すみません、このトピックが作りたくてコミュニティを作ってしまいました。
2008年に読んだ本の中で特に印象に残った3作品について、語りませんか?
自分の知らない名作と出会えることを楽しみにしております。
発売年が古い本でもいいし、子供の頃からの人生ベスト3でもいいんですが。
そういう私のベスト3は考え中…後で投稿します。
こんにちは。
基本的にはトピ主さんの意向優先でいいと思いますよ。
細かいところは、コメントを書く人が適宜工夫して使う余地があるのではないでしょうか。
縛りが全くないと、年度ランクの書き込みと人生のベストの書き込みとが錯綜したり、
件数が多くなるにしたがって見づらくなりそうなので、
年毎にトピックを立てかえてもいいと思ってはいたんですが、……2009年もあとわずかですね。
「ベストオブザイヤー」にしてみるとか?
言い出しっぺのほっそです。
こんな感じでいかがでしょうか?
トピックタイトル
「私が選んだベスト」または「私のベスト」
あえてベスト3にこだわる必要もないかなって。
内容
今年読んだ本、またはジャンル別に選んでもらえれば。
コメントいただくとき、頭に【20☓☓年】とか【コミック】とかつけていただければ、いいかなって。そうすれば、ずっと使えるかなって。
☆長く愛用していただきたい、愛用していきたいトピックなので、みなさんの意見を確認してからにしたいなと、思います。どなかたコメントかメッセージください。
ほっそさん
こんにちは!私も今年のベストはどうなるのかなと気になってました。
このコミュ内に、まだ新しいトピックはできてないみたいですね。
個人的にはここには2008と銘打ってあるので、新しく今年分のトピも作ったらいいんじゃないかと思ってました。
他の方のご意見はいかがでしょう?
こんにちは。2009年のベストは、ここに書いたほうがいいですか?
新たに作成しますか?
個人としては、ここにつなげたほうがいいと思います。参加のかたのお勧め本がずら~~っと並んで、時々閲覧するのに便利です。いかがでしょうか?
皆さんのご意見に従いますので、どなたかコメントください。
それとももうコミュできていますか?その場合も教えてください。
遅ればせながら…、2008年出版物から3点ならと考えてみました。
杉山登志朗『発達障害の子どもたち』(2008)講談社現代新書
森田ゆり『子どもへの性的虐待』(2008)岩波新書
森博嗣『MORI LOG ACHADEMY12―たそがれの天職―』(2008)メディアファクトリー
です。
他には、
泉流星『僕の妻はエイリアン―高機能自閉症との不思議な生活―』(2008)新潮文庫
ヤコブ・ビリング『児童性愛者―ペドファイル―』(2004)解放出版社
中村好文『意中の建築 上』(2005)新潮社
なども読んでよかった…と思った作品です。小説も読んでるはずなのになぜか思い浮かびませんでした…。
もう4月だけど便乗。でも2008年はぶっちぎりに面白かったと言う作品はなかったんで難しいですね。
1位 名前探しの放課後 辻村深月
2位 武士道セブンティーン 誉田哲也
3位 古道具 中野商店 川上弘美
無理やりランキングにするとこうなりました。1位が「名前探しの放課後」っていうのはちょっと物足りないですね。2位は「武士道シックスティーン」とセットで考えた方がいいのかもしれませんね。でも、セブンティーンの方が面白かったです。3位「ダ・ヴィンチ」で紹介されてて気になっていんで文庫を購入した本。思ったよりよかった。
何と比較したかこれではわからないので、人気がありそうなもので2008年に読んだ作品名を挙げておこうかと思ったけど長くなりそうなのでやめます。
代わりに次点を二つ挙げると「遠まわりする雛」「戸村飯店青春100連発」です。
テーマを絞らないと、3冊選べないですね。去年、読んだ本で良かったな、と思う本が11冊。今更ながらの本が多く、ちょっと前のベストセラーみたいな感じです。
先ずは、第3位から。
雫井脩介さんの「クローズド・ノート」
最後の場面は、泣けたなぁ。急に、涙腺が緩くなった感じでちょっとびっくりです。
続いて、第2位。
瀬尾まいこさんの「卵の緒」
書き出しがいつもびっくりの瀬尾さん。公園でおじさんを拾ってきた話も凄い!と思ったけど、ほんわか度でこっち。
そして、第1位。
佐藤多佳子さんの「黄色い目の魚」
ある意味で、王道の小説かな、と思う。主人公2人のキャラも良いし、サッカーのシーン、絵を描いているシーンなど、重要な場面が目に浮かぶようで流石。何気なく本屋で手にとって、買って良かったと思えた1冊。
番外
11冊から3冊しか選べなかったので、選べなかった作品から男女の主人公を一人づつ+α。
男性:能見亮司
ハードボイルドってこう言う人物が出て来ないと成り立たない。
女性:森本隼子
中学生から3?歳まで書かれてたけど、年を取るほど、可愛くなっていくようで、ちょっとしたマイブーム。
その他:ホロ
2006年風子、2007年エルディル、2008年はホロ。狼って何故か良い。
2008年のベスト3!!!
1位 「阪急電車」 有川浩
2位 「まい・いまじねーしょん」 うえお久光・時雨沢恵一・上月司・有川浩
中村恵理加・五十嵐雄策・有沢まみず
柴村仁・古橋秀之・岩田洋季・成田良悟
3位 「狂乱家族日記」 日日日
まい・いまじねーしょんに関しては、電撃コラボレーション企画の第一弾としてでた小説です。
結構面白かったので、お勧めですよ。
今年は近所に大きな本屋ができたし、市内の図書館も便利になったのでいっぱい本が読めました ☆彡
1位「図書館戦争シリーズ」有川浩
2位「タラ・ダンカン」ソフィー・オドゥワン=マミコニアン
3位「ぼくらシリーズ」宗田理
「図書館戦争シリーズ」は革命が一番スキです
はじめまして、2008年出版業界はあんまり…不作だなぁ…と思いつつも読みふけっておりました。
古典中心とはいえ、今年でた作品に限り記したいと思います。
『鉄の時代』池澤夏樹編集世界文学全集の11巻目におさめられたクッツェーの初訳小説。ガンを宣告された老女はアメリカに住む娘へ南アの現実を手紙にして書く。けれども、その手紙は娘に送れない。彼女は自分の家に住み始めた浮浪者の男に手紙を託す。なんといっても構成と語りが巧い。
『あまりに野蛮な』雑誌、群像に連載されつづけていた津島佑子の最新長編。連載当初からもぽつぽつ読んでいたのが単行本となり出版されて書店で見つけた際に迷わず購入した。戦争の野蛮さが影を落としながらも、奏でられる津島流の愛。『あまりに野蛮な』というタイトルを起用していながらなかなか明確な野蛮さがたりない加減もあった。けれども、ゆっくりと小説らしい小説の世界を味わうことができたことに感謝。
『夜』橋本治の短篇集。帯に書かれた『蝶のゆくえ』に続く、新たなる挑戦に惹かれて買ってしまう。中心に描こうとしているのは「男」の中。でも、『蝶のゆくえ』と同じく「女」を描いているように思えた。ゲイの恋愛模様を描いた、「暁闇」にしても、女性の気配を感じる。さきに挙げた「暁闇」であるが、一番好きな短篇でもある。BLとかが流行る昨今とは一線を画し、男のまたは、女の内面が切実に描かれている。
長々と書いたが上から1、2、3というわけではないので、悪しからず。しかし、次点としては、倉橋由美子『酔郷譚』古川日出男『聖家族』の2作を挙げたい。
2008年に初めて知って、良かったなぁと思ったのはこんな感じですかねー。
1.皇国の守護者(ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)
2.コイネコ(サンデーGX)
3.今日もいいネコに出会えた(新潮文庫)
はじめまして。
私も挙げさせてもらいます。硬派なものを中心に。
1.十川信介『日本近代文学案内』岩波文庫別冊
2.堂目卓生『アダム・スミス』中公新書
3.トニー・ジャット『ヨーロッパ戦後史』上下 みすず
1は「立身出世」「別世界」「交通機関の発達」の3つの観点から、明治以降の文学の歩みを捉え直した労作。
2は従来のアダム・スミス観を切り捨て、新たな人物像を提示した。サントリー学芸賞受賞。
3はもはや超人の域。書くやつも書くやつなら、訳すやつも訳すやつ。「読む」とかいう以前にエンサイクロペディアとして活用してます。
年末に来られなくてごめんなさい。
皆さんの楽しく拝見させていただきました。
トピ立てしてくださった九鳥さんありがとうございます(シャングリ・ラ、私も大好き!)
