しても構わない状態にするか)の具体的な手段についても言及されていて、スマホなどが普及した現代ではさらに実践しやすくなっていると思う。 終盤は著者が主張したい内容を捉えることはできなかったのでまたいつか再読したい。前半は何かを考えたり整理したりするには役立ちそうなことが多く書かれていたと思う。
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AmaironZ
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再読。  ★1983年出版。この時点でコンピューターが人の仕事を奪うと予想。その通りになっているのは確かな思考に基づいて予想されているからだろう。  ★人の強みは「考える」という点。自分の思考を熟成させるための方法がメモと忘却。ただし、p115「忘れるのは価値観に基づいて忘れる。〜〜 価値観がしっかりしていないと、大切なものを忘れ、つまらないものを覚えていることになる」とある。  「自分なりの価値観」をどのように作り上げるのかは、正解のない課題。
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ねる
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難しそうな印象を持って読んでみたら意外にも読みやすくてわかりやすい。学生時代にこういう本を読んでたらなと思った。勿論社会人が読んでも役に立つと思う。
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冬将軍
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40年近く前の著書なので、コンピューターに対峙する人間の知恵や人間的創造性について"先見の明"的な警鐘があるものの、今やAIの進出に「昔はまだ良かった」と感じる。『平家物語』の例を挙げて繰り返し声に出して語られることで純化するという、声で考えることの大切さはぜひ見習いたい。読書メーターで感想を言葉にする習慣はついたが、あまり声に出すことがないためだ。しかも私のしていることは「と思われる」作業で留まっていたのでもう少し時間をかけて「考える」努力をしたい。脳中の工場の能率を上げるために忘れる力を味方にしよう!
Narumi

わはは!たぶん、しゃべりたい欲みたいなのがあまりないんだと思います(子供の頃からです)。本当にしゃべりたければ、今ならLINEで日本の人ともしゃべれるんですけど。気を付けないと精神的に会話についていけなくなる可能性があるので(今でも、日本の人と話して盛り上がると、あとで頭の中がうわーんとなって疲れるので)、本当になんとかしないといけませんね。

04/06 02:00
冬将軍

Narumiさん程ではありませんが、私も多くの日本語、特に今っぽい(?)会話は疲れます。ゲーム関係の翻訳日本語はどうなんでしょう?言語って不思議ですね。毎日使っていても、使い方いかんで自分の心との距離がひかようにもなる。。。独り言でもいいからもっと喋るように努力してみます *^_^*

