ルシュエスさんに続いてまとめて書きます!
【8月】青い羊の丘
【9月】煌夜祭
【10月】図書館の魔女
【11月】魔道師の月
です。10月に鹿の王にするか、かなり迷いました。どちらの作品もそれぞれ良くて!ルシュエスさんが書いて下さったので、図書館の魔女にしました。また、再読本は今回入れていません☆彡12月もたくさん読みたいです。
お久しぶりです(o´▽`o)ノ私は....
村山早紀先生の『その本の物語』
不思議な構成で優しい世界。
読んだばかりなので上手く伝えれませんが、じわぁーと想いが溢れてくるお話です。
子供向けのお話でもありながら、大人の方にも深く読めるんじゃないかと思います⭐表紙もとても素敵です。上下あわせて見ると、より想いが込められていて素敵です。
想像と現実がつながる最後のシーンは、夢を持たせてくれます!
読んだ方がいたら、ぜひお話しましょ♪(*^^*)
獣の奏者/上橋菜穂子
まずタイトルが魅力的で、いつ読もういつ読もうと楽しみに寝かせ続けてきた獣の奏者。読み始めたら一息で読ませる怒涛の展開の連続で、その割には読むのに心の準備がいるような、想像していたよりもずっと重量感のあるお話でした。
1、2巻は主人公のエリンの生い立ちや、この世界の仕組み、特に闘蛇と王獣にスポットを当てて話が展開していきます。序盤からエリンを襲う過酷な出来事、生きる術を教わる蜂飼いとの暮らし、カザルム学舎での忙しく過ぎていく日々、人に慣れないはずの王獣の子との命懸けのやり取りと皮肉なめぐり合わせ…。王獣や人々との息もつかせぬ真剣勝負のような毎日の中で、エリンという人間が何を感じ、何を大切にし、どう生きたいと思っているのかが雄弁に語られています。だから1、2巻はエリンの為の物語なんだなと思いました。
3、4巻ではエリンに家族ができています。母となり妻となり、カザルム学舎の教師になったエリンは、その微睡みのような幸せな生活から不意に腕を引かれて世界の秘密を解き明かすことになります。私は驚くべき世界の秘密よりも、一緒に生きたいと願う家族の気持ちの方に気持ちを掴まれ、痛ましいなと思ってしまいました。4巻を読んだ後はぼーっと気持ちが定まらなくなってしまったほど。何より本の中の人間たちが生きていることを感じさせる、良質なファンタジーでした。お勧めです。
たしかに、句読点が多いとは思ってましたけど、まきこさんのコメント読んで音読してみたら、すっごく読みやすい‼︎だから印象に残りやすいのかな。新たな発見でした。ありがとうございますv
おーっ!すごいですっ。クレヨン王国の住人の仕掛けかもしれませんねー(o^^o)♪←言ってみたかった まだぱらっと見ただけなのですが、この作者はとても音に出した時のリズムや語り方を意識してるのかなって思いました。物語、物(話)を語るという言葉そのままに。特に子供達は内容もですが、本全体の雰囲気から伝わるもので、なんか好きーって風に感覚で捉える所があるのかなと。ワクワクする仕掛けが至るところに散りばめられているようにアヤ姉さんの話をきいて、思いました♪
クレヨン王国 七つの森/福永令三
7がキーワードの作品。自然観察クラブに所属する7人は、夏休みに伊豆の山へ7日間のキャンプに行きます。彼らの夏休みの宿題は自分のきらいなことの理由を考え、それを克服すること(曜日が嫌いな理由をあげて、それをなくす)。自分の嫌いなことを克服する中でクレヨン王国の住人と触れ合っていき、悩みをかかえる住人の助けにもなっていく。それぞれがクラブで研究していた7本の樹や自然の描写が、まるで目の前にあるようでワクワク。空からさよならを言ってくれるクレヨン王国の住人が粋です。
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