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玄米茶
さんの感想・レビュー

玄米茶
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満州事変から太平洋戦争まで存在した関東軍防疫給水部本部(731部隊)を基に作られた歴史小説。上海自然科学研究所に勤める宮本は日本を離れ異国文化の混じるこの地で細菌研究に没頭していた。ある日、軍から論文の翻訳を依頼される。そこには治療法のない細菌兵器の情報があった。キングと呼ばれる細菌の菌株を追い、さまざまな人間が血を流す。コロナ禍を経た現在に読むと予言書のような内容。細菌兵器は治療薬があってはじめて兵器として有用となる。科学者により強化されたキングを利用するもの、封じるものが闘う。必読すべし。★★★★★
0255文字
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玄米茶
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/11/13(1964日経過)
記録初日
2020/01/19(1897日経過)
読んだ本
214冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
76856ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
207件(投稿率96.7%)
本棚
4棚
性別
血液型
A型
自己紹介

5年くらい前から本を読み始めました。
読後の嬉しさや悲しみ、もやもやしたものを記録したいと思っていたら「読書メーター」の存在を知りました。
感想も読むことでいろいろな感じ方を知り、読書がさらに楽しくなりました。

「はこちん」から「玄米茶」に改名しました。

推理小説、歴史小説や時代小説が好きです。
最近はまっている作家さん。
今村翔吾
宮部みゆき
米澤穂信
伊坂幸太郎

文学賞などで光が当たった旬な作品を読む傾向です。

推理小説では、最後のどんでん返し。
歴史小説では、人物の苦悩や喜びを。
時代小説には、現在で珍しい思いやり・温かさ。

見えないココロの動きを味わえるのがいいですね。
 
感想文は拙くて恥ずかしいですが、数を書いて練習中です。

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