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四国八十八カ所 カラー版: わたしの遍路旅 (岩波新書 新赤版 1151)

感想・レビュー
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ikedama99
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職場の図書館で見つけた・・と思ったら、自宅の本棚にもあった。最初に読んだのはいつだろう?・・というくらい、記憶になかった。ひょっとしたら買ったままだったか? 写真とともにある文章は短いが、時には平和の思いがほとばしる感じだ。ベトナム・カンボジアで斃れたジャーナリストの方々についての話は重い。命あってのすべてのこと、その重さは感じた。巡礼についてはあっさりめ。宿泊先の話は参考になるかも。この方のほかの本にもふれてみたい。
0255文字
Cica
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図書館本 図書館で一気に読了 ★★★★☆
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つちのこ
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四国歩き遍路の参考資料として読んだ。著者が日本縦断徒歩の旅の後にチャレンジしたのが四国遍路。しかし、心筋梗塞というアクシデントで旅は中断し、リハビリのすえ、結願を果たす。寺を巡る目的は亡くなった家族や戦場に消えた仲間たちの慰霊である。仏心もなく、純粋に歩き旅を楽しみたい私には、お遍路は大いなるスタンプラリーという先入観でしかなかった。自らの命と向き合い、1200㎞を歩き続ける日々のなかで、間違いなく何かを感じ取ることができる…本書に綴られた著者の思いが胸に刺さった。
0255文字
n-shun1
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戦場カメラマン?の石川文洋氏のお遍路記録。ベトナム戦争等の取材仲間の慰霊の旅。ところどころで取材仲間の活動と死亡(行方不明)の情報が挟まれるが,基本は旅日記。黙々と歩くと自己との対話が行われやすい。また,お遍路は距離が長いので自然の変化(短期長期)や海山里の風景の変化などが生じ,より自分の意識化,自分と自然の対比,生きていることの不思議(生と死の一体感)などを考えやすいのだろう。ただ歩くだけだと目的を見失うので寺を回る仕組みを入れ,接待による功徳という沿道の人も巻き込む仕組みを入れたのは慧眼。
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Junko Yamamoto
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お遍路の情報よりも、、、ベトナムで多くの日本人ジャーナリストがなくなっていたことを知り驚く。
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Satoshi
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報道カメラマンによる四国八十八ヵ所巡礼の紀行文。写真が美しいうえ、お遍路や地域住民との交流がいきいきと描かれている。いつかは四国八十八ヵ所を結願したい。
0255文字
設定温度
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四国八十八ヶ所を旅した記録を綴った随筆。遍路をする中で、地元の人々とのあたたかい触れ合いが随所に描かれており、心が安らいだ。老年になってもなお、遍路というチャレンジに挑む姿は、読者に何か新しいことをやろうという活力を与えてくれた。
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零水亭
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お遍路、行きたいですね。
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KBOSN
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四国遍路の話に加えて、筆者のベトナム・カンボジア戦争取材の回顧が織り交ぜており、読みにくい。編集者がしっかりと交通整理しないと。
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どさんこ
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この年齢で歩き遍路を達成するということは、簡単じゃあなかっただろう。しかも心臓を患っているにも関わらず。彼の精神力に感服する。自分もいつかはお遍路をしてみたいと思い、遍路関係の本を数々漁っているが、体力が落ちてしまわないうちに実現させたいものだ。
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よし
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親が四国遍路を結願できずに他界したため、いつかは挑戦しようと思い手にとりました。石川文洋さんは報道カメラマンというより、戦場カメラマンと呼んだ方が一般的かもしれません。中でもベトナム戦争に従軍し戦場取材を行っておられます。石川さんがベトナム、カンボジアで亡くなったカメラマンやジャーナリストを慰霊するため、四国八十八か所慰霊の巡礼に出る。カメラを携えての巡礼はきつかったに違いない。さらに心臓の病気で巡礼もピンチとなるがリハビリ後に再挑戦。ついに結願する。元気をもらい、先ではない参考本として面白かったです。
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星辺気楽
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報道カメラマンだった筆者のコラム欄が興味深かった。
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hos
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ベトナムで日本人ジャーナリストは15人も亡くなったんだ。
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貧家ピー
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戦場カメラマンの著者が、ベトナム・カンボジアで亡くなったカメラマンの鎮魂の旅。自分が戦場や心筋梗塞を患っても死ななかったことは運が良かった、生き残ったために結婚し、息子に恵まれ、人との出会いもあった。生きていることへの感謝の念がひしひしと伝わってくる本だった。
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武隈
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以前、筆者の日本縦断の歩き旅を読みましたが、写真が綺麗でしたので、また石川さんのこの本を見かけ読み始めました。この本は、元戦場カメラマンとしての筆者の鎮魂の遍路旅の記録です。ベトナム戦争で亡くなった報道記者仲間の冥福を祈る旅です。澤田教一など有名なカメラマンや知らなかった記者の思い出のコラムが心に残りました。
0255文字
ntym
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綺麗な写真と、著者の穏やかな気持が伝わってくる本。「生」についてのんびりと触れられる本でもある。
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kaz
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★★★★★  著者が四国八十八カ所を巡るテーマは“命”。ベトナムやカンボジアで亡くなったジャーナリスト達、そして自らの心筋梗塞・・・。「生きている」ということの価値を再認識させてくれる。また、気持ちのこもった写真と飾りのない文章が、著者の思いをストレートに伝えてくれる。
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曲月斎
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2008年刊行の1冊。縁あって思い出したので、読んだ本に追加。かつてベトナム戦争の取材に赴いた筆者が彼の地で思い半ばで逝った仕事仲間のことを思い返しながらの遍路記。「私の遍路旅」と言う副題の通り。元々遍路には追善とか、追悼とかいう思いが滲んでいたものだが、本書はそんな歴史を改めて示してくれるような1冊。昭和30年代に岩波写真文庫「四国遍路」に写り込んでいるような。旅の途次、心臓の病を発症して克服したり、歩き遍路ならではの思いが浮かんだり。長い旅路で消えていった仲間のことを思うのはこの旅ならではだと思う。
曲月斎

文章の合間合間に、戦場カメラマンらの点鬼簿が挟まる。この簡潔な回想が筆者の思いを巡らす姿に重なる。紙一重の差だった生死の境目、あるいは功名心、あるいは正義感。「四国は死国だ」というと何か映画の題名のようだが、札所と札所の間の時間、考えることはもっぱらここまで歩いてきた人生の道程だ。そしてこの先のことだ。もっとも自分の場合はバイクで廻ったのでこけないように、道に迷わないようにと、必死だったとも言えるが。

09/13 09:39
曲月斎

四国遍路というと、札所がその中心にあるようだが、実はその道中こそ値打ちなのだということを改めて思い出させてくれる1冊だ。写真はもちろん美しいし、自分がどこかで見た景色に相違ない。「何も考えない時間」ふと考える時間。もう一度、四国を回ってみたくなった。不思議とこの本でも、阿波、土佐ときて、伊予に入ると一気にペースが進むような気がする。走っていた時間の流れに似ていた。そういえば、お世話になった旅館が文中に何軒か出てきた。宿の方々はお元気だろうか。

09/13 09:41
4件のコメントを全て見る
0255文字
たまゆら
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お遍路
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