花梨と杏さんのおっしゃる通りです!まさに。そして、真理というのは多面的で、一面的、主観的な人間には表現しきれないのですね。昨夜の放送の一角獣のエピソードも面白かった。伊集院さんが、「そこに書かれていることは嘘ではないけど、個別の真実であり、かけらなんだ。痕跡なんだ」と言われていました。自分に都合のよい情報だけを信じ込んでわかったつもりになってしまうのでなく、違う角度からの情報を見て信憑性を照らし合わせることが大事とも。「薔薇の名前」放送には全然追いつかないけど、少しずつ読み進めます。
知・言葉・笑い がテーマなんですね。初めは真実としてあった言葉も、読み手によって、とんでもない誤解を生んだり、読み手の都合で捻じ曲げられたりすることってありますよね?作者は理論化できないことを物語にしようと試みたのですね。後世の私たちにいつか読み解かれることを願って。難しい本は苦手ですが、難解といわれる原作をじっくり読んでみたくなりました。そこには、私たちが求めることが全て隠されている気がします。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます