読書メーター KADOKAWA Group

金監禾重
さんの感想・レビュー

金監禾重
新着
ネタバレ良かった!豪胆なイメージの荒木村重が城主自ら精緻な聞き取り調査を始めたのは少々可笑しかったが、一代でのし上がった人物。切れ者であったに違いないし、長期に及ぶ籠城の4局面それぞれを脅かす事件の状況設定も巧みで、事件を城主自ら解決しなければならない切迫感がある。しかし村重単独では解決に到達できず、土牢に囚えた黒田官兵衛を頼る。事件の真相を暗示する官兵衛にも思惑がある。落城・官兵衛解放後、死んだと思っていた息子の松壽丸との再会シーンの描写も好ましかった。
0255文字
全0件中 1-0 件を表示

金監禾重
さんの最近の感想・レビュー

とんでもない甲虫

とんでもない甲虫

丸山 宗利,福井 敬貴
形や模様がおもしろい昆虫といえばツノゼミやカメムシが思い浮かぶが、甲虫も負けて…続きを読む
鋼鉄の軍神 (光文社文庫 テ 5-4 密偵ファルコ)

鋼鉄の軍神 (光文社文庫 テ 5-4 密偵ファルコ)

リンゼイ デイヴィス
今巻はファルコの言動が特によろしくない。序盤で無用な意地を張ってヘレナが失踪。…続きを読む
世界はラテン語でできている (SB新書 641)

世界はラテン語でできている (SB新書 641)

ラテン語さん
ラテン語の歴史的位置がこれでもかとわかる。長く西洋の学問の共通語であったラテン…続きを読む
攘夷の幕末史 (講談社学術文庫)

攘夷の幕末史 (講談社学術文庫)

町田 明広
「幕末はみんな尊王攘夷だった」は知っていたが、攘夷論がここまで大東亜戦争に直結…続きを読む
Y字路はなぜ生まれるのか?

Y字路はなぜ生まれるのか?

重永瞬
事例紹介、成因、歌詞、Y字路を生んだ都市の歴史など、Y字路の様々な「見方」が詰…続きを読む
中世への旅 農民戦争と傭兵 (白水Uブックス)

中世への旅 農民戦争と傭兵 (白水Uブックス)

ハインリヒ・プレティヒャ
三部作の前2巻が、ある時代を切り取って描かれたのに対し、時代の変化が描かれてい…続きを読む

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/07/26(2803日経過)
記録初日
2017/01/01(3009日経過)
読んだ本
406冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
101780ページ(1日平均33ページ)
感想・レビュー
340件(投稿率83.7%)
本棚
35棚
自己紹介

自分が興味がある分野の本を多くレビューされている方のみお気に入り登録します。返礼的な登録はしませんので、ご容赦ください。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう