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あの日、僕は旅に出た

感想・レビュー
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tecchan
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バックパッカ-の教祖と言われ、雑誌「旅行人」創刊者である著者から、自身の30年間にわたる旅と雑誌編集・制作を振り返る。今では考えられないような旅には、驚かされるが、逆に、コロナ禍や就職難などの中、世界に旅立てない現代の若者の悲しさも浮き彫りになる。
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60代でも思春期
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霧島温泉の旅行人山荘の書棚で手に取り読んだ。江崎との旅行で偶然見つけた素晴らしい温泉宿は著者の実家だった。バックパッカーの教祖の著者が創刊した旅行雑誌、旅行人。その経営を担った兄が再建した故郷のホテルの名前が旅行人山荘。いろんな偶然が重なり繋がったことがとても面白い。
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OfuOfu2612
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海外旅行に夢中になっていたあの頃を思い出した。世代はすこし違うが、同時代を同じようなことをして生きてきた。あの頃はまだ著者の熱心な読者ではなかったけれども、それでもあの空気感は思い出せた。出版業界とは縁はないが、若者が社会に出てああでもないこうでもないと悩みながら、なんとか生活を維持し暮らしていく熱量と匂いが、立ち上ってくるようだった。今でもたまに夢想する。まだ行っていない場所がたくさんあると。
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yamaoka shiro
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蔵前さんの自伝 好きなことで生きる事はこんなにも大変なのかと思う一方、文章からは後悔のようなものは感じられなかった。 編集者となってからの彼が紹介してくれる旅行記もとても楽しそうに紹介してくれていて、この本から読んでみたい本が一気に増えた。 久し振りにとても楽しくよめた一冊
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Toshi
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営利を目的にせずにこれだけやれるのかと驚かされる内容だった。ただ単に旅を愛す著者とそれに共感する読者の距離は非常に近い。旅人目線で旅人に寄り添い続けた結果なのだろうと思えた。
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放浪読者
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旅行人社社長”蔵前”さんの半生記。旅行人を購読していたが、その裏では様々な喜怒悲哀があった。とても面白く、読みやすい内容で、自らの人生も、同じように思い返してしまった。ある意味、自分の人生も蔵前さんと関わっているんだなと。しみじみ。
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s
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再読。著者の本を本格的に読むようになったのは、就職して長期の旅ができなくなってからだが、この本を初めて読んだ時、自分の思いがそのまま書かれていると強く共感した。「この世界をリアリティを持って感じられることが、僕にとって切実な欲求だった。(中略)一歩、外へ足を踏み出すと、僕の知らない世界が果てしなく広がっている。それを見ずして、どうやって人生を過ごせというのか。有名になどならなくてもけっこう。世界を見たい。リアルに感じたい。それだけが僕の願いだった。そして、旅は無限におもしろく、どこまでも自由だった」
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PORTA  P51
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紀行文作家の自伝的半生記 / 著者の過去作に触れてから締め括りとして読むと良いかと
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Nyokki
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夢中になって読んでしまいました。 次はゴーゴーインドを読んでみよう
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ジュースの素
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旅行人の本はほとんど読んで来た。蔵前氏の旅の場所への突っ込み方が非常に楽しかった。この本はどんな経緯で旅に関わり、旅行人と言う会社を立ち上げて来たか、彼のクロニクルだ。大変だったんだなぁ~。会社や出版のイロハも知らない彼の唯一の幸運は実兄のビジネス力だった。旅行人に関わった執筆者たちは今でこそ有名な人だが 当時はディープな旅人だった。中でも地図オタクの富永さんの仕事ぶりは驚愕で、彼の為にチベット本が分厚くなったそうだ。蔵前氏の最終刊の本は私も無論買った。付録のカレンダーも保存中。
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あぎる
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旅の体験談が書かれた本はたくさんあるが、旅人による出版社経営の体験が書かれた本は珍しいだろう。そこにこの本の価値がある。
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Aya
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インド。興味は多大にあるのにそこまでディープな所へはいく勇気がない。でも世界中のディープな所を旅をしてるような気分にさせてもらえて、更には出版社のリアルな話も知れて、満喫。次はゴーゴーアジア、読もうかな。
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空隼
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すべての始まりがインドから
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サボテンA
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懐かしい時代の空気。地球の歩き方がバイブルだった。まだまだだったな、と思いつつ、妙に旅に出たくなる。あのワクワクした気持ち、情報が多すぎる今こそ、自分の目で見て感じて見たい。
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八百屋さん
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旅行人という雑誌知らなかった。僕たちが 学生の頃、旅行って国内国鉄の周遊券を持って、ユースホテルを泊まり歩くのが多かった。横浜から船でナホトカ周りでヨーロッパ、とかの人もいた。卒業する頃から、アジアの放浪する人が増えて、インド病ならぬ、アジア病にかかる若者、学生が、僕たちの周りにも見られるようになってきた。蔵前さんが世の中に出てくるのが、私が、いわゆる社会人になってかっらなんだね。おもしろい本だった。
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むめも
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にわかバックパッカーだった私。どこにでも行く勇気はないけど辺境の地の旅本は大好き!と思っていたのに、この方の存在も数ある著書もガイドブックも雑誌も知らなかった。ショックです。全然調べてなかったわ。 読んで旅すればもっとインドを楽しめたかも。 今はどんな途上国へ行ってもスマホがあるからね。 わざわざ現地の人に話しかけなくてもネットで検索できるしね、、旅のスタイル本当に激変したよなー、と昔の不便な旅を懐かしく感じながら読みました。
むめも

