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茶幸才斎
さんの感想・レビュー

茶幸才斎
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人付き合いが苦手で友達がいない社交下手を自認する筆者が、文芸作品を他者と楽しくシェアできるようになる批評の方法を解説するという、チャレンジングな本。細かい描写や登場する事物に着目して「精読」し、タイムラインや人物相関、抽象化や比較を通じて「分析」し、文章作法を押さえつつ独自の切口で「書く」。そして第四章に示される同好の士と互いに批評を読み合って議論する実践例は、これは当人たちはいたって楽しそうだが、入門者が容易に真似できる雰囲気ではない。批評理論は、チョウのように手に取りがたく、ハチのように近寄りがたい。
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茶幸才斎
さんの最近の感想・レビュー

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例えば「ゆるキャラ」のように、誰も気に留めないものや、むしろ世間ではマイナス評…続きを読む
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ホワイトカラーの生産性はなぜ低いのか 日本型BPR 2.0

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読書データ

プロフィール

登録日
2010/01/02(5564日経過)
記録初日
2008/04/26(6180日経過)
読んだ本
1429冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
448778ページ(1日平均72ページ)
感想・レビュー
1429件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
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