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ショーシャンクの旨煮
さんの感想・レビュー

ショーシャンクの旨煮
新着
ネタバレ読めば読むほど、著者が現役アイドルということが、必然であるような、足枷であるような。その事前情報なく純粋な気持ちで読みたいのに、その前提があるからこそ重みがあるような。そんな事を考えていると、誰に感情移入するのも難しくなって、スルッと抜けていく読後感でした。自分の置かれている業界と、そこに生きる人の心の闇がここまで分析できているのに、それでもアイドルで居続けるということは、著者自身も、もう自分なんてないのかもしれないですね。ラストシーンは、役を演じ始めたときから想像できてしまうので、もう一捻り欲しかった!
0255文字
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ショーシャンクの旨煮
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/08/26(1977日経過)
記録初日
2019/08/22(1981日経過)
読んだ本
94冊(1日平均0.05冊)
読んだページ
30816ページ(1日平均15ページ)
感想・レビュー
85件(投稿率90.4%)
本棚
12棚
性別
年齢
35歳
血液型
O型
職業
事務系
現住所
神奈川県
自己紹介

学生時代に宮部みゆきを読んでから、本の魅力に取り憑かれました。酒と本を愛するありふれた会社員です。

欲しい本のメモ用に読書メーターを登録したのですが、皆様の書評を拝読し、感想を共有することで読書の楽しみが広がることを再認識しました。

拙文ではございますが、私の書評も、皆様の日々の読書の味付けの一つになれば幸いです。

※2024/6 ふと思い立ち約4年ぶりに更新再開。4年前の自分の感想文を読んで恥ずかしくなりましたが、またぼちぼち投稿していきます。

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