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中国学入門 中国古典を学ぶための13章

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夜桜銀次
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古文字(楚簡)、思想、文学、書道、書誌学など。 思想は儒学関連(経書、朱子学と陽明学)のみ。 13人の二松学舎中国文学科教員がオムニバス形式で紹介しているので、興味のある部分だけ拾い読みもできる。 高校時代、書道選択で篆書、隷書の世界を知り楽しかったことを思い出したが、書道に関しては、残念ながら高校の書道教科書の方が充実していると感じた。 本書は2015年のもので、新しいバージョンも出ているようなので読んでみたい。
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kenitirokikuti
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図書館にて。二松学舎大学の中国学科の教科書だそうな。これは2015年刊行で、17年に改訂新版が、そして22年には『入門 中国学の方法』となっているようだ▲ 戸内俊介「中国古代文字論」。古代の漢字っていうと、甲骨文字を思い浮かべるが、ホットなトピックは「楚簡」。戦国時代、秦の統一以前の竹簡。これまで秦は字体を統一したと考えられていたが、もっと語彙レベルで直してた、とか(楚では「われ」にあたる字は我や吾ではなく、虎に似た字だったり)
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wuhujiang
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長らく積んでいたがとうとう読んだ。いちばん興味があったのが経書略説。東アジアにおいて長い間、知識人の「常識」に当たる部分のはずなのに自分は関心を持てていなかったのだと反省した。少しずつ読んでいきたい。自分は中国科の出身ではないし東洋史学を選択もしなかったので、こういった学科1年生向けの本は参考になる。
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さとうしん
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中国学入門とあるが、正確には中国文学・哲学・書道・書誌学の入門書。専門柄最初の戸内俊介「中国古代文字論」と最後の家井眞「銘文から『詩経』へ」が気になった。戸内論文はコンパクトかつわかりやすい戦国竹簡入門に仕上がっている。家井論文は「はじめに」によれば「上級編」ということであるが、本書での位置づけに少々疑問を感じる。
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