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あの家に暮らす四人の女

感想・レビュー
2817

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ひでちん
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『直木賞』を筆頭に[本屋大賞]·[島清恋愛文学賞]等々‥‥名だたる文学賞を受賞する筆者の『織田作之助賞受賞作』 牧田鶴代&佐知母娘に佐知の友人:谷山雪乃と上野多恵美の女4人(+山田さん)が東京杉並区の牧田家で同居する楽しい日常物語。 女4人+山田さん(先々代の頃から庭の離れに住む執事的な老年男性)の日常の楽しい物語だが、筆者は作品によって作風が全然違う。今作は純文学風味だが、それであれ大衆文学風であれ「ちゃんと読ませて楽しませる」のだから脱帽する‥‥
ひでちん

※続き※ 佐知の父ミイラ疑惑やヒモ男に甘い多恵美の駄目っぷり、山田さんの牧田家に対する絶対的な忠誠心等々様々な物語展開。基本は佐知視点で進むも場面場面で雪乃や多恵美、時にカラス(善福丸)や亡父に変わったりするが、流石しをん先生‥‥全く違和感無く読ませて楽しませてくれる。大変面白かった!!!!!

04/17 14:58
0255文字
クロモジ
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ネタバレ基本的におもしろいけど、ちょっと長く感じた。カラスにもやっとした。
0255文字
K子
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ゆっくり時間が流れていくようで面白かった。 なるほどな!と思わされたり、びっくりする視点からの話もあり少しクスッと笑えるほっこりする話でした。
0255文字
aosora
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面白すぎる。訳あって同居することになった母娘とその知人2人と、同じ敷地内に住む、4人と関係はなんとも言い難いおじさん、いや、おじいさんの、のほほんとした生活を描いた物語だが、しをんさんの筆力のおかげでかなり面白おかしい作品となっている。アラフォー独身の娘、佐知の語りで物語が進むが、人物のキャラがたち、途中で語りがすっ飛ぶところ、そして佐知のピンチを救った意外なもの、話がぶっ飛びすぎてしをんさんの脳内妄想を垣間見た気分。森見登美彦さんの脳内も好きだが、しをんさんも大好きです。気落ちした時に良き一冊です。
0255文字
chrysky
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カラスとか河童とか突然ワケわかんないけど何となく愉しそうないい関係だなあと見守っていきたい。梶さんとどうなるかちょっと気になるんだけどもう続編はないかな、残念
0255文字
Triple A
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文学風タッチは些か好みではない
0255文字
二木弓いうる@デビュー作5/2発売!
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洋館に住む四人の女(母娘と友人二人)の日常+ファンタジーな話。 途中「お前が語り部だったのか……」という、ごんきつねみたいな展開があり。読み終えてすぐは賛否ありそうだなーと思ったんだけど、しばらくしてから「あれ結構良い話だったな?」と思うようになる不思議な感覚を味わえた。
0255文字
baku
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刺繍作家の佐知と母鶴子、同敷地内に昔から暮らす山田さん、佐知の友人との暮らし。雪乃の性格が、雪乃と佐知との最初の出会いのイメージから印象がだいぶ違っていたが。梶と佐知の恋の予感もあり、続編を読みたい。
0255文字
ko_seki
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三人称の使い方が絶妙で、行間を空けずに展開するするところは流石だと思う。ストーリーはこの作者ならではの安定したものだが、自然と先を読みたくさせる。
0255文字
yasumiha
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古びた洋館に住む、個性的な女四人の好き勝手な日常をコミカルに描き面白かった。途中から、擬人化したカラスの善福丸や河童の川太郎が登場し、ファンタジーと成るものの、違和感なく物語が進むのが何とも言えない。人は一人では生きていけず、家族や人との係わり合いの大切さを感じた。それにしても母鶴代の精神力恐るべし!
0255文字
幸
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ネタバレ途中から、えっ!?河童!?カラス!?ってなるが、すんなりと受け入れている自分がいた笑 ところどころサチのツッコミにニヤリとしてしまう。人はみんな、ままならないものなんだなぁ。私の亡くなった両親もカラスと空から見守っていてくれたらな、と思った。
0255文字
りりい
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ネタバレ図書館本。な、な、な、なんとファンタジーでした!笑 何気ないこの不思議な4人の日常なお話で続いていくのかなと思っていたら、途中でファンタジー要素が出てきて最後は河童にお父さんが乗り移る…笑 ほんわかぶっ飛んでて言葉のチョイスも秀逸で面白かったです。
0255文字
猫じゃらし
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母娘と娘の知人女性2人、計4人の女性が同居する家。そして同じ敷地内の離れに住む山田の物語。主人公の佐知は刺繍教室を開く30代の独身。大きな事件はさほど起こらないが、それゆえに平凡な暮らしのありがたみがわかる。中盤以降カラスや河童も登場し、ファンタジーな部分もある。佐知が刺繍に没頭する場面の描写がところどころに、あり、刺繍って面白そうだなと興味を持った(笑)
0255文字
朝比奈さん
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細雪というにはいささか、あ、いや、なんでもないw 読み終わって、なるほど裏表紙がカラス…
朝比奈さん

こう言う「一つ屋根の下」の物語、好きなんですよね。恩田陸の木曜組曲とか。勝手に「広義の館モノ」ってジャンル名つけてます

02/03 21:39
0255文字
きいたん
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ネタバレ特に何が起こる訳ではない。20代1人、30代2人、60代1人の女性4人(うち2人は親子)が暮らす古い洋館での日常。だが先が気になり読み進めてしまうのだ。思うにこの4人が個性的でキャラ立ちしていて、次に何が起こるのか気になるのである。そしてその会話や行動に思わずクスッと笑ってしまう。何が起こるわけでもない…と書いたが、違うな。細かい事はいろいろ起こってるな(笑)。ストーカーとか河童とか泥棒とか新たな恋とか。そして変わった語りだと思っていた語りに正体があったなんてね。ドラマ化しているようなので是非見てみたい。
0255文字
ma
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ネタバレ他人の日常を垣間見ている感じ。驚かされることもなく、淡々と。 ただ、それが心地よかった。砕けた文体で柔らかな雰囲気が伝わってきたし、私も一緒に暮らしたいなぁ、と思いながら読んだ。 佐知と梶さんが結ばれてたらいいな。
0255文字
ととととと
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好きなことを好きなように書いたという印象。だけど全体にぶれない軸があって、最後はジワジワと泣いてしまった。「あなたが殺されていたら、私はどうなっていたかわからない。あの世とこの世の境目で生きることになったでしょう」ドライな母のウェットな思い、胸に迫る。
0255文字
かなえ🧸
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ネタバレ杉並区の古い洋館に暮らす四人、鶴代と佐知は母娘。佐知と雪乃は同い年。雪乃と多恵美は同じ職場、と細いつながり。性格はみなばらばらだけれど、お話をよくして賑やかしい。守衛の山田さんいい人そう。突然カラスや死んの佐知の父親の視点が加わって、びっくり。刺繍の話面白かった。この世にないものに見守られて生きてるんだなって思った。谷崎潤一郎の『細雪』になぞらえているらしいけど、本家を知らないので今度読んでみたい。
0255文字
池千
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ネタバレ面白かった。 言葉のチョイスが秀逸で爆笑とかではないんだけど、ニヤニヤ、クスクスしてしまう。 とくに鶴代がいい。
0255文字
リリ
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何気に初、三浦しをんさん。つれづれなるままに描かれた4人の女性達の共同生活の物語。淡々と流れる日々ですが、なかなか面白い。言葉のチョイスについクスッと、とくに後半のカッパのくだりは面白かった。夢のない生き方を、障子紙の貼られていない障子と例えたフレーズが秀逸!じわじわくる笑
0255文字
うーやま
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ネタバレ笑いのツボは人それぞれですが久しぶりに読みながら声を出して笑ってしまいました。一つ屋根の下に住む四人の女性達の姿を描いた物語。一組の母娘と同居人二人という奇妙な組み合わせ。話は第三者目線で進み、その語り口もどこか奇妙(その理由は後に分かります)で、そこに登場人物達のやりとりが加わっていきます。それがイチイチ面白い!例えばアンドレとオスカルの件で…「雄狩?だれそれ?」とか、黒澤映画のタイトルのような伊勢丹の文字(羅生門とか影武者の感じで伊勢丹って…)とか、他にも→
うーやま

カラスの善福丸(ちゃちゃっと説明するはずがめっちゃ説明長い!)とか、カッパの川太郎(再びの川太郎では強化ガラスに阻まれた姿がシュール)などなど。とにかくワードセンスが最高でした。そんな感じでイチイチ笑い、想像しちゃうもんだから、全く読むスピードが上がりませんでした!

