「男泣き」をキーワードに始めたコミュでしたが、最近はそんなコンセプトはどっかにぶっ飛んで(爆)、好き勝手な事をつぶやく場所と化しています。元々ルールなど大嫌いな性分なので、男泣きでもそうでなくても、とにかく自由に往きましょう(笑)。
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五所平之助の『挽歌』('57)、元祖不倫映画ですね。「失楽園」の前に『挽歌』あり(笑)。
川本三郎は絶賛していましたが、私的には五所平之助の作品の中では、あまり乗れませんでした…。不倫の話だから、どうしても活き活きとした話にはならず、沈んだ感じのドラマになってしまうからです。
特集上映通いをしていると気づきますが、昔の映画って、さすがに映画会社でもポスターは全部保管しておらず、中にはポスターがない作品も多々あります。
デュークさんがお持ちの『挽歌』のポスターは、かなり貴重なものではないでしょうか。ヤフオクに出したら高く売れるかも(笑)。
私が学生時代に買っていたポスターは、大体は「たまたま安く売っていた」もので、数百円で買えるようなものばかりだったと思います。
当時でも、すでにプレミア価格はついていて、ポスターに限らず古い映画のパンフも高かったもんなあ。他にも小説の古本やアメコミとか、色んなものを漁ってましたから、高いポスターには見向きもしませんでした(笑)。
「挽歌」ってどこかで聞いたことがあるなと思ったら秋吉久美子主演の76年のリメイク版でした(笑)。
原田康子原作のこの作品、Wikiで調べたら今まで映画2回、テレビドラマ4回と計6回も映像化されている、といってもなにひとつ観てないんですが(ごめんなさい・爆)。
ちなみに、1961年にオンエアされたCX(この称号もすっかり有名になりました・笑、フジテレビですね)版の演出には岡田太郎の名が、、、!。
この人、吉永小百合と結婚したあのオジサンですね(笑)。
ポスターの入手についてのお訊ねがありましたね。
お店の名前とか憶えていませんが、映画関係の書籍やグッズが強い神田や名古屋の古本屋がメイン、あと、ATG系は今はなき日劇文化や有楽シネマでも購入できたと思います。
同様に、ATGのパンフはATGの事務所に行けば購入できました。
意外な穴場は名古屋でした(笑)。神田辺りの古本屋さんはさすがに目利きがあって当時には希少価値だった「初恋・地獄篇」とか「新宿泥棒日記」は高額の値がついていたと思いますが、名古屋は安かった(笑)。店主が映画館とのパイプを持っていて公開された映画のありとあらゆるポスターが置かれていました。
「ダーティハリー」とか「イージーライダー」とかは手が出ませんでしたが、ATGの「原子力戦争」とか「青春の殺人者」とかは数百円でフツーに買えたような気がします。
ポスター購入で記憶にあるのが、渋谷の輸入雑貨店の前をたまたま通り過ぎたらショーウインドーの隅に「探偵スルース」のポスターが掲げられていて、思わず、欲しっ!と店内に入ったら非売品でね、それでも店主と映画の話で盛り上がって結局2000円くらいで売ってもらいました。
そうですか、、、。
デュークさんにまで言われると惜しいことしたなぁと思えてきます(笑)。
ちなみに「ツィゴイネルワイゼン」とか「青春の殺人者」、「股旅」とかもありました。
外国映画だと大好きだった「ロンゲストヤード」や「時計じかけのオレンジ」、「ヤングフランケンシュタイン」に「探偵スルース」。
あと、「Z」とか「ウィークエンド」(ゴダール版です)とかも貼ってたなぁ。
映画ファンにはお馴染みのマニアックかつ小洒落たものを貼っていましたが、当時は割りと手に入りやすかったんです。
多分、高いものでも2,000円はしなかったんじゃないかな。
(映画料金が大人1300円の時代です。)
そうそう、演劇のポスターもありました。
紀伊國屋ホールでやったつかさんの「熱海殺人事件」とか「蒲田行進曲」の初演時のもの。天井桟敷の「観客席」とか。
名古屋の七ツ寺共同スタジオで観た流山児祥の「八月のクリスマス」のポスターには主演の塩野谷正幸、美加理、大高洋一のサインが入っていました。
あっ、サインと言えば、「台風クラブ」のポスターに三浦友和が入れてくれたものもあったなぁ。
これは、当時東京新聞の文化部にいた友人がヨコハマ映画祭の取材に行くと聞いて、是非相米さんのサインを貰ってきてとポスターを彼に託したものの、相米が受賞式後所用ですぐ帰ってしまい、これで勘弁しろとばかり同作で助演男優賞を受賞した三浦友和のサインを付けて返してくれたものです。ただ、その時は、オレが欲しいのはトモカズではなくシンジじゃ❗と内心思ったのを覚えています。
デュークさんは発狂するかも知れませんが、そのポスターも名古屋にUターン時にほかしてしまいましたが、、、。
↓その時、彼が取材で撮った写真。
ちなみに新人賞なのか、原田知世の写真もありました。
…あと、「挽歌」のポスターをパネルに入れてますが…いくらネットで探しても出て来ません(爆)…画像のやつとは違うのです…レアなのか?
