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ふたり探偵: 寝台特急「カシオペア」の二重密室 (光文社文庫 く 12-4)

感想・レビュー
41

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しょう
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ネタバレ2010年出版だが、寝台特急が舞台なためどこかレトロ感漂う作品となっている。一方で連続殺人鬼Jの狡猾な罠にかかってしまい意識不明の重体となってしまった刑事のキョウジの声が恋人の友梨の頭の中二聞こえてくるようになるというファンタジックな一面も持っている。被害者も全体的には多く加えて密閉空間なので何となくでも犯人は絞りやすいが、伏線は丁寧に回収されておりその辺り抜かりはない。次作にも期待したい。
0255文字
ねぎまぐろ
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★★
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アイアイ
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ネタバレ知り合いからもらった本の中に入っていて、ミステリー好きなので読んでみました。結構面白かったです。ミステリーですが、恋人の声が聞こえるというファンタジーでもあり、読みやすかったです。伏線も回収されてまとまっていました。続編があるようなので読んでみたいです。
0255文字
koo
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 昭和を思い起こさせるような寝台特急を舞台とした殺人事件ですがアリバイトリックものではなく伏線回収、叙述トリックも仕込んだコンパクトな犯人当てで楽しめました。ふたり探偵がまさかそんな意味だったとは読み始め時点では思いもしませんでしたがその条件下で謎解きを成立させているのは流石ですが登場人物が少な過ぎて犯人当ての興味より犯行動機が読み所なんでしょうか、動機も真新しさはないですが2002年作でインターネットが関わってるのは先見の明を感じますね。ただ主人公が犯行を未然に防ぐ努力を怠った点は大きな減点ですね。
0255文字
サファイア。
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面白かった!
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toshi
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2002年の長編ミステリ。北海道から東京まで走る夜行列車カシオペア号の車内が舞台です。ある連続殺人犯が犯行を続けており、その捜査官の恋人が乗客という設定です。物語の序盤でそのある女性に、怪奇現象のようなものが起こります。それがこのタイトルにも繋がるのですが、読者によってはこの時点で読むのを投げ出してしまうかもしれません。私は最後まで読みましたが、ラストは少しひねりも効いていて少し面白かったです。続編も出ているようです。
0255文字
tama
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ネタバレ意識不明の恋人の意識が、自分の中に入って、ともに犯人を探し出す。ファンタジー要素の強いミステリ。全体にユーモア風味のある文章なのですが、それがイマイチ機能していないというか、「この段取りにこんなに行数いる?」みたいな部分が気になります。設定やキャラの荒唐無稽さとシビアなミステリルール厳守のせめぎ合いに苦労し続けた印象で、そのせいか、必ずひどい目にあって欲しいキャラクター約一名が放ったらかしのまま終わってしまったのが何より残念。
0255文字
すたこ
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★★★★とっても愉快で面白かった。漫画を読んでるようなリズミカルさで一気に読めた。逆転裁判のゲームもコミックスも大好きなんだけど、まさにゲームをしたりコミックスを読んでる感覚。貼りめぐされてる伏線回収もお見事!ファンタジー要素のふたり探偵の設定も面白かった。何が異常で正常か、その答えのない答えがラストでまとまってくる感じも良かった。《これがお前の青、か》キョウジのこのセリフがすごく好き!
