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物欲なき世界

感想・レビュー
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tomatotubusi
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「なんかおしゃれなかんじのひと」へのインタビューの継ぎ接ぎで著者の存在感がない ポートランド、family stuff。 消費社会から逃れた先で丁寧な生活をする事がイコール資本主義からの脱却になると思ってる田舎の小金持ちしか共感しないだろ。しょうもない。最終章なんか著者の既読読本の引用が7割やったし。あとがきで書いてたけど連載してたコラムの繋いだやつでしたね。
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こくう
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ライフスタイルを売る時代/ ショップは目利きとしての機能を求められる/ 商品ではなくコミュニティを売る/ コクとキレ/ お金はモノではなく信用システム/ いい物語を持った人生/
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PORTA  P51
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新しいモノを買うのではなく、自分たちのモノを作ろう / 人間は規格品じゃない / 脱物質--情報化 /
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冬佳彰
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2015年出版の本。まあ随分前からカイシャに入ってくる若者に「欲がないなー」とは思ってはいたんだよね。自動車とかに関する興味とか、出世欲とかもね。まあ、業界が業界なんでPCへの物欲は皆、あったように思うが。本書は、脱物質化、物欲レス、所有≠自慢などで「ブツ」に関する欲望が低減している状況を説明し、後半では化け物となった金融経済や資本をどのように制御、抑制していくかの議論を紹介している。若干、カタログ的になってはいるが、入り口としては良い本だな。俺は、資本に関する世界的な累進課税なんか良いアイデアだと思う。
冬佳彰

俺自身も年齢のせいか、本当に欲しいモノって無くなってるよな。カイシャの人々に、「定年退職のお祝い、何が欲しいですか?」って聞かれ、すごく考えた。カイシャに居続けるんなら、「欲しいもの?うーん、自由と時間かな」とか言ってただろうけどね。

04/13 17:56
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ひろ
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様々な事象を混同しすぎだ。まず若者がモノを買わなくなったことには経済が停滞したがゆえの相対的な貧困という事情がある(買いたくても買えない)。資本主義そのものの行き詰まりは確かにそうだが、グローバル資本の力を弱めることと消費そのものの衰退は無関係だ(むしろ格差の縮小は中間的な消費者の再興に繋がるだろう)。各章で論点と結論を明示せず、ふんわりと似たような話を次の章で別軸のもと展開し、なんとなく話が繋がっているように見せかけているだけで、ろくな本じゃなかった。
ひろ

大量生産品ではなくカスタマイズ品に価値を人々が見い出したら、むしろフットプリントは上昇するし、価格も上がるだろう。製品の画一化は効率化に繋がり資源の効率的な利用へと結実する。サブスクリプションサービスへのアクセスの担保はサービス提供側の背後に大量のリソースがなくてはならない。資源の効率的な利用、縮小、という事態が本当に起こるかは疑わしい。

01/17 22:49
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Monty
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若い頃と比較すると利己的な消費は確かに減った気がする⏬一方で、社会人になり、消費を促そうと汗かく毎日。矛盾、ジレンマ…という言葉が頭をよぎる。まずは自己幸福の再定義と小さなアクションから。良本。
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袖崎いたる
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物への執着から離れていく人間。これは唯物弁証法のことだけじゃなくてスピリチュアルの話でもあるな。物を選ぶんじゃなくて、事としての体験を変える。これなのではないかと。
袖崎いたる

