“The Daughter of Time(邦題 時の娘)”by Josephine Tey読了しました。イギリスの15世紀ランカスター家とヨーク家の王位争い薔薇戦争でシェイクスピア戯曲で悪役とされているリチャード3世の兄エドワード4世の王子殺しは事実か400年後検証捜査をする話。250頁ほどで英語難易度も私的評価で7段階中4くらい、私権剥奪とか封建時代らしい単語も出て来ますが、英語自体は難しくはありません。登場人物の関係や何があったのか理解するために薔薇戦争の歴史書(お勧めは「薔薇戦争新史」byトレヴァー・ロイル)があると良いです。しっかり証拠集めをしていて、ミステリとしても歴史好きにも楽しめる1冊です。英国推理作家協会ベスト100推理小説の1位の作品。
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