身近に読書仲間がいないため読書メーターは有り難いです。
同じ本を読んでも感じ方は千差万別で、皆さんの感想を巡るのも読書の楽しみです。
好きなジャンルは推理小説。特に犯人の動機、犯行に至らざるを得ないほどの熱量に惹かれます。
好きな作家は米澤穂信先生。人の心の奥底の苦みと、それが持つ熱量とを浮き彫りにする筆致がたまりません。
などと改っちゃっておりますが、こてこてのボーイミーツガールや幸せ満ち満ちる大団円も大好物です。
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個人的にはヴァレリーの印象が象徴的でした。フランツ視点では衰弱していくソフィーにウンザリしてるように映っていましたが、実際はソフィーへの愛と慈しみに溢れていましたね。それが分かる辺りから「あぁこの本は作中出来事も読者向かいにも『印象』で殴ってくる作品なんだな」と強く意識しました。