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「殺人出産」「トリプル」「清潔な結婚」「余命」の4篇。「殺人出産」は、最初に読んだ村田紗耶香の「生命式」よりもインパクトが強い。最後の場面はおぞましさも。今の我々のもつ価値観も、結局は我々が作り出した相対的なものだと気づかせてくれる。「トリプル」も今と違う価値観を扱う。ただ3人でのセックス描写は若干無理がある印象。「清潔な結婚」は、「性」と「結婚」の分離を扱い、ある意味羨ましい。一方、「生殖」が大きな課題に。。。「余命」は、人間いつかは死ぬという避けられない運命さえ、ありがたく感じられる社会の到来を扱う。
エル・トポ

作者は性に結構執着があって、自分のその部分を鬱陶しく感じているのかな、と何となく思いました。

05/10 22:51
  • 春鹿
  • すばる
0255文字
全1件中 1-1 件を表示

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プロフィール

登録日
2021/02/20(1498日経過)
記録初日
2015/07/01(3559日経過)
読んだ本
1323冊(1日平均0.37冊)
読んだページ
442884ページ(1日平均124ページ)
感想・レビュー
205件(投稿率15.5%)
本棚
7棚
性別
現住所
兵庫県
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