紙もリンシャンも製作の目処が立ち、今後の商売に期待出来るようになって来たが、見食いに喰われそうなマインについては次巻に続く事になった。今巻では、マイン正体を疑ったルッツに見抜かれたマインだけど、見食いに喰われた代わりに麗乃の存在を、1年近く過ごしてきたルッツは、麗乃マインとの記憶が馴染んできた彼女だと気づき、今後も変わらず支えていく事を決めたのだった。マインとルッツのこの会話が印象的。
言葉にわたしの心の奥底で何かがカチャリとはまった。ふわふわしていたものがストンと落ち着いた。それは、目に見えない小さな変化だったけれど、わたしにとっては大事な変化だった。(p145~146)
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