読書メーター KADOKAWA Group

ナナ
さんの感想・レビュー

ナナ
新着
これって熊文学?そもそもそんなジャンルあるの?という事で、山猟師と山の王のヒグマとの死闘の話かと思いきや、その死闘のシーンは割とあっさり。時代が戦争に向かって舵を切り、生臭い世相になっていく中での、生存のあり方について淡々と問うていくような。全体的に仄暗く生気を感じない作風でいて、その反面山では命がギリギリのところで鮮明に弾けているような、なんとも言えない味わい。読後もモヤっとする。文体に力があって、グイグイと読むことはできた。
0255文字
全0件中 1-0 件を表示

ナナ
さんの最近の感想・レビュー

草祭 (新潮文庫)

草祭 (新潮文庫)

恒川 光太郎
一枚向こうにある世界、美奥。時々、境界が開いて、人ならざるモノたちと共存してい…続きを読む
夜市 (角川ホラー文庫 つ 1-1)

夜市 (角川ホラー文庫 つ 1-1)

恒川 光太郎
硬質で無駄のない静謐な文体がいい。何年かごとにふと再読したくなる本。私たちの生…続きを読む
秋の牢獄 (角川ホラー文庫)

秋の牢獄 (角川ホラー文庫)

恒川 光太郎
『夜市』に次ぐ、日常から異世界へふと足を踏み込んでしまう、ホラー?ファンタジー…続きを読む
殺める女神の島

殺める女神の島

秋吉 理香子
とりあえずサクサク読めて一気読み。でも、かなりいろいろ無理がある。エンタメと割…続きを読む
水車小屋のネネ

水車小屋のネネ

津村 記久子
多くを望まず、自己をひけらかそうとせず、周りの人を貶さずに生きる。そして自分の…続きを読む
ちぎれた鎖と光の切れ端

ちぎれた鎖と光の切れ端

荒木 あかね
ページ数はそれなりにあるけど、展開が早くてサクサク読める。でも、肝心の動機が結…続きを読む

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/12/16(2295日経過)
記録初日
2019/01/07(2273日経過)
読んだ本
438冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
156389ページ(1日平均68ページ)
感想・レビュー
218件(投稿率49.8%)
本棚
0棚
外部サイト
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう