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つくもがみ貸します (角川文庫 は 37-2)

感想・レビュー
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地に足をつけて生きたい
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尊大な態度で人間とは一線を引こうとする付喪神たちに振り回されながらも、持ちつ持たれつの関係で暮らしている様が微笑ましくて癒されました。 最後まで劇的な展開がある訳では無いですが、江戸町人の義理堅さと少し間抜けな人情模様は、時代小説初心者の私でもすんなり楽しめたので、時代小説の入門書としてもオススメしやすい気がします。 畠中恵先生の代表作『しゃばけ』は今年アニメがするらしいので、そっちも観てみようかな。
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綾
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色々な付喪神が出てくるけど、それぞれ個性的で可愛いし面白かった。出雲屋の2人と付喪神の関係性も、お互い理解し合っていて掛け合いも楽しかった。蘇芳の行方を追っていくストーリーだけど、その背景にそれぞれの人生が折り重なっていて、ほのぼのした物語で終わらず、謎解きや恋愛要素もあって読み応え充分でした。
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papako
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作者の有名シリーズのスピンオフかと思ったら全然違った。この付喪神たちは人とは話さない。損料屋というのは江戸らしい商売なんですね。読んでる途中で、たまたま次の巻を見かけてしまったので完全なネタバレ。問題はないけど、ちょっと残念。佐太郎、また登場するのかしら?
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パンの人
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TVでアニメ化されているのを見て原作を読みたいなぁ…っと思っていた本。TVは何話かをチラ観だったので内容はほぼ白紙だった。おかげで楽しく読めた。 お江戸の庶民が利用するレンタル屋さんのお話(ざっくりだけど)。読んでると落語を聞いているような気分だった。 様々な個性あふれる付喪神さま達が出て来て話す口調も面白かった。 お高くとまってる月夜見のキャラが好き。
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おはぎ
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ネタバレ付喪神たるもの人と喋らない、やりとりはしないと言いつつ、蝙蝠の根付がピンチの時にちゃんと助けを呼びに行ってくれるところが可愛らしいなこの人たち(神たち?)と思いました。最終的にお紅が清次を選んでくれて良かった。どんな時もずっとそばで支えてくれていた事に気がついていたんですね。素敵すぎます。
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MF
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つくもがみ借りたいねぇ。
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もと
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ネタバレ82 再読 畠中作品は面白い、江戸情緒を感じつつ心が和むわ。バーガンディやワインレッドではなく蘇芳色、レンタルショップではなく損料屋。言葉が心地良いですな。清次のこと“燃えない家”“減らない饅頭”みたいな人ってお江が言っていたのが気に入ったわ。減らない饅頭は確かに魅力的だよね。出雲屋にいる付喪神面々の会話も実に愉快。付喪神達は人間と関わらず人とは会話をしないけど何故かいつもお互い理解し合っているのよね。清次の危機に店に飛び込む蝙蝠だなんて粋じゃないですか。八十両の値打ちがある香炉を割った佐太郎はアホだな。
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Junk_Rocky
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なかなか面白かったです!宮部みゆきやあさのあつこを彷彿とさせますね。またシリーズ化されたら楽しそう。
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カントク
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ネタバレお紅と清次が切り盛りする古道具屋で損料屋の出雲屋。そこの百年を越えて「付喪神」となった古道具たちが大活躍。「しやばけ」の妖しとは違って、お紅と清次人間とは直接は話さない。話してもいいのに話さない、それが何か可笑しい。最後は恋の行方もスッキリ。それにしても佐太郎さん、最後は話も聞いてもらえずかわいそう(笑)
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ヨゾ
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利休鼠、裏葉柳、秘色、似せ紫、蘇芳と5つのストーリーから成る。お紅と清次という義理の兄弟が、お紅へ想いを寄せたままいなくなった佐太郎こと蘇芳を付喪神を貸し出すことで探す話。かわいらしい話で面白かった。続編を読もう。
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拡がる読書会@大阪
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古道具は100年の時を経ると付喪神となり意思を持つようになると言われています。 時は江戸。古道具屋兼損料屋「出雲屋」を営む姉弟は付喪神と意思疎通ができます。 損料屋というのは、鍋や釜といった料理道具から畳、布団のような日用品などを貸し出す商売です。 付喪神となった古道具を貸し出すことで色んな事件を解決したり、江戸の人々の悲喜こもごもを描いた小説です。アニメ化もドラマ化もしている人気作品ですね。 https://note.com/sharebookworld/n/ncce9e2d35b38
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ハナクロ
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「しゃばけ」シリーズとはまた違って、楽しめました。 お互い持ちつ持たれつって感じが最後は歩み寄りが感じられたので、次巻の展開がちょっと楽しそうな…気がする。 読みたいシリーズが増えて困る。
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nafko
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ネタバレ文庫にて再読。深川で古道具屋兼損料屋を営むお紅と清次。店の品の中には作られて100年を経て付喪神となったものたちがいた。貸し出した先で見聞きしたことをヒソヒソと話し合う付喪神たち。それが様々な事件を解決することに。蘇芳という香炉に四年も囚われていたお紅の心が、ようやく動き出すのがいい。佐太郎さんは、お紅さんにはちょっと軽薄すぎると思う。振って正解。ただ、最後、完全に眼中になくなってるのがあまりにあからさまで、笑えるような、気の毒なような。
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ばんび
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江戸の深川にある血のつながらない姉弟が営む古道具屋兼損料屋の出雲屋を舞台に、付喪神たちが貸し出された先で仕入れた噂話を元にちょっとした事件を解決していく。付喪神たちと姉弟は直接話さないけれど、お互いをうまく利用?誘導?していて、その関係性がよかった。
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kagetrasama-aoi(葵・橘)
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「つくもかみ貸します」「しゃばけシリーズ」とは違って、ここに登場する付喪神は気位が高く、人とお話しません。その設定がとっても面白かったです。お紅と清次姉弟の微妙な雰囲気や、謎の香炉蘇芳とその名を俳号にしている謎の人物。絡まりあった謎が、段々に解れて行き、最後は大団円!とっても楽しかったです。三部作として完結したのかしら?
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Kohn
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終わり方が良い。すっきりした。
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しょうじ
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著者の既刊本は書店でも図書館でもたくさん並んでいるので余程人気があるのだなと思っていました。読んだのは初めて。面白いですね。舞台は人情話の本場、江戸の本所深川界隈。妖怪のような古道具と若い店の男女が持ちつもたれつしながら難題を解きほぐしてゆく。その時代・場所のウンチクも挟みながらテンポよく話が進んでいきます。話の展開や肝心なところを付喪神らに語らせることで間延びしない仕組みです。そして以外にも最後は恋のお話となるところも広い読者層に受けるでしょう。とてもよくマーケティングできている小説でした。
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まつけん
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「つくもがみ」シリーズ1作目。先に2,3作目を読了済の為、江戸・深川の損料屋出雲屋主人の清次とお紅の若かりし頃の様子やまだよそよそしさのある“付喪神”たちとの交流が新鮮でした。恋愛モノが多いことも新鮮、付喪神たちが意外に恋模様に敏いところも面白く、楽しく読了。
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ハル
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損料屋という仕事を初めて知った。 話を重ねるごとに物語の筋がはっきり見えてくるけれど、当初匂わせた筋から少しずつ逸れていった気がするのはご愛嬌か。 つくもがみ達の会話と意地がかわいらしく面白い作品でした。 ★3
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kyk_chocole
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ネタバレ江戸の町で起こるささやかなミステリーを、つくもがみたちの力を借りて、清次が解決する。こういうジャンルって、なんていうんだっけ。   前半3話は謎解きメインで面白く読めた。その次『似せ紫』も、登場人物たちの解答編といった感じで、まあいいでしょう。しかし最後の『蘇芳』は、、、ミステリーとしては一足飛び。恋愛?が主軸のようなんだけど、うーん。私の興味がない、というより、そんな急に言われても、という感じ。   そして最後に、再び表紙のイラストを見る。月夜見、おまえ、そんなだったのか。
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しょう
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ネタバレシリーズ一作目で、六編の短編集。百年の時を経て妖怪となった道具の数々が貸し出された先から様々なネタや「騒動」を拾ってくる。出雲屋の主人でありながら付喪神は振り回され、「ネタ・騒動」の解決に自分なりに奔走し、一方では姉のお紅には頭が上がらない不憫キャラのようだが、それがどこか微笑ましくていい。なによりそれぞれの付喪神のキャラが魅力的でそこかしこに挟まれる会話も面白くていい。あまり細かいところは気にせず読める作品だった。次作にも期待したい。
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おか
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古道具屋兼損料屋って知らなかった。古道具屋はわかるけど損料屋っていうのは様々な品を幾ばくかで貸すお店。そこには勿論百年を越える古物があり この古物がつくもがみとなる。私が物を捨てられないのは 多分 このつくもがみのせい(笑) えっ?いやいや 百年物ではないです 本当にしょうもない物。子供達が赤ん坊の時に着ていた物とか、書いた絵とか、取手が取れそうな 使い勝手の良い鍋とかetc. で この本の感想は 面白かった〜〜〜❗️です。次 『つくもがみ、遊ぼうよ』に行きます
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Norico
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つくもがみシリーズ、読んだはずが登録してなかったみたい。色んな物を貸し出す損料屋さん。エコだなぁ。江戸時代ってやっぱりすごい。貸し出されたモノが付喪神だったら嬉しいな。ハッピーエンドだけども、佐太郎さんがちょっと情けなくてかわいそう。
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雪音
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★★
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フタタビ
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付喪神たちと出雲屋の二人の距離感が絶妙で、とても良かった。「妖」と「人間」という別々の存在が交わる場所、それが古道具屋兼損料屋の出雲屋なんですね。
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kotaro
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★★★★★★★★★☆ ほんわか
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TOMIKA306
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<家にある本読み尽くす 30> おもしろかった。佐太郎さんは残念だったね。まぁ最初から結果は分かってたけど。
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aof
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付喪神たちの飄々とした会話が癒される。 付喪神になるほど大切にしている品物が家の中にどれくらいあるだろうと見渡してしまう。 江戸の暮らしはなんかいいな。所有しない感じとか、仕事中なのにすぐに違うことを始めてしまったりとか。
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ギイチ
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ネタバレ佐太郎、ざまぁwwww。清次はまだ可愛げがあるけど、蘇芳はなんかずっと気にくわなかったんだよね。だからあのラストはスッとした。
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チャパティ好きおじ
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著者の『しゃばけ』を読んで面白かったので、この本を手にしました。この本も面白かったけど、しゃばけの方が私は好きかな
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じじちょん
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ネタバレ端的に言うと、登場人物の色恋沙汰が物語の主軸となるんだけど、そっちはどうでもよくて、付喪神となった小道具たちと小道具屋の2人との距離感がよかった。お互い関わらないけど謎解きに協力する関係性が楽しかった。
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ゆーす
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ネタバレ古道具を売ったり貸したりする古道具屋兼損料屋の出雲屋が、つくもがみを貸してうわさ話を収集して事件を解決する話。安楽椅子探偵モノ?最後に探し人が見つかるわけですが、なんとものんびりした話でした。
ゆーす

アニメ化してたのか……知らんかった……お紅さんらしき人がいるけど違うと信じたい

03/14 12:05
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とりこ
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アニメより先に知ってはいたんだけど読むのがアニメの後になってしまった。内容が少し違うので楽しめた✨原作のほうがより江戸感があっていいなと思った❤️次も楽しみなシリーズ(*^^*)
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ぱっち
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つくもがみたちのテンポよい会話と、小気味良い性格の姉弟と、ちょっとした謎解きの伏線がきれいに回収されていたこと、満足の一冊でした。
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@みつき
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ネタバレオーディブル。しゃばけシリーズが面白くて聴いているのでこちらも購入。何故か分かりませんがちょっとダメみたい。おこうのキャラが聴いてて嫌なのかな…。最後まで聴きましたがここまでにします。あんなに執着してあんなに拘っていた蘇芳なのに最後がアレ???って感じでちょっとね💦
@みつき

聴いてるので『おこう』がお幸かと想像してたらどうやらお紅の様で。清次も誠次だと思って聴いてた。どうでもいいけど字で印象が変わるなーと。そうね。お紅か。

11/23 17:01
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はるはる
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初 畠中恵 ずっと本屋さんで気になってた「しゃばけ」ではなく これになったのはタイトルかな(笑) つくもがみ達の会話が楽しい お紅さんは 「蘇芳 」に執着してたのに。。そうなる過程が読みたいかも
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よぶ
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お紅と清次が営む出雲屋は古道具屋兼損料屋であり古道具を扱う。手にした御仁らに長年それらは大事にされてきたため『付喪神』になった!そんな道具の付喪神達の会話が面白い♪決して人間とは会話はしないが付喪神同士の会話は楽しいです。私の回りに100年を超すような古道具なんて(^^;)ないです。
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Tanaka9999
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2010(平成22)年発行、角川書店の角川文庫。解説は東雅夫。怪異が出てくる江戸の世話物ということでかなり馴染みのある設定。ということで面白かったんだが、なんかいまいち乗り切れなかった。どこが足りなかったのは分からない。妖を出すなら江戸時代でないマッチしないのは分かるが、付喪神が妙に江戸時代っぽくないように感じた(ような気がする)
Tanaka9999

2007年角川書店の単行本を文庫化

08/27 15:25
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じゅん
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ラストにホッコリしました
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たか
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⭐️⭐️⭐️★★ アンソロジーで初読みして気になり読んでみた。流れ的には面白かったけど清次があまり好きじゃないかな。変な意地を張りすぎるし、素直じゃ無いところは読んでいて気持ち良くないなと感じた。とりあえずシリーズは読破しようと思う
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つくもがみ貸します (角川文庫 は 37-2)評価46感想・レビュー815