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春が来た
さんの感想・レビュー

春が来た
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ちゃらんぽらんで甘ったれで、自分から別れを告げることも出来ない男たち。どことなく貧相さが漂う女たち。潮時からはじまり、嘘を重ね、気づけばひとり流されている。彼らの愛のようなものにもセックスにも、あまり心を動かされることなく読み終えてしまった。江國香織さんの解説で、かなしみを誘発するディテールが抜群に上手い、とあったので、もう一度目を通し、あぁなるほどたしかにそうだ思う。解説で良さに気づく。貧弱な読み方をしてしまった私もまた貧相だ。この手の恋愛小説は苦手だけれど、井上荒野さんの文章は好きだと思った。
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春が来た
さんの最近の感想・レビュー

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読書データ

プロフィール

登録日
2018/02/01(2535日経過)
記録初日
2018/02/03(2533日経過)
読んだ本
523冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
129364ページ(1日平均51ページ)
感想・レビュー
512件(投稿率97.9%)
本棚
13棚
性別
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