形式:ライトノベル
出版社:TOブックス
同じ頃に底値で購入したかも。私はWEB版で読んでいたのですが。ぜび、続きを読んでほしい。ラノベと侮るなかれ、女主人公とバカにすることなかれ、異世界モノと嘆くことなかれって感じです。それらしい男と女が出てきますが恋愛なしですし、転スラとか無職転生くらいの初期の転生ものですから、ストーリーがとても丁寧です。とても長いですが読めば読むほど続きが読みたくなります。私は3回くらい読み直して電子書籍で購入してます。バカです。それくらい沼ってしまいました。
「まぁ、そうだが・・・・・・。父さんはもともとマインに期待はしてないからなぁ」/〔……〕呆然としているわたしの頭をポンポンと軽く叩きながら、父さんは何故か目に涙をにじませ始めた。/「いつ死ぬか、今度倒れたら駄目かもしれない。ずっとそう思っていたから、今元気になっていくだけで十分だ」(66%)。無条件の存在肯定。「期待しないというのは愛だから」とは某有名映画監督の言だそうだが(出典不詳のためぼかす)。
マインの転生前人格である麗乃は大学図書館の司書に現役で内定(3%),外国語の本も読めた(5%)という。優秀なので普通では知らないような現代の知識もちゃんと覚えているし,古代文明の文字媒体を自力で再現しようとできるだけでも,単に現代人というだけではできないレベル。幼馴染の修ちゃんの母親が研究者で年に2回学会旅行(エピローグ)というのも文化資本を感じさせるエピソードだ。
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