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森の三時
さんの感想・レビュー

森の三時
新着
味わい深い小説でした。昭和40年代に新聞に連載せれたものだそうです。高度成長期くらいまでの日本人の家族の日常が描かれています。家族の日常ですから筋書きはありません。されどその平凡な日常を微笑ましく、羨ましく感じました。私の生まれる前のことなのにどこか懐かしさも感じました。ありふれた日常に無情の幸せを感じるのはそれが過ぎ去ってしまってからだと大人になると気づきます。私が独立して何年か経った後に、母から手紙で「幸せは、家族で夕御飯を食べながらサザエさんを見て笑い合った日々」と言われたことを思い出しました。
宵待草

森の三時さん こんばんは 穏やかで温かな、良いレビューを拝読しました お母様のお手紙の其のお言葉は、何よりの宝物ですね💫 ロシアとウクライナとの悲惨な無意味な戦争、終息の視えないコロナ禍、各地での頻発する地震、、、レビューを拝読しまして、如何にありふれた日常が、尊いのかを再確認した思いです 何時も有難うございます🙋 宵待草

04/27 21:11
  • まきこ.M
  • Y.yamabuki
  • やも
  • 森の三時
やも

これ、特に印象深いエピソードらしいエピソードはない、すぐ忘れてしまうような日常ばかりだけど、その日常の中で得た温かさは忘れないんだろうな。と思える話でしたね😊お気に入りの1冊です🎵森の三時さんのお母さんからの手紙、素敵ですね〜☺️

04/27 21:28
  • まきこ.M
  • 宵待草
  • 森の三時
森の三時

宵待草さん、こんばんは 。特別な日や特別な出来事とは異なり写真にもビデオにも撮らない1コマ。その1コマ1コマの集まりが尊い日常なのですね。

04/27 21:54
  • まきこ.M
  • Y.yamabuki
  • 夢追人009
  • 宵待草
森の三時

やもさん、こんばんは。そうですね、日常なんて忘れてしまっていいものだけれども、あまやかな記憶が微かに残り、辛い時には思い出し力を与えてくれるもののように思います。

04/27 21:58
  • やも
  • 宵待草
  • まきこ.M
  • 夢追人009
0255文字
全4件中 1-4 件を表示

森の三時
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/12/23(3749日経過)
記録初日
2014/03/05(4042日経過)
読んだ本
975冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
238511ページ(1日平均59ページ)
感想・レビュー
945件(投稿率96.9%)
本棚
17棚
性別
現住所
埼玉県
自己紹介

《自己紹介》
読書をするようになったきっかけは、体験できないことや経験したことのない感情に出会いたいと思ったからです。ページの中の見えないものを想像し、感じて、人の喜び、哀しみ、痛みに共感できたら素敵だと思います。
現実にも、思いがけない悲しい出来事があったり、何気ない言葉で誰かを傷つけてしまったり、気をつけていても病を患ったり、一生懸命にやっても報われないことがあります。本を読んで流した涙のように、現実の世界でも、人に優しくなりたい、大切な人の気持ちをわかってあげられるようになりたいと思います。

心の機微や美しい情景描写、日常の中に見い出す思いがけない出来事、日常から離れた素敵なファンタジー、優しい眼差しやほっこりじんわり、そんな本が好きです。読んだときの気持ちを忘れてしまうのが悲しいから、読書メーターは備忘録として始めました。
ひとたび放たれた言葉は読者の理解力や解釈に委ねられていますので感想は人それぞれでしょうが、たとえ好みでなかったときも良いと感じた点だけを綴ることにしていますので当てにならないレビューです。

読書のほか、四季折々の草花、美術館・博物館、ミュージカル、バレエなど舞台芸術、古い洋館、神社仏閣など、心の純度を保つため、時々触れています。帰り道は月を眺めます。月にかなわぬ想いを伝えます。

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なお、点数をつける人、感想を書かない方、悪口のつぶやきが多い方にはお気に入り返しはしていません。

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