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アメリカ映画【アストロノーツ・ファーマー】を見ました。この作品をSFのジャンルに入れていいかはわからないのですが、楽しく感動的な映画でした。牧場を経営する主人公が手作りのロケットで宇宙へ行くという話です。納屋のなかにロケットを据え付け、友人の銀行家に融資を頼み、知人にロケット燃料の手配を頼みながら、妻と子供たちの愛情に支えながら、見事に大気圏外を飛行するという話は、まさに夢のようなストーリーなのですが、こういう映画を作れるところがアメリカのいいところだと思いました。
思弁的なものが合わないなら「羊式型人間模擬機」は止めた方がいいと思います。
「コミケへの聖歌」の注意点ですが、少女四人組とその母や祖母がメインの話で、全体的に男性の影が薄い話なので、男性向けかどうかは疑問です。それにライトなノリは前半だけなので、雰囲気の変化に耐えられるかどうかで評価が分かれるかもしれません。
そうなんですか。アラコキなのですが気分は少年なので(成長してないともいう)意外に合うかも。神林長平自体、私は雪風や海賊は好きだが言霊とか思弁的なのは合わないのでそれは合いそうもない。私は稽子さん同様、何が悲しくてホラーなどという怖いものを読まなければならないのかと思うほうなのでそれも読まないでしょう。だから最初の一冊だけ機会あれば読んでみたい。
第12回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作2作品読了。
この賞はあくまで「新人賞」なので、それを前提とした評価ですが、どちらの作品も面白かったです。
https://www.hayakawa-online.co.jp/topics/detail/97
「コミケへの聖歌」
ややライトなノリで始まり、全体的に若年層向けですが、その中にも濃厚さを感じられてニヤリとさせられるポイントもある作品でした。物語後半の方が面白くなります。
「羊式型人間模擬機」
神林長平激推し作。これは合う人間と合わない人間にはっきり分かれると思います。SF好きより文学好きにウケそうな作品でした。私は幻想SFも好きなので問題ありませんでしたが、嫌いな人がいるのも納得の作りでした。
ホラー苦手なので優秀賞「マイ・ゴーストリー・フレンド」は読んでいません。
【ミッショントゥマーズ】を見ました。なかなか良くできた面白い作品でした。宇宙船内の人工重力セクションで【2001年宇宙の旅】と同じ大掛かりな撮影方法を行っています。作品のカラーは2001年・・と【未知との遭遇】を連想させるような味わいがありました。
稽子さん、「百億の昼と千億の夜」は60年ほど前に書かれた話ですのでどの時点で読んだにしても今、内容が思い出せないのは普通にあることだと思います。再読をお薦めします。そして私が58年前の中二のときに読んだSFマガジンの連載最終回の最終行、のちの単行本には無い一行を脳内で補完して欲しいのです。なぜその行が単行本から削られたのか、その理由は光瀬龍の伝記には詳しく書かれていませんがその一行があるのとないのとでは余韻が相当に違うと思いますのでここに書いておきます。
「そこを離れられず、あしゅらおうはその球体のまわりをなんどもまわった。」
お楽しみください。
そういえば「百億の昼と千億の夜」も仏教関係でしたか。
あまり私の好みではなかったので記憶から抜け落ちておりました。
光瀬龍の原作小説も萩尾望都のコミカライズ版も両方読んで、そしてどちらにしろ話の展開も内容もまったく覚えていないのです。読んだはずなのですが…。
何が日本SF大賞にノミネートされているのかも知りませんでしたが、たまたま先々週に「銀河風帆走」を読んで、私が近年読んだSFの中では「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を抜いて第一位の出来だと思いました。まあ流石に大賞に短編集は選びにくいので特別賞となったのだと想像しますが、私の感性もそうズレてはいないのかなと思いました。何かちょっと嬉しいですね。
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