摂津の国でコツコツ槍働き(肉体労働)に勤しむオジサンです。
会社の休み時間と、家でくつろぎ用に、並行して歴史小説メインで、少しずつ読んでおります。
時代は中世、日本の戦国期、あと最近は昭和の戦後なども読み始めました。
難しい技術方面や、血統の説明などは苦手で、社会や精神面などを描いた作品、あと力強いオッサンが好みのようです(笑)
アイコンは地元の武将、荒木村重にしました(気が小さく、すぐに逃げます(^^;)
読むペースのノンビリしたヤツですが、どうか宜しくお願いします。
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印象的なのは三成が「水攻め」と決めた時に、武将たちが「これで武功は無しじゃ!」と、士気がダダ下りだったという描写。「血が流れないと出世できない」という考え方への固執が、秀吉の大陸攻めの一要因になったり、大坂の陣に多く集まった、関ヶ原浪人たちに繋がったのかな…とか。人の考え方って、容易に変えられないものだなぁと。 あと、後半の石田三成の描写が、なんだか、爽やかでした。生き方に「独特の美意識」を持ってるみたいで、難しい人なのですけど、憎めない…というのが、作品に良く出ていたと思います。
確か、風野真知雄先生が同じ題材で「水の城~いまだ落城せず」という作品を出しておられましたね。 この「のぼうの城」の方は、ドラマ・漫画的な描き方が強くて、面白いのですけど「どこまで本当かなぁ~(^^;」と、作品そのものが「のぼうとしている(笑)」ので、いつか、風野先生の「水の城」の方も、拝読して、比べてみたいな…と、思っております。
フミさん。ナイスありがとうございます。出てくる人がみんな個性的で魅力的でしたね、、、
とみかずさん、コメント有難うございます。テレビや映画を観る習慣が無いので、忍城側の人物の魅せ方など、とても軽快で楽しかったです。その前に読んでいたのが、映像化をあまり気にしない、司馬遼太郎先生や、宮城谷昌光先生でしたので、なおさらでしょうね…w
他の作家さんの歴史小説も読んでみたいと思います。