04/06 07:06
8件のコメントを全て見る
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茶々丸
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タイトルに釣られて自分の考えを上手くまとめるハウツー本として読むと驚くだろう。 文章を書いたり、何かを研究する人に向けた本であると思われる。 作者がこのような漠然としたタイトルをつけた理由は最後まで読めば理解できるが、普段本を読まない人からすると思ってたのと違う!と感じてしまう。 思考の整理にはこうするのが良いというのが書かれているものの、古くからの格言やことわざを根拠としており、少し納得いかない部分も多い。 大学教授のじいさんから現代の若者へのメッセージと考えるとまだいくらか楽しく読めるだろう。
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不眠症
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「ひとりでは多すぎる。ひとりでは、すべて奪ってしまう」「見つめるナベは煮えない」が私にはささった。
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Wata
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再読。読んで新しいことを学ぶというよりは読みながら共感していく感じですかね。面白いです
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あまぐりこ
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ネタバレ頭の整理術のひとつとして、忘れ上手になってどんどん忘れるというのは面白かった。メモを書いておくのは、安心して忘れるため。忘れられないことが大事なことである。 また、朝飯前の効率的な時間をどう増やすか。その方法として昼寝して 1日2回 朝を迎える、というのも面白かった。 友には褒めてくれる人を選ばなくてはいけない、というのもいい。メモや日記を話し友達にする、という田村セツコ先生の本棚の中で紹介されていた本。
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ゆーま
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1度読んだ本を再読しました。以前読んだものをすっかりと忘れていたことに気付かされ、また再度タメになるなと言う部分が沢山ありました。『グライダー人間』になっている自分がどうすれば『飛行機人間』になれるのか、はたまた強いボルトで止められたグライダーの翼をとることはできないのだろうか。今後の勉強の指針について思考を整理する必要があるなと思いました
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ふ~@豆板醤
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ネタバレ3。昔読んだことあったような。「選択的忘却(自分にとって「意味のあるもの」と「意味のないもの」を区別し、意味のないものを忘れていく)」、ものを考える・考えたことをうまく忘れることが大切。。知的メタボリックになっていないか。
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るる
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忘却を恐れてはいけない。
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なこちゃん
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p158気心がしれていてしかもなるべく縁のうすいことをしている人が集まって現実離れした話をすると触媒作用による発見が期待できる。という箇所が修養会ポイと思った 書くこと考えること話すことについて
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ケンタウロス
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およそ40年前の本とは思えないほど現代に通じる読書法や、情報の精査法の解説から、日本の学校教育やこれから(いままさにその時代)必要になる教育や人材など多岐にわたり言及しているが、どれもそのとおりだなと思うし、この思考の整理学という題名があることで1つの作品として繋がっていて読みやすい。 到底真似できそうにはないけど、自分なりに取り入れてやってみよう。
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まきち
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ネタバレ忘れることが大事! 2種類の読書についてもっと知りたいと思った。この筆者の本をもっとたくさん読みたい
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ぱる
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★★★★★ 「インプットしてもアウトプットする機会がないと、自分の頭に落とし込まれない、思考の1つの材料にならない気がするんだよなあ」ということを漠然と悩んでいたところだったので、なるほど、なるほどの連続だった。本書で知ったのは長年の経験を経た外山流だけれど、「くらげなす、ただよえる」から「我思う、故に我あり」まで昇華させていくような、私流の思考の深め方を見つけていきたいな。
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若井水色
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自発的、能動的に学ぶこと。「考えること」に対する主張が首尾一貫している。思いつきや感想を純化させ、高度に抽象化させねばならない。でないと世の中にあふれた情報の積み重ねでできた現実を物理的現実と混同させてしまう化物になってしまう。純化させるには時間が必要だ。生半可にできるものではない。成熟を焦ってはならない。しかるべき時があるのだ。
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S
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Ⅰ章で問題提起をし、Ⅱ〜Ⅴ章ではまさしく「思考の整理」に関するノウハウと実例を、そしてⅥ章で思考の重要性を説く、といったところだろうか。特にⅥ章は感心する言葉が多かった。ある意味、今流行りの「インフルエンサー」は飛行機人間なのかもしれない。卒業論文に着手する前の学生におすすめしたい本。
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GELC
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知識やアイデアをいかに有用なアウトプットに昇華させるか。この難題を、著者の豊富な経験から、言語によって考察した一冊。抽象化により高次のメタ概念にしていくことを「思考の醸造」という言葉で表しているが、ただ放置しておくだけでは失われるだけだし、一つのことをこねくり回しても面白味が出てこない、この塩梅が難しい。ひとまず記録しておき、専門外も含めた様々な考え方に触れることが必要。具体的な手法としてメモ→ノート→メタノートと書き直す方法が示されており、何度も書き直し、本質に迫る方法は意識して取り入れたい。
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しいたけ
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ネタバレ論文を書かねばならない学生時代にこの本を読んでいたら自分も少しはまともなものが書けただろうか?でも、今この歳になっても、難解な章が多々あったからどうかな笑 筆者はてっきり理系の学者かと思いきや英文科の先生で驚いた。 産業革命やコンピューターの発達に人間の仕事が追われてしまう、という内容は、この本が書かれた時代より遥かに経ってAIの時代の今にも通ずるのは、まるで見てきたようでちょっと恐ろしくさえ感じた。
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ほとんど
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ネタバレこの本のタイトル、『思考の整理学』じゃなくて『忘却学』でいいだろ…ってくらい忘却に関する話が多い。それだけこの国では暗記信仰が強く、忘れてしまうことを恐れる人が多いということなんだろうけど。 でも外山さんは言う。忘却こそ究極の思考の整理だと。 脳は工場であり、単に情報をストックしておく倉庫ではない。脳を倉庫として使ってしまうと、創造的なことを思考する領域がなくなってしまう。だからこそ工場を整理して、思考のためのスペースを作ってあげることが大事。整理とは、忘れること。人間は、(つづく)1/2
ほとんど

(つづき)忘れてもいいと心の奥底で思っている事柄だけを忘れる。逆に大事だと思っていることは忘れない。そして、忘れずに残ったものが、自身の知的個性を形成していく。忘れることから、創造はスタートするのだ。 たしかに脳を倉庫として使うやり方は、気持ちいい。知識を片っ端から脳に詰め込んでいくと、勉強している感があり、満足しやすい。でも、これを読んだからには、もうやめよう。やってる感だけ出して、何になる。暗記信仰を、ぶっこわす。(おわり)2/2

