読書メーター KADOKAWA Group

オスマン帝国六〇〇年史 三大陸に君臨したイスラムの守護者 (ビジュアル選書)

感想・レビュー
20

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
まー
新着
全スルタン36人を肖像画を交えて紹介 各年代の出来事を図解入りで説明 非常に分かりやすく本書を手元に別のオスマン帝国史を読むと更に理解できるかも
0255文字
アディル
新着
古いことは古いけど絶版はもったいない気もするなぁ
0255文字
sovereigncountr
新着
オスマン帝国史を君主中心に叙述している。学説がやや古いように感じた。さらに、古典的国制が変容していく中期の政治を君主中心で叙述することはやはり難しいと思った。
0255文字
スプリント
新着
オスマン帝国史です。強大な帝国がどのようにして欧州の列強の餌食となりはてたのか。 メジャーな皇帝だけでなく全皇帝について解説がされています。
0255文字
正坊
新着
図書館本。オスマン帝国の歴史が各皇帝ごとにまとめられており、スレイマン1世に最も多くのページを割り当てている。非イスラム教徒も重用したとか、宗教的には意外と寛大だったようだ。しかし、皇帝に即位すると弟たちを皆殺しにしたとか、直系男子はカフェス(鳥籠)に実質的に幽閉して、皇帝にならないと外へ出られなかったとか、残酷な面もある。勇猛で知られるイェニチェリも、後期では両刃の剣だったようだ。図版も多く読みやすい。地図もあるが、本文中の地名がなかなか探せなかったりしたので、もっと多いとよかったように思う。
0255文字
とんび
新着
長い歴史の中でむちゃむちゃ上手く回ってる時もあるが、よく国として成り立ってるなという時も結構長くあり、タイミングや周辺事情で偶然600年永らえただけという面も見える。 日本が今独立した国の格好しているのも偶然だよなぁ。 勢いある時代を描いたドラマ「オスマン帝国外伝」観たくなる。
0255文字
金監禾重
新着
モンゴルの時代に生まれ、ティムールに粉砕され、ローマ帝国に引導を渡し、ヨーロッパ世界を圧倒したが近代化についていけず、世界大戦の時代に息を引き取った、劇的な国。内実も興味深い。創建神話に語られるのは信仰で結束した聖なる軍。推測される実態は宗教を問わず有力勢力が結集しての台頭。オスマン帝国の異教への寛容さは、明らかに後者のイメージだ。スルタンが跡継ぎを奴隷に産ませることが多く、スルタン自身がトルコ純血と程遠かったことも影響したかもしれない。
金監禾重

系図を見ると前半は一直線の父子相続、後半は複雑に分岐した兄弟相続とみごとに変化。前半の相続争いを警戒して弟たちを皆殺しにするのも恐ろしいが、スルタンの予備(弟など)を「カフェス」にとじこめて養っておくシステム、その予備がスルタンになったときに精神を病んでいた例の多さは、クローン培養施設のようなうそ寒さを感じる。

03/22 15:14
0255文字
みみ
新着
オスマン帝国外伝というトルコのドラマにハマったので読んでみました。ドラマのネタバレになりましたが(笑)とても興味深かったです。自分の地位を守るために怖いことが書かれていましたが、日本でもあったかもしれません。
0255文字
カズザク
新着
東洋と西洋、イスラム教とキリスト教…東西の文化・文明・人種が交錯するトルコ、スペインに、若い頃から興味を持っていた。帝位継承による争い、混乱、国力低下を防ぐために、皇帝以外の男兄弟を殺す…残酷な話だが、ヨーロッパを震撼させたオスマン帝国の強さ、強力且つ個性的なリーダー(スルタン)が生まれた理由が理解できた。兄弟殺しを止めた代わりに男兄弟を幽閉…肉体的な残酷さは薄れたが、外界との遮断による精神的な破綻…精神的な残酷さを感じた。世間知らずのリーダーシップ不足のスルタンの誕生…結果、国力が低下…皮肉過ぎる。
0255文字
えそら
新着
オスマン帝国に関する本を何冊か読んだが、沢山の絵画や写真もあり、まとめに最適な本だった。簡潔な文章で、他の本で読んだが込み入り過ぎてよく分からなくなっていた事柄もスッキリ理解できた。ヴィジュアルが多くとっつき易そうに見えるが、要約し過ぎている箇所もあるため、予備知識が無いと辛いかもしれないと感じる。全ての歴代のスルタンを紹介しており、年表の事柄とスルタンが一目瞭然なのが有難い。図書で借りたが、手元に欲しい。
0255文字
ももそ
新着
ドラマ「オスマン帝国外伝」が、もっと楽しめるように。ドラマの中のスレイマンもなかなかいい君主に描かれているが、実物も帝国を大きく発展させたスケールの大きな皇帝だったようだ。大きな白い帽子が不思議だ。
0255文字
けいこ
新着
肖像画などが沢山載っていて、イスラム世界を少し覗けました。服装がやっぱり独特です。ビザンチン帝国のコンスタンティノープルを陥落させたマホメッド二世が「兄弟殺し」という制度を法律化したと知りました。この制度って、よく制度化出来たなと思います。逆に死にたくない兄弟達の反乱が起きて内乱になりそうな気がするのだけど・・・。200年位この制度が生きていたみたいだけど、スルタンになるのも大変だ。
0255文字
ヒラK
新着
西洋近世史に必ずでてくるオスマン帝国。知らなかった成り立ちや盛衰が描かれていた。スルタンや継承方法、行政・軍事機構など、多民族国家を600年に渡って支配した概要が分かりやすく書かれていてよかった。まったくの初心者だったので、イェニチェリやデヴシルメ、スィパーヒーなど独特の組織が興味深かった。専制国家のスルタンの力と権力争い、その仇花としての兄弟殺しやカフェスのあり方は本当にびっくりした。この後をトルコ共和国が継いだわけだが、これほどの多民族国家を民主主義でまとめるのは、なかなか難しいのだろうな。
0255文字
barbarus
新着
オスマン帝国の文物を目で見るのに最適。手頃なビジュアル帳として良し。
0255文字
shushu
新着
スルタン中心の本。写真、印刷はきれいだけど。スレイマン1世以降のスルタンはほとんどダメ出しされている、のだが、なら何で彼の死後も400年帝国が続いたのかが、全くわからないような書き方なのが残念。それから最初にも地図を付けてくれないと、アナトリア?どこ?の人間にはつらい。巻末の年表もスルタンで分けてくれないと。。ということで残念な本。
0255文字
綾月
新着
【図書館】
0255文字
菜巳
新着
読みやすそうな一冊だが、予備知識がないと難しい。 スルタンにスポットがあてられ各人の功績などが紹介されている。 スルタンによりページ数には大きな差がある。 四ヶ所に『オスマン帝国概説』があり、おおまかな歴史がつかめる。 トルコを知らなすぎて難解だが、この本のおかげで少し小アジアの理解ができた。
0255文字
秋芳
新着
この辺りは不勉強なので、ちょっとお勉強……と思ったが、入門書ではなくて専門書。予備知識が必要な内容だった。古代はヒッタイト、中世ならヨーロッパに対するオスマントルコとか、トルコというか小アジアの歴史に興味はあるけど、不勉強なんだよね。
0255文字
全20件中 1-20 件を表示
オスマン帝国六〇〇年史 三大陸に君臨したイスラムの守護者 (ビジュアル選書)評価49感想・レビュー20