・・・・・・・・・・・・
私は旧作も混ぜて、ですが、出してみました。
総合(和物・1は同率です)
1.宿屋めぐり(町田康大好きだーと叫びたい。擬態語の天才)
1.ゴールデンスランバー(文句なし。ぶっちぎりでしょ)
3.鳥類学者のファンタジア(これは・・傑作でしょ、空のオルガン光景が忘れられず)
次点・澁澤龍彦書評大成(これはもう筑摩に頭を下げたい。こういう風にまとめるって大変なことです)
総合(洋物)
1.われらが歌う時(小説ってこうだこうだ!と思った作品。今年ベスト1だと思う、日本と海外混ぜても)
2.時間封鎖(これだけ面白いSFって久しぶり。最初三人が星を見つめる場面からわくわくどきどき)
3.マーティン・ドレスラーの夢(とにかく後半が圧倒的にミルハウザーワールド)
次点犬は勘定に入れません(大好き大好き大好きと叫んでみる。最初の読みにくさはタイムラグの病気と思ってあげてくださいませ)
はじめまして。僕も自分なりに選んでみました。
順位はつけられないので並列で3冊。
「これを読んだら連絡をください」前川麻子
好き嫌いは分かれるかも知れないけど、表現することってこんなことなんだろう見たいな何かがつかめたような気がします。
「19歳 ~一家四人惨殺事件~」永瀬隼介
日本で最初に未成年が死刑囚になった事件。前から10代で人を殺したり犯罪を犯す人はどんな環境にいたんだろう?どこまでいったら人を殺せるのだろう?と思っていたので、これを読んで人が犯罪まで言ってしまう“人間”っていうのが解った気がする。犯行の描写はエグくてつらいところもあるけど、そこをしっかり書いてくれないとねと読み終わった後には納得できました。
「海辺のカフカ」村上春樹
単純に前回読んだときよりストーリーのつながりがわかって面白かったというだけです。(笑)
いいですねぇ!このコミュニティ。
私も宝島社や早川書房のランキングものを見ましたが、ミステリィのみなのでみなさんのお薦めに興味をもって読ませてもらいました。
私としては
1位 「チーム」 堂場 瞬一
2位 「ジョーカーゲーム」 柳 広司
3位 「深川にゃんにゃん横丁」 宇江佐 真理
次点 「武士道シックスティーン」 誉田 哲也
スポーツ、ミステリィ、時代ものと乱読ですが、それぞれに読後感がしみじみというものばかりでした。
これがあるから読書はやめられません。
今年もいい本と出会えるかワクワクしています。
トピック立てた者です。皆様、ご回答ありがとうございます!
読んだことのない本もたくさんあって興味しんしんです。2009年に出会えるかな。
締切は特にないので、他の皆様にもどんどん書いてほしいですね^^
2008年駆け込みにて、私のベスト3も書き込みに来ました。とりあえず小説に絞ってみました。
・「シャングリ・ラ」 上下巻 池上 永一
とにかくダントツで面白かったです。いろいろ雑だなぁ、と感じることもありつつ、熱気がただごとでない小説。「テンペスト」が評判よかったのでそちらも読みたいです。
・「二人道成寺」 近藤 史恵
今年初めて出会った小説家の一人、近藤史恵の歌舞伎シリーズにとてもはまりました。人の気持ちとか、理屈じゃない業のようなものを感じさせる小説が多いです。
・「私が語りはじめた彼は」 三浦 しをん
これまた今年初めて出会った小説家ですが、深く長く印象に残った小説でした。
みなさんのベスト3を拝見させていただきました。
ありがとうございます。
私の2008年ベスト3は・・
1位 『悪人』 吉田修一
年明けに読みましたが、ベスト1は年末まで揺らぎませんでした。
以前からキャラクター創りは巧いなぁ~と思っていましたが、
エンターテイメントではそれが存分に活かされています。
2位 『光の雨』 立松和平
連合赤軍事件って何?という素朴な疑問に答えてくれた一冊でした。
盗作疑惑などあったようですが、文書の迫力にタマゲました。
TVで見ると気のいいオッサンですが、立松さんタダモノではないです。
3位 『森に眠る魚』 角田光代
去年は『八日目の蝉』でやられましたが、今年はコレでやられました。
ファンとしては、そろそろ筆力が落ちてくるかなぁ~と危惧していま
すが、いい意味で裏切ってくれます。 桐野夏生さんっぽい一作です。
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