2019/04/17 Wed購入

04/02 03:04
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あづみ
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資本主義の限界を示唆する発言や本を多く見かけるようになり読んで、納得というか、違和感を追認した感覚。悔やまれるのは初版された7年前に読んでなかったこと!本中、ハードランディングになるかソフトランディングになるか…とあったけど、コロナが大きく関わるんだろうか。
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つな
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物欲がないのは自分が特殊なのではなくて時代の流れとして自然なことなのかなと腹落ち。 2015年初刷。就職する前に読みたかったかも。
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NyankoroA
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学生の頃はファッションが流行っていて、欲しいものが沢山あった。 それから10年弱経って、社会人として使えるお金も増えたにも関わらず、物欲はどんどん無くなっていく。旅行などの経験にはお金は使うけど、所有欲は少なくなった。 欲まみれの人を見ると、広告などに踊らされて無駄にお金を使って、馬鹿みたいだなと思っていた。 同じような人がいるのかな?と思い、この本を読んでみたけれど、日本だけでなくアメリカでもこの傾向は強くなっているようだった。
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moe
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雑誌、ファッション、音楽、シェアサービス、貨幣。消大量消費社会に対し違和感を覚える人は結構沢山いらっしゃいますね。せっせと金を稼ぎモノを所有することよりも、どんな暮らしを送るか、どんな素敵なものと出会うか、どんな貴重な体験ができるかをシェアできるようになりたいと思います。 自分で作って自分で消費してるやつがクール。
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サトシ
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新たな社会を築くために「モノ」を減らし、「資本主義」からの脱却を目指すためのファッション、食、経済、その他様々なサービスについて独自の考え方を持つ人々が提言するアイディアや理論の紹介をされている本です。しかし著者の主張はほとんど聞き取れず、ひとつのアイデア等の説明に費やされるページは2,3ページで広報誌のような印象を持ちました。人によってはサービス等がビバリーヒルズやNYの高級住宅街、東京のタワマンに住むようなスノッブな人々の道楽に思えてしまう可能性があります。
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バニラ
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印象に残った言葉。 「私が成長に反対するのは、いくら経済が成長しても人々を幸せにしないからだ。成長のための成長が目的化され、無駄な消費が強いられている。資本主義はもっと節約すべきだし、人々はもっと豊かに生きられる。我々の目指すのは、つつましい、しかし幸福な社会だ」 豊かさとは何か。本当はみんな知っていると思う。
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ショウ
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まあまあ面白い。大量生産、大量消費でブランド物がステータスになる価値観から量より質でスローなライフスタイルを重要視する価値観に現在は変わってきていて、資本主義はもう限界点にきているという話。2015年に書かれた本だけど、2020年現在は服もユニクロが一番というツイートをよく見るし、無印良品とかも落ち着いたライフスタイル商品を売ってるからか最近人気な気がする。自分もあまり物欲がないし、金よりストレスフリーで生きたいと思う。自分みたいな人周りに結構いるし、これからどんどん生活重視の価値観になると思った。
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マンキ!
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当たり前のようにやたらと消費してる自分がいるなぁ…と思った。戒められる。確かにモノは買うだけが全てではなく、自分で作り出すことも出来るよね!
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ちばひなこ
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マスのための会社で働いていることをタワーマンションに住んでいるのと同じくらい“イケてない”ことのように感じている自分に気が付いてきている
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Machiko
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モノの溢れる世界でファッションは衰退。次の時代の売り物は「ライフスタイル」。ラグジャリーよりオーガニック。電子マネー以降の決済システムから貨幣論へ、自己実現から幸福論へと話は広がる。最終的にはミニマリストかっていうと、そうでもない。つくづく人間って面倒臭いよなあ(笑) あ、ガルブレイスのベストセラーは「ゆたかな世界」じゃなくて「ゆたかな社会」ですな、細かい事ですが。
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べんちーに
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編集者で、グーテンベルクオーケストラの代表取締役も務める著者が、20世紀後半に人々が煽られてきた物欲が、徐々に減退していく社会の趨勢について解説した本。 印象的だったのは、最終章で著者が『「物欲なき世界」は、貧しいわけでも愚かなわけでもなく、今まで以上に本質的な豊かさや知性を感じることができる』と語ったところ。非経済的で本質的な価値を感じることが、人間にとっての幸せそのものだと痛感しました。 大量消費を押し付けられ続ける現代社会に、嫌気がさしてきたときに読みたい1冊。
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りょく
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若者が物を買わない。確かにそうだ。私もそうだし、私のまわりの人達も物欲はあまりない人が多数だ。 物欲の低下は中産階級の没落である。確かにそうだ。人々は長く使えるものを選ぶ。そしてその傾向が快適なスローライフの選択へ繋がっている。 近年の雑貨店の増加、ファッションブランドとカフェの併設は、暮らしというものを商業的にプロデュースすることに由来していると気づく。もはやたくさん買ってたくさん消費する時代は終わったのだろうか。これからは質の時代が到来するのだろうか、いやきっと既に到来しているのだろう。
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R C
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物を所有すること・消費することよりも、ライフスタイルや製品を自ら選択する方へ志向が変化している、というのが話の起点。何となく肌で感じていたことが言葉に表されていて、個人的に色々納得でした。(うちの父やそれに続く年代の人たちが、とにかく高価で有名な新しいものを手に入れたがり、どやぁと自慢してくるのに以前からげんなりしていたのですが…時代が違えばそりゃあ価値観も違いますね)本書は2015年11月発行、2013-2015年頃の状況を中心に掲載。
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Honnomushi 年間100冊 shibari
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【再読】日本人の多くが既製服を着るようになったのは1970年代以降であり、それまでは自家裁縫で作ったり、修繕して着ていたらしい。大量生産、大量消費、大量廃棄をこのまま続けていくとどうなってしまうのだろうか。人間が幸せになるためには、経済成長しないとだめなのか?立ち止まって考える必要があるだろう。
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たいだい
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時代の転換期を経済視点で提示してくれて 消費に対する価値観と幸せについて考えさせてくれる。 非常に読みやすい文章。
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茶坊主
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図書館本 消費社会が成熟している現代の先進国では、モノを持つこと=幸福感とはならない。 大量生産されたものでなく、自分好みにカスタマイズし、厳選されたものだけを所有。シェアできるものはシェアで。 2015年の発行。すぐに読んでたら新鮮だったと思う。 自分好みにカスタマイズって、「自分をどれだけ知ってるか」が試されそうだし、「思いがけない発見」は期待出来ないかも。
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130
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スローライフ、オーガニック食品、シェア社会、ミニマムスタイル、決済システムから経済概念の話。内容は面白そうではあるが、オシャレ感や先端感が鼻につき非常に読みにくかった。雑誌と同じ様に時間を消費された気がする。
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テツ
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僕自身もわりと物欲が薄いほうなのだけれどその根底にある思想として「何を手にしても別に幸福度は跳ね上がらない」というのがある気がする。車も時計も高いスーツも手に入れても幸福だなとは思わなかった。寝転んで安酒を呑みながらワンコインで買える文庫本を読んでいるときの方がずっと幸福だ。物品への欲望を生きる力に変えるというやり方は価値観が多様化した世界では難しいのかもしれませんね。マーケティングなんて至難の技だろう。なんせ百人がいたら百人が欲しがるようなものは今の世界には存在しないんだから。
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toshiyuki83
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お金が増えていくのに比例して、自分は物欲がなくなっていくことに気づく。「消費ありき」の今の日本の資本主義が今後どうなっていくのかという、ふんわりとした不安をずっと抱えていました。 本書はその不安に対する決定的に答えこそ書いてはいないものの、答えとなるようなピースを提示してくれます。いずれのピースも納得感があるもの。資本主義の次の世の中について、思索を巡らしていこうと思います。ひとつだけ確定しているのは物ではなくて、スタイル。 著者の本は非常に文章が上手くてクレバーな方だと感じました。
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八木エンカ
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1年前、こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」を読み、いかに無駄な買い物をしてきたか気づくことができた。食べ物や資源を消費するだけの日々に嫌気がさし、手に取った本。「努力は夢中に勝てない」という言葉が引っかかった。夢中なこともなければ、消費するばかりで何も生み出せない自分に冷汗。物を買って幸せな気分になるのはほんの一瞬。育てたり、作ったり…行動に移そう。私にとっての幸せとは何なのか、ここ最近考えてるけど、結論はまだでない。
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デビっちん
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再読。本書の読書メーターの感想で、マーケティングという単語が記載されていました。そっかー、ライフスタイルの変化が生じるということは、次に何が欲求となるかが予測できるってことですね。それが予測できれば、必然的に何を仕掛けていけばいいかの方針が立ちます。
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akihirok
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お金の多さ、物質的な豊かさが幸福のシンボルでなくなったとき、幸福を示すものは何になるのか。筆者の解は、他者とも価値観を共有できるストーリーを持つことだと言う。納得できるようなできないような。。。他者と共有する前提なら、相対的な視点は避けられず、成長主義に戻ると思う。とは言え、物欲なき世界の広がりは確実に進むと感じた。
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KAZOO
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ある意味マーケティングの分野の本なのでしょうね。最近の若い人の消費動向を見ていると、むかしバブルで騒がれたころがあったのかと思うような気がします。自動車も自分で所有することはなくなりシェアリングエコノミーが幅を利かせているようです。またゴルフも若い人がすることが少なくなり、太陽光パネル場になっているところが出てきているようです。そのようなことを今の技術などをよく分析してわかりやすく説明してくれています。
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ハルマル
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「お金を稼いでものを買うことが幸せ」は、資本主義から生まれた考え方という。新しいビジネスから資本主義の概念まで、面白く読めた。 不景気をむしろチャンスとし、「本当の豊かさって、幸せってなんだろう?」と21世紀の新しい答えを見つけよう。
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ハパナ
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消費者の動向を分析するマーケティング本です。なので、自己完結型の本質的な話がメインではありません。他者と比べた自己満足かつSNSなどを活用した他者からの承認欲を、いかに刺激して消費に繋げるか。そのための対象分析がテーマです。
0255文字
キムキム
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映画『さよなら、人類』からお金が本来持つ「贈与の意味」という面や、「ミシンは文明は造れなかったが、文化を創出してきた。」と産業革命の素敵な一節がお気に入りなのだけど、目に見えない資産を発見するという、モノの消費から時間の消費への変化を表すコトが身の回りにどれだけあるかという気付き。物欲が減少すれば、その分作りたいというアクションや経験への欲望になる、というのは今度のNintendo Laboなんかはまさにその例なのかな。
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Gordon
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以前読んだ暉峻淑子著の「豊かさとは何か」にも通じる内容に感じた。モノがない時代はそのモノを手に入れることが幸福への道と考えられていたが、モノが溢れる現代においてはモノからコトへのシフトが著しい。故に体験価値(UX)が叫ばれ、企業においても付加価値の醸成が変化してきていると思う。出世よりも日々の充実を求める若いサラリーマンが増えてきているということも頷ける。旧態依然の企業は働き方や売り方を考え直していかなければ。
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takao
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ふむ
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gokuri
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前半のファッション業界の緻密な現状分析と世界的な風潮の記述から、後段は予想外にも、資本主義の今後を真剣に論議する展開になる。もの・お金→資本主義と幸福な社会とは何かを真剣に考えさせる。
0255文字
デビっちん
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再読。著者の研究成果からライフスタイルの多様化とその未来予測、これから何を大切にすることで幸せになれるかの指針がわかります。経済が成熟し物質的な所有欲が満たされてくると、みんな同じから自分だけのものへと欲望が変化し、マーケットはより専門的になりライフスタイルが多様化していきます。そして、生活が変化するに従って、物質的な所有は共有へ、モノからコト、量から質へと価値観が変化していきます。+所有欲を満たす一方で、コトや質が高まる取り組みをしているだろうか?
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るるぴん
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筆者が知己のファッション関係者などとの「ものが売れない」会話をきっかけに、取材などを通じて近いうちに資本主義が終焉して新しい経済体制に移行するんじゃ、と予測している。売れないのは、生産性が上がり次から次へと新しいものが出てきすぎて消費疲れしているせいとも。シェアリングの方がエコロジーだし、合理的だし、楽だな、と自分も感じているので、手続きが楽なら所有よりシェアでいい人は実は多いのかも、とこの本で再認識した。技術が向上し生産性が高まるほど、物の価値や有り難みは落ちるので、無理してまでいらないな、が気分。
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