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意外にも竹本健治による単一視点が続く。しかも館モノで、少しずつ黒死館との符号が明らかに……。「偽書」や「基礎論」と違ってストレートなつくりなので読みやすいが、いかんせん登場人物が多過ぎる。そもそも舞台だけが変わらぬ演劇のような設定なので、場面によって顔ぶれがやたらと入れ替わる。元々名前を知っているミステリ関係者の面々はともかくとして、一般人の助っ人は途中から誰が誰やらわからなくなりがちに……。下巻に入る前に改めて書き出してみたら、館に出入りした人物はすでに三十人を超えていて「不連続殺人事件」レベルだった。
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読書データ

プロフィール

登録日
2013/04/25(4261日経過)
記録初日
2013/04/25(4261日経過)
読んだ本
643冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
254039ページ(1日平均59ページ)
感想・レビュー
537件(投稿率83.5%)
本棚
3棚
性別
血液型
O型
職業
専門職
現住所
東京都

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