ですよねですよねー!かつての旅のドキドキ感はかなりなくなっちゃったなーって思います。あと、途上国では写真を撮る側から撮られる側に(^_^;)

10/21 00:33
Koning

あるある(笑)

10/21 21:15
3件のコメントを全て見る
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tanahide_en
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旅行人のファンだったので面白かった。特にチベットガイドブックの経緯など。あの本は画期的。
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なにょう
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終わり良ければすべて良し。始めるのは簡単だが、続けること、けりをつけることは難しいことなんじゃなかろうか。「旅行人」が今は休刊となってしまったことは惜しい。でも、最後まで、蔵前さんがやりたいことをやり続けたっていうことは凄いことだと思う。★「就職してまともな人生を歩め」p166という価値観がある。それもそうかもしれないけど、著者は旅をすることでリアルに世界を感じたがっている。それを徹底してやってきたから凄い。★凄い、凄い言っても、家族だったら大変かもしれない。奥さんこそ凄い。
さすらいのアリクイ

この前文庫版で出たこの本読みました。奥様も旅人で、似た者同士出会えて良かったな〜と読んでて思いました。

07/30 07:27
なにょう

ほんと、奥さんが理解ある方ですヨ。お兄さんも上京して、出版社手伝って。恵まれた方ですね。

07/30 07:31
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itosan04
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「旅行人」はずっと以前から、海外旅行ファンから非常に注目されていた雑誌だった。その編集長で本人も旅行作家の蔵前さんの回顧録。たとえばチベットとかバングラの旅行人ガイドを読めば、執筆陣の力の入れ方マニアぶりの超凄さがわかるけど、この本では簡単にふれてる程度。実際は書かれてある苦労話より更に現場が凄かったと想像できる。日本の海外旅行史を考える意味において本書は重要な記念碑的作品だと思う。
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こめんぶくぶく
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「自分はその国のこと、土地のことをなにも知らないというのが最大の理由」とさらりと言ってすんなり動いてしまう蔵前さんは文字通り「風のひと」。毎日本ばかり読んで頭でっかちになっている私には憧れの対象。肩に力を入れず、ちょっとそこまで、感覚で地球をフィールドとしている姿はまぶしすぎる。読書は「二次体験」と私は常日頃偉ぶっているが、やっぱり「体験」そのものは人生を豊かにするんだよね~素敵だ!とつぶやいてしまった。久しぶりに旅に出たい。
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ひまわり
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★★★★☆恥ずかしながら蔵前さんは本書で初めて知りました。その蔵前さんの自伝的回顧録。文章のうまさもさることながら、蔵前さんのパワフルさ、好奇心旺盛さ、まっすぐな人柄が随所で垣間見れて、とても魅力的な人だなぁと思いました。「自分がおもしろそうだなと思ったことにただ一歩を踏み出す。うまくいくときもあればいかないときもある。それだけのことだ」
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MORITA
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見開きの出入国スタンプでワクワク。細かい内容はゴーゴーインドなどの書籍に譲るとして、蔵前さんの半生が辿れて面白い。カトウ君が「インドにでも行ってみたら?」と誘わなかったら全然違う人生だったんだろうなぁ。
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SU
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蔵前さんの自伝。スラスラ読める。
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あ
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自伝ですかね。スペイン南端アルヘシラスからビザなしでモロッコに船で行く。バンコクで航空券を安く買いたい。立派な旅行ガイドや旅行雑誌を作ってきた方なんですね。バックパッカーパラダイス、ゴーゴーアジア、ホテルアジアの眠れない夜、沈没日記、旅のグ。旅行人、旅行人ノート チベット、東南アジアの日常茶飯、バンコクの好奇心、セルフビルド
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Hiroki  Tazawa
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ネタバレ「インドに行ってみたら」その一言が彼の人生を大きく変えてしまった。彼は「インド病」にかかってしまい、病気を治すため、再び旅へ出る。その旅の中で、興味のなかった旅行が実は好きだった事に気付かされる。そして世界を旅しながら本を書くようになり、旅行作家と呼ばれるようにまでなった。自分の好きなこと好きなようにやる。本を読み終わった後は自分も旅に出たくなるような1冊です!
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ヨコイチ
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蔵前仁一さんの回想録。学生時代にゴーゴーインドに衝撃を受けた人間なのでとても面白かった。気ままな旅と出版社経営は両立出来ないもんですな。ガイドブック作成がこんなに大変だとは。旅行人が無くなっても著者のマイペースな新作に期待します。
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吉田よしこ
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★★★★☆
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Koto
