魅力たっぷりのファンタジーについて語りましょう。
空色勾玉、十二国記、精霊の守人、指輪物語、ハリーポッター、などなど…。
メジャーなものからマイナーどころまでお話し出来ると嬉しいです。
何方様もどうぞごゆるりと(*^^*)
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Onyx Storm by Rebecca Yarros 読了しました。Forth Wing, Iron Flame に続くThe Empyrean第3巻です。やはり一巻ほどの勢いは無く、この先読み続けるか迷うところです。娘はこの巻も夢中で読んで先を楽しみにしています。
“The Beginning Place” by Ursula K. Le Guin読了しました(1980年の作品、日本未翻訳らしい)。日常生活と家族に問題を抱え、家族に言えない青年ヒューと少女イレーナがそれぞれ別の時に異世界に続くゲートウェイ”The Beginning Place”を見つける。ゲートウェイを超えると永遠にトワイライトの国、中で過ごす時間の1/10だけ外で時間が過ぎる。二人はそれぞれ日常から逃れる為時々ゲートウェイを潜る。二人が20歳になったある日二人は中で出会う。反発していた二人がある試練を一緒に乗り越えて現実世界の幸せを掴むファンタジー。ルグィンは主人公達の様な若者に「現実から逃れて異世界に来ても理想郷は無いよ」と伝えたいのだと思う。薄暗がりの世界で彷徨う様子や何か企む住人達、重苦しいストーリー、グウィンは戦闘シーンの記述があまり上手じゃ無いなあ。
“The Bound and The Broken”シリーズ五部作の1作目”of Blood and Fire” by Ryan Cahill読了しました。400年前騎士団を裏切って皇帝になりスペインとフランスを合わせた様なEpheriaに帝国が出来、ドラゴンと魔法使いを独占して支配して来た。騎士団の生き残りの人族、エルフ、巨人達は反帝国活動をして来たがいつも勝てなかった。南部の村の3人の少年がこの反帝国軍に巻き込まれて行く。1人は盗み出したドラゴンの卵と絆を持って行く、もう1人は凄い魔法使いの素質を見せる。この3人とその妹の計4人の若者の冒険物語。Eragonシリーズのようなドラゴンとの結び付き、Game of Thronesのような血生臭さ、Lord of the Ringのような息を付かせぬ急展開と邪神の存在。今年読んだファンタジーで一番面白い。凄く映像化に向いてるストーリーだ。お薦め。
Iron Flame by Rebecca Yarros 読了しました。Forth Wingに続くThe Empyrean第二巻です。一巻ほど先を読みたいという気持ちにはなりませんでしたが、それなりに引っ張られて読みましした。ミリタリーロマンスという呼ばれ方もしています。
“The Shadow of What was Lost”by James Islington読み始めました。この”The Licanius Trilogy”(リカニウス三部作)を書いたのはオーストラリアの若い作家(まだ43歳)。この先20〜30年面白い本を書いてくれそうで期待してる。世界を救う旅に出る主人公達のパーティの物語。円安の昨今、厚い本ばかりに目が行く。この三部作もそれぞれ700頁くらい、読み応えがありそうだ。
「崖の国物語」11作目(日本未訳の11〜13が出てる)”The Nameless One”読みました。10作目の主人公ネイト・クォーターの甥ケイド・クォーターの三部作が始まる。ネイトの母方のおじクヴォーブ・レンティスが深淵探査(崖の調査)を禁止して以来、クヴォーブとクォーター家の争いが続く。ネイトと同じ深淵探査者を目指すケイドの冒険の始まり。Paul Stewart&Chris Riddellの新三部作、ポプラ社さん訳してくれるのかな?
Michael J. Sullivanの”The Legends of the First Empire”シリーズ2作目”Age of Swords”読みました。2作目になると2〜3000歳の長寿種族Fhreyの事はエルフ、地下に住み鉱石の採掘や鍛治が得意なDhergをドワーフと人間の言葉で呼ぶ様になった。作者は2作目の前書きで1作目で主要人物は全て登場させたと言っている。ファンタジーの醍醐味と言えばおどろおどろしい陰謀蠢く世界。Fhreyは初代指導者が12000年前に都を作って以来6代目の指導者がトップについている。指導者が亡くなって交代する時挑戦者を認めているので王朝というより古代ローマの皇帝の様だ。Fhreyはワーカーや戦士という6つの部族から成っているが先代指導者の時あったDherg戦争の時artと呼ばれる魔法に目覚めた。art=魔法を使えるMiralyith達は自分達以外は虫けらと思っている若者達が居る。彼等は現指導者の息子つまり王子に影響を与えている。自分の力に酔い暗黒面に堕ちてダースベイダーになってしまったあの青年のようで怖い。この王子きっとやらかすに違いない。殺し合いをしたくないリベラル派のMiralyithのArionは人族側についている。「FhreyはFhreyを殺してはならない」という掟に従って人族を訓練してクーデターを起こそうとするFhreyの戦士部族。石器時代の人族側はDherg(ドワーフ)の進んだ技術、武器を導入してFhreyに反撃しようとする。更に黒幕ぽいFhreyの存在。「盗賊ロイスとハドリアン」三部作x2=6冊中2作しか訳して無い某出版社さん、この6部作は全部訳すべきですよ。
Michael J. Sullivan(「盗賊ロイスとハドリアン」の作家)の新しいファンタジー”The Legends of The First Empire”シリーズ1作目”Age of Myth”読みました。数千年の寿命と進んだ鉄器武器と地形を変える様な魔法を持つFhreyという種族(人間から神々と思われている)と石器時代の人間族。人間の一人「銅剣を持つ戦士」と呼ばれた男の息子が父の仇の不死と信じられていたFhreyの一人を殺し「神殺し」と呼ばれる様になる。神々に対する人間族の反乱が始まる。
作者はシリーズ物は三部作とか完成してから出版社へ持っていく主義の人だ(途中で物語の整合性がおかしくなったり、三部作のつもりで書き出したら5部作とかなるのが嫌だからと言っている)。このシリーズは6部作で5作目までが出版されている。
Brian Staveleyの三部作”Chronicle of the Unhewn Throne”シリーズの1冊目”The Emperor’s Blades”読み始めました。2014年のデビュー作で未だ彼の作品は翻訳されていない様です。皇帝が暗殺された後、混乱した帝国で死んだ皇帝の3人の皇子、皇女の物語。多神教の神が存在し人間界へ影響してくる世界(デイヴィッド・エディングス風?)。一神教の世界の欧米人にファンタジーの中の多神教の世界を説明する為に多くの言葉を費やしていて、ここが英文理解が難しい理由なのか。自己評価で英語難易度6(7段階評価)。1冊目は570頁、2冊目は700頁、3冊目は870頁、読み応えのありそうな三部作である。
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