幽霊部員ですみません(^_^;)第五回が積読本でやっと参加できました~。https://bookmeter.com/reviews/88496250
TVドラマなどでいくつも物語は知っているけど、ちゃんと読んだのは初めてです。初読みが大当たり!課題図書にしてくださって感謝です。
コットンさん ありがとうございます。乱歩は若い頃から愛読しており、『押絵』もそうなのですが、読み方って変わってくるものですね。読者の、その年齢なりの読み方を許容し包摂してくれるのが、まさに名作の所以かと思います。
コットン様。『砂男』と『押絵と旅する男』の読み比べは魅力的な題材なのですが、ドイツ文学者による批評なので、ホフマンとフロイトの流れに傾いて、乱歩論は物足りない感じがしました。130頁程度の小著と言う事もありましたが。
『押絵と旅する男』の批評で平野嘉彦『ホフマンと乱歩』も読んだのでそちらの感想も挙げました。ホフマンに比べ、乱歩作品への突っ込みが物足りない感じがしたのは残念でしたが。→ https://bookmeter.com/reviews/88178396 他に『押絵と旅する男』評では澁澤龍彦の『玩具愛好とユートピア 乱歩文学の本質』(『偏愛的作家論』等に所収)が良かったです。
『押絵と旅する男』読了。感想を挙げました。→ https://bookmeter.com/reviews/88178257 何度も読んだ名篇なので、感想はかえって書きにくいものが。でも、読み終わって部屋にある他の乱歩の文献を読み返すのも楽しい作業でした。
短編の中でも人気の高い「押絵」と旅する男ですが、自分が魅力を感じたのは本筋の男の話ではなく、序盤の魚津の浜の何とも言えない不気味さです。静謐でありながら、悪夢じみたイメージの連続は「夢十夜」や「冥途」などに影響を受けながらも、自らの怪奇作家としての特徴もいかんなく発揮している秀逸な描写だと思います。
早速書き込みました。⇒https://bookmeter.com/books/10693503
また、『APIED vol.16』の乱歩特集号と読むとなお面白いと思います。 https://bookmeter.com/books/9721255
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