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ag0514@だが断る👼
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☆☆☆ 長編ミステリ。どこかで聞いたことのあるような設定。タイトル「ふたり探偵」の意味は、中盤くらいでわかります。シリアルキラーJの正体と犯行動機が最大の謎。動機はともかく寝台特急カシオペアという閉ざされた空間で、犠牲者も増えていくと同時に容疑者もかなり限定されてしまい最終的に2人のうちどちらかという状況に。伏線もキレイに回収されているが、設定含めかなりトリッキーなのでなんともいえない出来映え。個人的には、あまりおすすめできないかな。黒田さんのファン向けですね。
0255文字
らん丸
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★★★☆☆ 犯行動機はよくあるパターンで目新しさはないが、気楽にサクサク読めるのでオススメです。
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coco夏ko10角
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カシオペアに連続殺人鬼が…!?寝台特急が舞台ということで時刻表トリックかな、となかなか読まずにいたけど、時刻表関係なくもっと早く読めばよかった。伏線がちゃんと張ってあって、なんか違和感はちょいちょいあったけど分からないまま解決へ。続編があるみたいなのでそのうち手にしてみたい。
0255文字
geshi
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コンパクトな中に特殊な設定を生かした仕掛けを織り込む本格ミステリ魂はやっぱりくろけんさん好きだなぁと思う。語り手の真里を絶望から混乱そして決意へとどんどん回していくストーリー展開に乗せられるページターナー。ただし説明しなくてはいけない前提や設定が多いせいで、密室状況の検証がちゃんとされず、すぐに謎解きに入ってしまうのはタメが無くてもったいない。犯人のロジック展開を追ってその穴から犯人を特定する二重のロジック構築や伏線ちゃんと張って回収する手際が良く、続編を十分期待できる出来栄えなのになぁ。
0255文字
まじょ。
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再々読かな。クロケン作品で一番好き。バンバン人が死んでいく様がまさに2000年代初頭のミステリという感じ(笑)伏線は丁寧に張られており納得の結末ですが、カシオペアのスピードで読むのがお薦め。個人的にはノベルスの表紙が好き
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ぽへぽへ
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図書館。友梨が寝台特急カシオペアで取材旅行の最中、刑事の婚約者が犯人追跡中に重体をおい、意識だけが彼女の体に入ってきた!追っていたシリアルキラー「J」はこの電車の中にいると!ライトな感じ。このラストだとシリーズは続くのかな?
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ゆうき
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ムック本取材のための北海道旅行からの帰路。彼女たち取材班は、寝台特急カシオペアの車中にいた。一方、彼女の婚約者で刑事は、連続殺人鬼Jを追っていた。が、殺人鬼の罠にはまり、意識不明の重体となってしまう。やがて、頭の中に彼の声が聞こえてきて…。Jはこのカシオペアに乗っているというのだ!ファンタジックな本格推理の傑作。-ファンタジー要素あり。
0255文字
椰
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5年ほど前に購入し、面白かったので再読した本です。ファンタジーと言えばそうなりそうな設定ですが、ライトミステリーとして読んでも面白い1冊です。
0255文字
らん丸
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★★★☆☆犯行動機は最近よくある設定で目新しさは無いが、中々面白くサクサク読めました。
0255文字
シロー
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ネタバレ黒田研二? どっかで聞いた名前なんだけどと思ってたら解説で納得。東野さんの『ちゃれんじ?』に登場したクロケンだったのね。期待して読み始めましたが、これはアンフェアだろ。ヒロインの性格からして、自分の身代わりに無関係な人が殺されるリスクを放置するとは思えない。読んでいて度々思ったのが、これがゲームの設定だったら面白いのにと。小説としては人間の描き方が軽過ぎるように思える。
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barcarola
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前半はファンタジー寄りのサスペンスといった趣だったが、徐々にしっかりとした推理ものに。犯行に若干の不確実さを感じるが、散らされた伏線もしっかりと回収され、満足の1冊であった。
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Toy
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意識を失った刑事の意識だけが、その刑事の婚約者にうつって二人で事件を解決する、というファンタジー要素のミステリ。当然、一人の体に二人の意識が入ることによる仕掛けもあるわけですが。読みやすく、伏線もちゃんと回収されていますよ。
0255文字
ちばっち
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登録するのを忘れていました。読み終わった日は適当です。友梨の正体は最初からそうなんじゃないかなぁ…と思っていたのですがJの正体は予想外でした。耕平が意外と(行動が)男前なのにビックリしました。そして南城腹立つ!続編もあるみたいなのでそちらも読んでみようかな。どうなったか気になるし。
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イーダ
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伏線の張り方や叙述トリックなど、非常にうまく使われていて楽しめました。カシオペアが使われているのも嬉しかったです。
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わっちー
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初読み作家さん。一気に読んでしまった。寝台特急カシオペア車中で起こった密室殺人。車内にシリアルキラーがいるかもしれないという、心臓が縮み上がりそうな心理描写がよかった。死人は出るものの、後味は悪くなかったかな?友梨とキョウジの今後が気になるけど。
