形式:単行本
出版社:大月書店
形式:Kindle版
【生きていくことが揺さぶられる:自分をコントロールできる、という自信が消え失せそうだ】診断を受け、25年勤めた会社を退職し、<「これからどうしたらいいのか……」と考え始めると、将来が見えず、不安が不安を呼んで、どんどん落ち込みました。病気により、記憶に障害が起きることがわかったので、毎日の自分の行動をノートに記録することにしましたが、メモを取ろうとしても、漢字が書けない。ひどいときには、メモそのものができない。字が乱れて、あとでどう読んでいいのかわからなかったり。だいたい、そのノートをなくしてしまう>と。
【クリスチャンとして】<私はいま気が狂いそうです。どうか正気に戻してください。ただし、私の気が狂うことが神さまの御心ならば、私はそれを受け入れます。すべてを神様に委ねます>と祈っていると、心に平安が戻り旧約の言葉が思い浮かぶ。<わたし(神)の目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している(イザヤ43:4)。自分は自分であり、認知症になっても、何ら変わらない。いま生きているということは、目に見えない大きな愛によって支えられている……。この言葉から、私は自分自身を取り戻し、地獄の日々を抜け出した>と。
認知症も人それぞれなのでしょうが、私も認知症患者に対する考え方が変わったように思います。
クリママさん この方は今でもプログも更新して発病後20年もひとりで暮らせるとは驚きました。良い本の紹介ありがとう!
良いを本を教えて頂きありがとうございました。著者の工夫は物忘れしやすい私にとっても、参考になりました💦 著者の努力は素晴らしいものでしたね。
KEIさん、何事でも、できないことをあげつらうのではなく、できることを工夫していく姿勢も見習わなければなりませんね。
数年前、NHKのテレビで見て知りました。幸いにして若年性の認知症というものがあるという認識を得ましたが、最近とみに物忘れがひどくなり他人ごとではないなぁと切実に思います…
私も鍵・財布・スマホ・眼鏡など、四六時中探しているような感じです。ただの老化で留まっていて欲しいですね。
のりさん、症状や進行は人それぞれ違うと感じましたが混在する意識や忘れることへの思いなど、感覚として少し理解できた気がします。
かいちゃん、ひとり暮らしの日常が細かく語られています。そしていろんな立場の人へのメッセージが心に沁みました。読んでみてください。
筆者の強みとしては、IT機器に馴染んでおられたこと。これは大きなアドバンテージだと思うのである。
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