結実に同情できない。妖怪の母を持つ審神者という普通ではない男性の妻となり、その子を産めば普通の幸せは望めないと分かっていたはず。夫にそっくりの忠尋が政府の保護でこまさんから引き離されて育児することだってできたのに、生まれてすぐに抱っこできなかった(嫌な言い方をすれば姑が離さなかったことで愛情を持ちにくい状態になってしまった)不気味な力と外見の息子を捨て、仕事に打ち込んで虚しさを忘れようとする。息子を遠ざけて「会いたくない」と逃げ回っておきながら、息子が懐いていた義母を殺してやっと親子やり直しができるとか…
実母が生きているのに忠尋は殺されてしまったこまさんを求め、母子の絆としてこまさんを思い浮かべる。だが忠尋がこうなっても周りは結実が本当のお母さんだからとか、こまさんは化け物だとか言うばかり。柚子と珠子以外の稗田家は全員が忠尋を利用するばかりだったし、普通の家族として死んだ家族の話をしてくれたり、一緒にお墓参りに行ったり、一緒にご飯やおやつ食べたり家で一緒に過ごしたり。そういう普通の温かさを与えてくれたのはこまさんだけで、こまさんが嫌われていると自覚していて逃げるように家を出ようとしていたし味方しちゃうよね
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結実に同情できない。妖怪の母を持つ審神者という普通ではない男性の妻となり、その子を産めば普通の幸せは望めないと分かっていたはず。夫にそっくりの忠尋が政府の保護でこまさんから引き離されて育児することだってできたのに、生まれてすぐに抱っこできなかった(嫌な言い方をすれば姑が離さなかったことで愛情を持ちにくい状態になってしまった)不気味な力と外見の息子を捨て、仕事に打ち込んで虚しさを忘れようとする。息子を遠ざけて「会いたくない」と逃げ回っておきながら、息子が懐いていた義母を殺してやっと親子やり直しができるとか…
実母が生きているのに忠尋は殺されてしまったこまさんを求め、母子の絆としてこまさんを思い浮かべる。だが忠尋がこうなっても周りは結実が本当のお母さんだからとか、こまさんは化け物だとか言うばかり。柚子と珠子以外の稗田家は全員が忠尋を利用するばかりだったし、普通の家族として死んだ家族の話をしてくれたり、一緒にお墓参りに行ったり、一緒にご飯やおやつ食べたり家で一緒に過ごしたり。そういう普通の温かさを与えてくれたのはこまさんだけで、こまさんが嫌われていると自覚していて逃げるように家を出ようとしていたし味方しちゃうよね