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ササキマコト
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「ふたり探偵」ってそういうことか~。時刻表とか使ったトラベルミステリーだと思って敬遠していたのですが、そんなことはありませんでした。むしろ、寝台列車が舞台の必然性はまったくなかったですね。あはは。恐らく本書のメインとして仕込まれていたであろうネタは80ページまで読んだ段階で分かっちゃったのですが、面白かったです。シリーズ化しているようなので、続編も読んでみようと思います。
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saifu
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おかしな描写の正体はそれだったか。やっぱ上手いな。
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hakuas
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嬉しい誤算というか、驚いたことに、 面白かったーーーーっ!! 雰囲気で楽しむわたしにはぴったりの作品。 続編もあるようなので読むつもり。 http://uchinohondana.blog.jp/archives/1005183302.html
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kanamori
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☆☆★
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nojyalin
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そりゃあないだろ
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ane
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初くろけん。東野さんのおかげでたどり着きました。なんとなくマンガチック?!設定としては嫌いじゃないんだけど。
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セロリ
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密室のトリックよりも『このタイトルが一番の謎だったのかぁ~』が読後感。とはいえ、ストーリー自体もとても面白く、冒頭の詩のような文面も後半に解き明かされて安心した。それにしても、友梨とキョウジは、すごく素敵な恋人同士だと思った。
0255文字
left7
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複線の散らし方がうまくて見事に回収されていてとても満足でした。面白かったです。
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惠
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くろけんはあまりお上手じゃないので期待せず読んだのだけれど…面白かったー(笑)。カシオペアに魅かれて手に取ったのだけれど、カシオペアである理由は特にないかも。トラベル色もないし。でもいいのだ、くろけんだもの。ファンタジーって苦手だけれどこの設定はアリ。いろいろアラはあるけれど、まぁ、よかった(笑)。
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よーさん
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★★★
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正位置
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寝台特急列車内での殺人事件を描いているが、列車が舞台というだけでトラベルミステリ色は薄い。「ふたり」の設定は、ほかでもみたことがある感じだが、うまく使われていて会話なども興味ぶかい。随所に散らされた伏線が終盤に向かってつぎつぎと回収されるのが楽しいが、少し散らかりすぎの感もあり、そこは不満。だが続編もあるようなので、そちらも読みたくなった。
0255文字
のーつ
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ダレカガナカニイル…を思い出した
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たんこ
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連続殺人鬼と寝台特急に乗り合わせた。ミステリとしてはそんなに、だったけれどもそれなりに面白かった。
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hazama
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くろけん好きです(告白)。今作は伏線がはっきりしてるわりに表現が曖昧っぽいところもあったが、なかなか古典的で趣味に合った。耕平が惜しかったなー。次作匂わせるようなそうでもないような。シリーズものでないのに登場人物に愛着を持たせるところは◎。
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zazo嶋
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クロケンのトラベルミステリ...ではないw。その体裁をとってはいるものの電車内における「孤島の密室」という状況を利用。なんか妙に縛りのある作品で結構粗さや後付け設定も多くミステリとしての評価は正直...ビミョーかしら。ただ、そこらのトラベルミステリとは一線を画するようなクロケンらしさを出そうとしてる意欲は充分。恋人同士が身体と意識が一人にリンクして一人が「ふたり探偵」として謎を解く。その真相、動機...そして犯人、さらには主人公「友梨」に秘められた謎...。相当な推理と過程に強引さはあるがファンタジー・ミ
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店長
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うーん。。
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タカシ
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ふたりが1人になって事件を解決する点は新しい感じでした。ただ、2人になった理由が明かされ続く感じで驚きました。
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ふたり探偵: 寝台特急「カシオペア」の二重密室 (光文社文庫 く 12-4)評価94感想・レビュー41