速読者へ恋文を書いてみましょう。
僕らの間にはいつも本があった。君が10ページ目を読んでいる頃、僕は2ページ目だった。君が30ページ目を読んでいる頃、僕は6ページ目だった。ふたりを離していくページ数。それは耐え難い活字の山となって、二人を引き離す。でも埋もれた活字の山の中で、僕は大切な言葉を見つけた。「君が好き」という言葉。(寺山修司風にお読みください)
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