03/11 22:04
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uferseite
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ネタバレ「考える」という行為について考えている本。思考の働きを巧みな比喩やアナロジーを用いて分析することで、新しいアイディアを生み出すための思考法を考察&読者に紹介していた。特に、一次情報の整理方法については学ばされることも多かった。 しかし、この本が書かれた当時はコンピュータが知識の倉庫以上の能力を持っていなかったので飛行機型の人間になれればそれで十分だっただろうが、最近はAIが人間以上の思考能力を持ちつつあるので、今後の社会を生きるためには本書のさらに先を進んだ分析が必要になるだろう。
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じまなか
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これまで自分が無意識に行っていた思考法を再定義したような本でした。 「知識を集めるだけでなく、その集めた知識を純化させ複合させることで生まれる新たな気づきにこそ価値がある。」そこに至るまでの道筋を丁寧に、しかし押し付けがましくなくストレスなく読むことができました。 p.s. 今流行りのMBTI(心理機能というのでしょうか?)で言うならば著者はN型の思考だなと頭の片隅で考えていました…笑
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ショーン
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自分は考える力が弱いと思う。更に言うと、言語化能力が乏しい。なので今回本書を手に取った。外山さんの本は、人間の悩みの真髄について書いているため、とても読みやすい。読んで情報を増やす、それを書きまくる、批判・批評をする。これが考える・思考することかと理解できた。 また、学校で完全にグライダー人間のため、社会人になって苦労するのは当然かとも思えた。ゆっくりでいいから、飛行機型人間になりたい。
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athwe you
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面白かった
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Georgeコイチャン
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ネタバレ日本の教育では学習したことを忘れないようにと頭に知識として蓄えさせ、テストで確認する。 ものごとに興味関心を持ち、思考を巡らせるために頭の中はスッキリさせておくべきで、スッキリさせるためには「忘れること」が大切になってくるとのこと。 この本を読まないとわからなかった感覚であった。
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はるのすいう
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現実世界や読書などを通じて得た情報を整理、抽象化し、アイデアへ昇華するシステムを構築することで、創造的な思考力を身につけることを目指す。 紹介されている整理法を実践するのみならず、それをどう加工し創造的思考にいかしていくかを念頭に置かなければ読んだ意味は無いと感じた。
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じぇにぃ
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大学時代に読んだものを再読。インプットや思いつきはしっかりと溜めておく仕組みを作ること、そして面倒がらずに定期的にまとまったアウトプットをすることの必要性を強く感じた。この作業を繰り返さないと、自信のないもにょもにょしたアウトプットを延々と繰り返すことになる。
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甘木
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あとがきの日付を見ると1983年。40年経ってメモはもっぱらスマホかタブレットに入力するようになった。第二次的現実は読書でもテレビでもなく、ネットの情報が全てという人も決して少なくはないだろう。ネットの情報は、発信者の思考が第一次的現実に根を下ろしている場合はとても有用である。ただ、あまりにも情報が溢れすぎていて、そういった汗の匂いがする思考にたどり着くのが以前より困難になっているように思う。 また、得られる情報も収斂する前の評価の難しいものが多く、注意して思考を組み立てなければならないと改めて感じた。
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Aka
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ネタバレグライダー兼飛行機人間になるには?思考に最適なのは朝。アイデアや素材を、頭の中で時間をかけて発酵させる。寝させる。諸説を適度に参照しながら、新しい調和を考える。異質な考えを結合させる、順序を変えてみる。ものを考えるに当たって、あまり緊張しすぎてはまずい。セレンディピティ=思いがけない偶然からまったく別の新しい発見が導かれること。思考の純化=平面的、量的なまとめ❌️、立体的、質的な統合⭕️。思考の整理=いかにうまく忘れるか。すてる。とにかく書く。しゃべる。声に出す。分野の異なる人と語る。各説6ページで端的。
Aka

考えごとが行き詰まったら、しばらく風を入れる。そして、必ず、できる、よく考えれば、いずれは、きっとうまくいく。そうやって自分に暗示をかけるのである。間違っても、自分はダメなのではないか、いや、ダメなのだ、などと思い込まないことである。

02/18 15:26
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goデロリアンgo
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最初に読んだときはよくわからないと思ったような気がしたけど、2回目はなるほどと思うことも多かった気がする。
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やまぶき
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ネタバレ図書館。タイトル通りの本。難しい言葉を使用せず、淡々と話しているような印象。こういった本を読むと、何年も昔から問題・課題点ってさほど変わらず解決もしないんだなと感じる。学問のすゝめを読んだ時もそんな事を感じた。確かに言われてみればそうかもという話が多い。自分も考え事する時に散歩するので、散歩中にいい考えが浮かぶのは分かる。あと、「思います」という単語をよく使ってしまう。これを機に、もう少し自分の考えを押し進める努力をしたい。
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うさじろう
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タイトルから想像するよりも読みやすい本だった。かなり古い本だが、著者が存命であれば、生成AIの発展が著しい現代に対してどのように考えたのかと思いを馳せてしまう。 三枕でいいアイデアが浮かんでくる、自分とは違う分野の者と気兼ねなく話をすると思考が刺激される等、身に覚えがあり納得感があった。
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Tomoaki Amano
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ネタバレメタ化(高次元化、抽象化)する 要約する。テーマは1文で表現し、その中の名詞が整理の究極 アイデアを記録し、寝させる。主観を抑えて、材料が自然に結び付く 価値のないものは忘れる 情報を集め、書き、吟味する。書いているうちに考えがはっきりする 朝型。馬上・枕上・厠上 拡散(相違点)と収斂(共通点) 自信と謙虚さ。他人の考えにも肯定的な姿勢をとる
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さく
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音読本
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ZAKI★
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友達から借りた本。今から40年以上前に書かれたこともあり部分的に古さを感じるものの、「考える」ことについていつの時代でも共通する大事なことが書かれていた。個人的に印象に残ったのは「時の試練」の章。今や名作と言われる夏目漱石や太宰治と、殆ど忘れ去られた同時期の作家との違い。時間の経過によって出版当初とは違った理由や解釈が生まれ受け入れられたものが読まれ続けるとのこと。総じてタイパを求めがちな我々若者に対して、焦らずじっくりやりなと、色々な視点から先人の教えを受けた感じだった。
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