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れうしあ
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れうしあ
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日本人による、南からの視点で、個人に焦点を当て、台湾の複雑な地層を掘り下げる。山地や離島に住む者は高砂族と呼ばれ、平地に住み漢化した者は平埔族と呼ばれた。オランダは台南を占領し開墾のため漢族を移住させた。続いて鄭氏、清が統治すると漢族が増加した。古都台南には寺廟など清朝文化が色濃く残る。日本統治時代には民族間の壁があったが共存した。國分直一と呉新榮や葉石濤、前嶋信次と王育徳の個人関係から台湾民族主義は紡がれていった。光複後、外省人と本省人の対立があったが、本土化、民主化が進み、台湾人意識が醸成されている。
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さんの最近の感想・レビュー

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読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/08(4769日経過)
記録初日
2012/03/04(4773日経過)
読んだ本
309冊(1日平均0.06冊)
読んだページ
88749ページ(1日平均18ページ)
感想・レビュー
306件(投稿率99.0%)
本棚
10棚
性別
年齢
29歳
現住所
千葉県
外部サイト
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