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2025年1月の読書メーターまとめ

森の三時
読んだ本
3
読んだページ
944ページ
感想・レビュー
3
ナイス
372ナイス

2025年1月に読んだ本
3

2025年1月のお気に入り登録
1

  • 七

2025年1月のお気に入られ登録
2

  • 七
  • 白藻

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

森の三時
善悪や勝ち負けや損得では測れない愛。愛に別名があるのなら呪いや束縛もその一つ。目に見える繋がりを全て断ち切った後に見えない切れない糸があるのならそれは執着という名の愛。穏やかなその地下深くマグマが煮えたぎり長い間その時を待っていて、紀元前と紀元後のように戻れない分岐点があるとしたら、駆け出す人を応援したい。曲がりくねった道だとしてもそれが最短コースだと、人生に選択肢がたくさんあるというけれど選んだその一択しかないのだと年月が教えてくれる。頭上の星はもう何万光年も前に消えていたとしても今も頭上に輝いている。
森の三時
2025/01/25 00:30

読んでいていろいろな感情があふれ、苦しくなったり、泣いてたりもしたけれど、私の感想なんて当人たちには大きなお世話なのだろうと、それがこの本で私が学んだことだ。

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

森の三時

国立西洋美術館でモネ展を観てきました。たくさんの「睡蓮」を並べた展示は圧巻です。また、白内障を患って色の見え方が変わってしまった晩年の作品は、誰もが好きなモネの淡い色彩ではないかもしれませんが、燃えるような赤みが印象的でした。最後に手がけた連作は、モネ自身が長年暮らしたバラの庭から見た家だと知り、胸が熱くなりました。。

国立西洋美術館でモネ展を観てきました。たくさんの「睡蓮」を並べた展示は圧巻です。また、白内障を患って色の見え方が変わってしまった晩年の作品は、誰もが好きなモネの淡い色彩ではないかもしれませんが、燃えるような赤みが印象的でした。最後に手がけた連作は、モネ自身が長年暮らしたバラの庭から見た家だと知り、胸が熱くなりました。。
90ac
2025/01/19 11:08

今、一色さゆりさんの『モネの宝箱』を読んでいるところです。国立西洋美術館、ポーラ美術館(箱根)、大原美術館(倉敷)、アサヒグルーブ大山崎山荘美術館(京都)の四つの“睡蓮”が出てきます。私は大山崎山荘は行ったので懐かしく思い、この文庫を買いました。

森の三時
2025/01/19 11:59

90acさん、こんにちは。お話しの大山崎山荘美術館の睡蓮も今回展示されておりました。とてもきれいでした。

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
3

森の三時
善悪や勝ち負けや損得では測れない愛。愛に別名があるのなら呪いや束縛もその一つ。目に見える繋がりを全て断ち切った後に見えない切れない糸があるのならそれは執着という名の愛。穏やかなその地下深くマグマが煮えたぎり長い間その時を待っていて、紀元前と紀元後のように戻れない分岐点があるとしたら、駆け出す人を応援したい。曲がりくねった道だとしてもそれが最短コースだと、人生に選択肢がたくさんあるというけれど選んだその一択しかないのだと年月が教えてくれる。頭上の星はもう何万光年も前に消えていたとしても今も頭上に輝いている。
森の三時
2025/01/25 00:30

読んでいていろいろな感情があふれ、苦しくなったり、泣いてたりもしたけれど、私の感想なんて当人たちには大きなお世話なのだろうと、それがこの本で私が学んだことだ。

が「ナイス!」と言っています。
森の三時
高校のイーハトー部(宮沢賢治好きな人にはこの名前でぐっと来る)を舞台に不登校となった先輩からのメッセージ「ほんとうの幸いは、とおい」(このセリフにもぐっと来る)の謎をめぐる青春小説です。テンポはゆっくりなので、推理上手な主人公が出てくるミステリー小説に慣れた読者であればちょっと遅く感じたり、展開も先に予想できてしまうかもしれませんが、本作に登場する普通の高校生や先生たちの日常のやり取りに私は好感を持ちました。悩むことすら愛しいと。宮沢賢治の作品が効果的にちりばめられており読んでみたくなりました。良書です。
森の三時
2025/01/20 23:03

「銀河鉄道の夜」は、清川あさみさんの糸とビーズの幻想的な絵バージョンが出てきて、だよね~と嬉しくなリました。

が「ナイス!」と言っています。
森の三時
江戸の長屋に住む主人公八五郎の半径数kmに「実は私は〇〇」と裏の顔を持つ面々のオンパレード。ひとりひとりが十分に主役級の物語が描けるくらいの面々をごちゃ混ぜにしたエンタメ小説です。ほっとけない八五郎が巻き起こす、巻き込まれる大騒動。勧善懲悪の娯楽としてコミカルな軽さを楽しめばよいと思われます。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/12/23(3711日経過)
記録初日
2014/03/05(4004日経過)
読んだ本
969冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
236847ページ(1日平均59ページ)
感想・レビュー
942件(投稿率97.2%)
本棚
17棚
性別
現住所
埼玉県
自己紹介

《自己紹介》
読書をするようになったきっかけは、体験できないことや経験したことのない感情に出会いたいと思ったからです。ページの中の見えないものを想像し、感じて、人の喜び、哀しみ、痛みに共感できたら素敵だと思います。
現実にも、思いがけない悲しい出来事があったり、何気ない言葉で誰かを傷つけてしまったり、気をつけていても病を患ったり、一生懸命にやっても報われないことがあります。本を読んで流した涙のように、現実の世界でも、人に優しくなりたい、大切な人の気持ちをわかってあげられるようになりたいと思います。

心の機微や美しい情景描写、日常の中に見い出す思いがけない出来事、日常から離れた素敵なファンタジー、優しい眼差しやほっこりじんわり、そんな本が好きです。読んだときの気持ちを忘れてしまうのが悲しいから、読書メーターは備忘録として始めました。
ひとたび放たれた言葉は読者の理解力や解釈に委ねられていますので感想は人それぞれでしょうが、たとえ好みでなかったときも良いと感じた点だけを綴ることにしていますので当てにならないレビューです。

読書のほか、四季折々の草花、美術館・博物館、ミュージカル、バレエなど舞台芸術、古い洋館、神社仏閣など、心の純度を保つため、時々触れています。帰り道は月を眺めます。月にかなわぬ想いを伝えます。

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なお、点数をつける人、感想を書かない方、悪口のつぶやきが多い方にはお気に入り返しはしていません。

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