10/16 20:21
0255文字
朱
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父の愛は河童に託され、そして宿った。
0255文字
じょじょ
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久々だから「こんな場面あったかな?」とか思いながら読む。やはり面白い。
0255文字
limonade*
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杉並区の古い洋館風の屋敷で暮らす四人の女性、鶴代・佐知・雪乃・多恵美。みんなそれぞれ個性や欠点を持ちながらも、穏やかに共同生活を楽しんでる ☺️ 最後は少しファンタジー要素があって突飛な展開だったけど、全体を通して温かい気持ちになれる話でした~。あとちょっと羨ましい、私も大人になってもこんな友達がいたらいいな。
0255文字
plum
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佐知はさびしかった。求めるものを語る熱量にそれがわかるp185。女四人の共同生活が書かれているというか,個々人の社会との関係性,自立度の程度を読み取れるかな。東京都という都会の大人のファンタジー小説。
0255文字
水の都
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この作品、未読だったから読んだ。が、半分が過ぎて「このまま読んでいって良いか?」の疑い信号点灯。さらに次の展開で、心は折れた。出版当時手を出さなかったのには意味あったんだ。
0255文字
ぴかお
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ネタバレ古い洋館風の屋敷に暮らす四人の女。母娘と、娘の友達とかその後輩という少し変わった同居生活。敷地内の離れにはこれまた血縁のないお爺さんも住んでいて。四人の女の心情が代わる代わる語られ、何もないながらもわちゃわちゃと楽しく生活する様が女同士だからこそのあるあるを感じ、ほほえましいなと思っていたら途中でまさかのカラス目線が出てきて、終盤の大事件ではこの物語を語る超視点に驚きが!ラストではほんのり恋の予感も感じられて気持ちよく読了。
0255文字
にゃおにゃお
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語り手が色々変わって少し混乱しながら読了。しをんワールド全開の妄想力でした。登場する人物が皆さん個性的です親近感。身内の思いでした。★それぞれのひとに、悪い行いやまちがった選択はたくさんあったのだろう。これからもあるにちがいない。だが、そのすべてを飲みこみ、毎日はつづいていく。蛇行して流れる善福寺川のように。それでいい。それがいいのだと、佐知はいま心から感じているのだった。
0255文字
narinari
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くだらない!失望しました。
0255文字
caffè e llatte
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杉並区のとある一戸建てに同居する4人の女性(➕離れの男性)の物語。 大きく話が展開するわけではないけれど、誰かと一緒に暮らすことの大切さが伝わってきました。最近気付くとこの手の本を読んでいることが多いかも… 急に視点(語り手)が変わるところが、何とも面白かったです。
0255文字
ERI
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何だか突き放したような題名の本だな~と思っていたら 河童に乗り移った父親の霊が実は語っていたからなのか~生きている間に起こることは全てが些細なことだ そうなのかもしれないな 烏や霊が語り始めて物語が破綻したかと思ったけれど…この世には生きている者達だけではなく 目に見えない者も存在しているのかもしれない 牧田家の暮らし~いつか形態は変わるかもしれないけれど こうして誰かと関り合いながら生きる日々 かなり尊い
0255文字
JUNJUN
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ひょんなことからの女性四人の暮らし。おばあちゃんちにいたときのような穏やかな感覚の小説でした
0255文字
HaruNii
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4人の女性(母、娘、友人二人)の共同生活。同じ敷地に住む頼れる老人、ストーカ、河童のミイラなどが登場するものの、全体通してゆったりした雰囲気の物語でした。
0255文字
タルトタタン
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ネタバレ登場人物が愛すべき人たちばかり。出て行った父親の魂が河童に乗り移って娘を助ける場面が圧巻。思いやりを持ち合いながら一緒に暮らしていくことの尊さをしみじみ感じた。
0255文字
りつか
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ネタバレ標題紙のカラスもちゃんと伏線でした(そして回収されていた)。母娘二人で暮らす家で、たまたま娘と知り合った二人(この二人は同僚)が暮らし始める。コーポラティブハウスのことを調べてるときに、拡張家族、というのを見かけたのだけど、シェアハウスよりはそんな感じに近い気がする。遠くの親戚より近くのなんとやら、よりさらに近しく、でも血は繋がってない、みたいな。そういう人間関係、三浦しをん作品に限らず大好きなので、楽しく読んだ。
0255文字
smile
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視点がころころ変わるな〜と思ってたらそういうことだったか。穏やかな話。
0255文字
読書家さん#U1i6e8
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読んでて楽しくてにやにやしてました。いい読後感です。すぐもう一度読みたくなりました。
0255文字
かか
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ネタバレ第三者視点を登場させるという試み。 4人の女のわちゃわちゃ感。 現実と非現実が入り混じる滑稽な文章。
0255文字
ひらけん
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ネタバレ川太郎が佐知の命を救ったんやな。まあ、真夜中にいきなり河童の置物が動いた時の衝撃は計り知れなかったやろうけど。雪乃が開かずの間を開いていなければ、多恵美が川太郎をリビングに置かなければ、それより、生き別れた父があの置物を買って来なければ佐知はどうなっていたか。それに、父もずっと母と佐知を愛していたんだな。自分にはもう見守る事しか出来ない妻と娘。その愛情が河童に乗り移ったんやな。置物に魂が乗り移るとか、普通はあり得ないけど、あって欲しいと思ったから。佐知にあなたの愛がきっと伝っていますよと言いたくなりました
0255文字
こゆこゆ
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ただの母、娘、娘の友達2人の4人暮らしの話なのに面白くて読むのやめられなかった!女4人も出てくるなら、それぞれの視点からの4つの章があって連作小説になってるのかと思いきや、第三者目線で進む話。なのにすごくわかりやすくて面白くて読みやすい。何だか固定観念を覆された。第三者の正体も終盤明らかになってほっこり。4人の女のなかでは佐知が一番好きかな。(私も刺繍に凝ってた時期があったので久々にやりたくなった…!)
0255文字
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