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(P152)脚本が書けない助監督は、監督になれないという不文律が、撮影所内にあった。それが松竹独自の方針だった。(P310)城戸ほど熱心に脚本を読んだ経営者はいなかった…製作者という立場からではなく、経営者という観点からの目配りも必要となるが、秀才肌の城戸には、充分、それが可能だった。経営者、製作者の二足のワラジ以外に、脚本家という三足目のワラジもはく。…城戸四郎は要するに、二十代から日本映画の頂点を歩みつづけてきた秀才であり、それ以外の何者でもなかったのだろう。辛ラツにいえば、秀才映画官僚。
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読書データ

プロフィール

登録日
2017/08/30(2767日経過)
記録初日
2017/08/30(2767日経過)
読んだ本
991冊(1日平均0.36冊)
読んだページ
215062ページ(1日平均77ページ)
感想・レビュー
670件(投稿率67.6%)
本棚
30棚
自己紹介

ナイスとお気に入り登録、ありがとうございます。皆様の感想、いつも楽しく拝読させていただいております。読書メーターに感謝です。
主に読むのは図書館本、110円本、Kindle本など。コンスタントに読めないので、読書繁忙期と閑散期の落差が激しいかもです。

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