形式:ライトノベル
出版社:SBクリエイティブ
→理事長の妹で、3人目のヒロインとして登場。ちょっと腹黒い所もあるけど、なかなか可愛らしい存在じゃないw漆原家という檻に囚われ,兄に逆らえなかった静乃だったけど、前世同様,諸葉が豪快にもその檻を破壊し、静乃を自由に。逃げ出す際にはあのクールな静乃も感情を爆発させて、静乃の本心がようやく見れたね。サツキもエドワードのお付きのAJ相手に静乃を守り抜いてて頑張ってたね。次巻は水着回。どうなるやらw
禁呪はまさに「世界破壊」なんですね。英雄たる者、環境を守るため、異空間の中で戦うべきですねw静乃は囚われの傀儡姫的な立場でしたが、前世に続いて諸葉が解放、けどそれは同時に静乃が諸葉に永遠に随伴する証でもあって。前世の二人が大人の男女っぽいので、現世との重ね合わせに味がありますね。設定の魅力です。奴隷から妻へ。サツキは妹姫から恋人へ。対照的なキャラ配置も効果的。今巻はマヤの超天使かつちょっと腹黒な愛らしさも大炸裂。けど彼女も実は運命の犠牲者。静乃共々、自身の辛い境遇を笑いに変えるのは文字通りブラックです。→
→本作、会話がテンポよくてユーモラスなので、展開の起伏とは別に、どこ読んでても基本楽しいのが魅力ですね。戦闘ではやはり詠唱の盛り上がりが好き。何と言ってもそれ自体が言葉なのが文字媒体にとっては大きいですね。諸葉の禁呪そのものは既に世界最強水準みたいですけど、これから更に増えますよね。世界の力の均衡などに及ぼす影響が楽しみです。異端者は今回お休みでしたが、人為的に投入可能なのが前巻で分かってますし、白騎士機関にも裏がありそうですね。前巻で田中が内通してた相手はエドワードかと思ってたけど、何となく違う気も…。
S級のエドワードさんがあんだけフリーダムなんで、S級になっても不便なさそうじゃん、とあんまりモロハ君が自分が損を引き受けてでもシズノさんを助けに来た感は薄かったなーと、思ったり。
戦場が分散することで俺TUEEEが発揮しにくい状況になるっていうの地味に上手いなあと思いました。まあ、その後の描写の配分が雑だったので台無し感ありますけど
あと僕カミー先輩大好き
傷跡の治療(ヒーリング・ザ・スカーズ)に何かワロタw
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