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神への長い道 (角川文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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ミロリ
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読み進めるほど宇宙に潜り込んでいくような感覚になる。【宇宙鉱山】宇宙を鉱山として使う。規模が大きい。【飢えた宇宙】まさかの組み合わせ。妖怪。終盤は特に面白かった。【宇宙に嫁ぐ】 花嫁の儀式。短編なのにとても壮大で美しい。映画として観てみたい。【星殺し〈スター・キラー〉】同性愛。これも映画があったら嬉しい。じわじわ切なくなる。【再会】神聖記憶。ヒトの分岐、進化。これもすごく美しくて切ない。【神への長い道】宇宙と精神と神を絡めたSF。宇宙よ、しっかりやれ……の台詞が印象に残った。
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やすお
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表題作を含む短編集。「神への長い道」は中編作品で、神が生まれるまでの長い長い期間を人類の進化と絡めながら描く。とても壮大で神々しさまで感じる作品だった。読了後の納得感が大きかった。個人的にはハインラインの「夏の扉」が頭の片隅に出てきたりしたがスケールが違う。他に収録されている作品もSF作品の王道のようなものであり、心がワクワクした。この作品を起点にして、「結晶星団」、「ゴルディアスの結び目」、「虚無回廊」と続くようなので、読んでみたい。また「果しなき流れの果に」も一連の作品であり、既読だが改めて読みたい。
0255文字
chris the bookwalker
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ネタバレkindle unlimited. コアなSF。そして昭和の匂い。同性愛が描かれているのにはビックリ。当時はどんなふうに受け止められたのだろう。
0255文字
火星人碧
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懐かしい匂いのぷんぷんする本である。角川文庫でもハヤカワ文庫でも読んだ。最初に読んだときはあまり面白いと思えず入り込めなかった。あらためて読んでみて表題作は面白いと思った。かつて読んだときの記憶が蘇ってきた。細かいシーンだけ憶えていて、あれは何の話だったろうと思っていたら、これだったとは。未来と文明をテーマに書かれた小松左京が追い求めた思索に富んだ中篇。神殿のアイデアがよい。「飢えた宇宙」おt「星殺し」もSFの短篇として個性的でよい。
0255文字
すしな
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053-21.神はこれから生まれるというタイトルですよね。冷凍睡眠で何世紀後の世界で、テクノロジーで行き詰まった人類が宇宙に活路を見出すために旅立った先での話です。自分もテクノロジーが世の中を前進させると思っていますけど、それと同じ分、精神的な発展も人類の成長には必要なのでしょうね。
0255文字
ユカイ
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他の選集で表題作読んでたけど忘れてたので助かった。他の短編は星殺しとか好きだったかな。
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もっさん
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長大な時間をテーマにしている作品は、ジャンルは何であれ、恐ろしく思うと同時に、強く惹かれる。この作品もそんな感じ。神が生まれるまでどれほどの時間がかかるのか。考えるだに恐ろしく、ワクワクします。
0255文字
広中錫
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+6 1967
0255文字
Sakie
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同じ時代のせいか、短くなるほど星新一と区別がつかなくなる。さて表題作、主人公は退屈している。人間の脳が"肉体の分際にすぎた”と感じ、一人の人間が体験できることはみな体験し、生きる意欲を起こさせる対象が何もないと思って絶望している。それに対し終盤、宇宙の成長に人類の子孫の脳みそが寄与するという確証を得て、生きる意欲を俄然取り戻した主人公の様子は対照的だ。精神の力はまだまだ限界ではない。それは人類の精神、脳への期待の裏返しと言える。最近特に、精神の力こそ限界だと感じているので、この物語に昭和を感じるのだろう。
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みのくま
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「宇宙は神の卵である。宇宙の全知的生物が淘汰を繰り返し、進化の段階を踏み、宇宙は終末を迎えるとともに神を産む。産まれた神はまた新たな宇宙を産み出し、知的生物が登場する。その知的生物がまた淘汰を繰り返し、進化の段階を踏み、宇宙は終末を迎え神を産む。その神は…」知的進化を終えた地球の56世紀人と冷凍睡眠から目覚め21世紀人は、共に絶望し生ける屍になっている。しかし、彼らはこの広大な宇宙の営みに触れる事で、それぞれの道を見つけ出す。56世紀人は宇宙の進化に溶け込むことで。21世紀人は自分の子を産み育てる事で。
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nekomatadesu
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と言う事でもう一つ小松左京を。 「神への長い道」で1冊だと思っていたので、短編集とは思わなかった。 表題作しか覚えていなかったのでお得だったよ。 「宇宙鉱山」、「再会」は良かった。 「神への長い道」は小松佐京らしい物語だけれども、こんなに人類保つかなと考えてしまった。 今に温暖化で農作物、漁業資源、飲み水とか大変な事になって、そんなに長く持たないんじゃないかな。
「ま」人むくぽん

「再会」でのっ宇宙人類と海中人類にょ すれちがいゎ、のちの ドゥーガル・ディクソンさん 「マンアフターマン」をちょと 彷彿させましゅな。 (「マンアフターマン」でゎさいごに 深海のっ海中人類だけが地球発祥を 忘れはてたテラフォーマーたちの 地球環境収奪破壊からのがれて 生き延びまつ)

05/24 23:45
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