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バックパッカーの教祖だなんて、なんだかその異名で偉大すぎる。てっきり旅行記だと思ったから著者自身のことばかりで厚さもあって途中投げだしそうになった。自伝ぽいのはちょっと苦手…。「旅行人」という雑誌、そういえば最近見かけないなと思ったら休刊したんですね。これを読んで興味が湧いたのに惜しい。独立し取材から編集、発送までを少人数で手掛けてきた。大手ではなく零細企業、それだけに苦労は多かったようだけど、ただ自分の好きなこと、やりたいことをやってきたというその生き方が羨ましく感じたのはきっと私だけじゃないだろう。
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のうみそしる
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これまでの著者の作品からして、今回もディープな世界各地の話かと思いきや、当てが外れて本作は彼の伝記とでも言うべきもの。読み始めて気付いて少しがっかりした。順調なイラストレーター生活送っている自慢話かよと投げそうになったが、進めていくと、旅だけでなく彼の生き方、考え方そのものに興味が湧いて、ズンズン引き込まれていった。たとえば業界の事なども誰にでもわかるように簡単に説明できる能力がすばらしい。そりゃあみんなついていくわ。
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yyrn
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高度経済成長社会の上げ潮のムードの中で日本人全体が躁状態になっていた時代。行ったことのないところに行ってみたいという連中がそこかしこにいた70年代、80年代の話が懐かしい。確かに、そういう時代がありましたな。でも、チベットやアフリカなどについては今もよく知られていないのは、少し前までの世界における日本と同じではないかと思った。フジヤマ、ゲイシャ、ハラキリ程度しか知られていなかった日本が世界に知られるようになったのは日本が世界に出て行ったからだと思う。それらの国々にも自ら行動を起こすことを期待したい。
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readtuktuk
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旅行作家・蔵前仁一さんの初めての旅から作家デビュー、「旅行人」発刊、終刊まで約30年の足跡を綴った本。読者だったこともあり、一気読み。最後、つんと胸があつくなった。
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手ぬぐいゲッター
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この本を読んで、人に歴史ありという言葉を思い浮かべました。蔵前さんの本を読んで海外に行きたくなり初めて海外旅行をしましたが、あれから10年以上経っても相変わらず蔵前さんの本は面白い。旅行人は休刊しても旅の本は書いていってほしいなと思います。
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かんな
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TVの旅番組が更に軽薄に感じられます(。-ω-)
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akanishi
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蔵前+幻冬舎の組合せはナイス。 旅行人が雑誌媒体として活躍できたのは海外には行けるようになったがインターネットがまだ普及していない時代のことなのかもしれないですね。
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tm
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蔵前仁一は自分のために書いているんだろうけれど、私にとってもとても面白い。ここにも蔵前仁一が書かれてて、面白かった。
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run
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面白い。旅行部分も面白かったけど、出版部分も興味深くて、サクサク読めた。
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xai2480(さい)
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大学卒業後に休暇で行った初めてのインドで「インド病」に罹り、アジアに長い旅に出るようになったところから、「旅行人」を休刊した現在まで。意図せずしてバックパッカーとなり、いつの間にか雑誌「旅行人」を創刊することとなり、数々の旅行作家を世に出し、マニアックなガイドを出版し…と、時代に流されるように、好きな事を仕事にしながら生きてきた著者の半生(30年余り)を淡々と振り返る。世界は多様である。これを読んで、また初期のエッセイ等も読んでみたくなったし、これからの旅の本も楽しみにしたい。
スズメ

この手の本、好きです(=^ェ^=)お持ち帰りさせて頂きまーす( ̄^ ̄)ゞ

05/13 18:04
xai2480(さい)

ぜひぜひ。雑誌「旅行人」の創刊から休刊までの様子が分かって面白かったですよー。

05/13 22:37
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hiratax
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「旅行人」編集長で、パックパッカーものライターの元祖みたいな人の回想録である。大学を出て流されるまま出版業界に入り込む。やたらと仕事は忙しい、といった青春録は読ませるんだが、後ろの方は小出版社の経営サバイバル話である。石井光太とのすれ違いなど興味深い。
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メガロパ
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雑誌『旅行人』休刊の経緯がよくわかった(何度か投稿していた)。グレゴリ青山、さいとう夫婦登場の下りも興味深かった
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Daisuke Kato
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旅行人って雑誌について聞いたことはあったけど、とりあえずもうなくなっちゃった雑誌としか思ってなかった。売れなくなっちゃったんだろうなと勝手に思ってた。でもこの本読んでどんな背景があったのかよくわかったし、今まで読んだことなかった蔵前さんの本とか旅行人の雑誌とか読んでみたいなって素直に思った。蔵前さんみたいに生きたいとは思わないけど、単純に憧れる。
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