前略。
…ポスター談議、もと古本屋として捨て置けませんね(笑)…
hide-bon氏のラインナップは凄すぎます…それが廃棄とは、万死に値しますね(爆)…多少の痛みがあっても、映画的価値があれば、何とか値は付くものです…
…導師Bの、フェリーニも、ハミルトンも然り…コアなファンがいますからね…
hide-bon氏の場合、そもそも何処で買われたのか? それが気になりますね…
…90年代、中野ブロードウェイにポスター専門店があって、散財した覚えがあります(爆)…あとは、古書市を廻って、偶然見つけるとか…昔は楽しかったですね…
どうも失礼を致しました…
寝室に、画像のポスター、貼ってます(笑)…
「映像の世紀 バタフライエフェクト」について有意義な情報をありがとうございます。
キリスト教福音派と白人至上主義、つまり宗教と人種差別こそ反知性主義でありナショナリズムを煽動するポピュリズムの根底、つまりアメリカの諸悪の根源です。
テレビメディアがこのような硬質で骨太な社会派のテーマに鋭い斬り口で提示してくれること、ジャーナリズムの良心を強く感じますし、勇気づけられますね。
Bo-he-mianさんが言われる年齢を重ねる毎にご自身の心境に変化があった、もしくは人間的に成長した(笑)とか、とにかく今まで興味をまるで抱かなかったジャンルの作品や監督作品を観るようになったというのは人間あるある、ではないでしょうか。
人間的には一向に成長していない自分ですら思い当たるふしがあります(笑)。
60年代末、それまでの古い映画を否定し自分たちが日本映画界で最先端の前衛集団と自負していた創造社の面々がたまたま事務所でオンエアされていた小津安二郎の「東京物語」を観て、そのしみじみ感と日本的情緒の味わい深さに言葉を失い何も言えなくなったとの伝説的逸話を思い出します。
芸術映画というのは日本映画に存在するのか、ゼロとは言いませんがその歴史の中では僅かなのかなと思います。
自分が受ける芸術映画とはそれこそ溝口健二か小津ぐらいからしか思い浮かびませんが、低予算で量産されるプログラムピクチャーの中こそ活動屋の心意気と作家性が顕在化するものだと思います。
市川崑も岡本喜八も増村保造も加藤泰も舛田利雄も、清順さんだって極めてユニークなプログラムピクチャーの担い手だったと思います。
高峰秀子は確かに木下惠介とのコンビ作が有名ですよね。
自分はまだ木下惠介作品を観ようとの極致には立てていませんが、Bo-he-mianさんがどのような感想を持たれるのか注目しています。
映画のポスターについては今思えば勿体ない気もしますが、どれも痛みがそれなりにあったので名古屋の自宅に貼るのは躊躇われたんですね(笑)。
コレクターではなかったので手元に残すとの選択肢はなかったです。
「映像の世紀 バタフライエフェクト」はもちろん、いつも佳き番組を放送しているが、昨晩の『アウシュビッツの生還者たち』は、久々に心に迫る名作だった。
強制収容所の生き残りたちのその後を描く事で、いま世界で起きている事につながってゆく、まさに「バタフライエフェクト」のタイトルに恥じない内容。
生還者の一人、ユダヤ系イタリア人作家のプリーモ・レーヴィは、1982年のイスラエル軍によるレバノン侵攻に心を痛め、抗議し、自分は証言者としての責任が果たせなかったと悩み、5年後に自ら命を絶った。
収容所で絵を習い、花の絵を描き続けるディタ・クラウスは、2年前にイスラエルを離れ、故郷のプラハに移り住んだ。
「イスラエルで恐ろしい事が起きた。もうあそこにいたくない」
イスラエルが武力を行使する事を批判しようとすると、それはユダヤ人たちが第二次世界大戦以降抱え続けてきた恐怖を理解していない、部外者の意見だと反論する人がいる。
しかし、アウシュビッツの生還者たちは、イスラエルが武力を行使する事に賛同などしていない事が、このドキュメンタリーで理解できる。
双子の生還者エヴァ・コーは1995年、全てのナチを「赦す」という宣言をした。この時、敢然と「容認できない」と反論したのは、イスラエルのメディアだった。
「赦す事で、長年私を苦しめていた重荷が下りました。私はもうアウシュビッツの犠牲者でも元囚人でもありません。私は自由になる事ができたのです」
番組の中では、いまイスラエルがガザに行っている事には敢えて触れていない。そこは、視聴者に「自分で考えてほしい」と語りかけているのだろう。
まだ再放送の告知は出ていないが、順番的に【総合】4/24(木)23:50になるはずである。
来週21(月)22:00の「映像の世紀 バタフライエフェクト」は、アメリカのキリスト教福音派のはらわたに迫る。アメリカを影で牛耳っているのがコレ。
日本人は、何でも欧米に倣うのが進んでいて正しいと思っているが、それは大きな間違い。欧米はキリスト教というルールにがんじがらめにされた社会で、日本はキリスト教社会ではないから独自の文化を発展させる事ができたのだ。
日本人の素晴らしい精神文化「人情」も、社会のルールにしばられずに個人の裁量で物事を判断できる社会だったから生まれたものだ。しかし今の日本の社会を見てごらん、右を向いても左を見てもルール一辺倒。心をどこに落としてしまったのだニッポン人どもよ!!
アメリカのコミックスが、なんであんなにジャンルが少ないかと云うと、'40〜'50年代にかけて凄まじいコミックスの魔女狩りが行われて、ホラーや犯罪、お色気もののジャンルが死に絶えてしまったからだ。日本はキリスト教社会じゃないから、バイオレンスとエロが、百合もBLも乱舞する豊かなマンガ文化が形成された。それがクールジャパンのキモなんだからね。
アメリカがどんなに病んだ社会か、この番組を見て知るがよい愚民ども!!
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