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さとうしん
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さとうしん
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日中戦争を承けての北京から上海、そこから更に武漢、重慶、楽山、宝鶏などへの故宮の文物の疎開作業と関係者について。特に当時の故宮博物院院長にして古文字学者としても著名な馬衡や、後に台湾に渡ることになる荘厳、那志良らの生涯について詳述している。日本軍の爆撃以外にも現地での思わぬトラブル、船や自動車などの運搬上の問題、関係人員や文物を避難させた土地の地元民による問題、避難所での湿気や害虫の存在、火災の危険性、日本軍に見つかりやすい目立つ屋根といった、関係者が見舞われた様々な苦難を描き出す。
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さとうしん
さんの最近の感想・レビュー

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読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/19(4059日経過)
記録初日
2014/01/19(4059日経過)
読んだ本
1666冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
480759ページ(1日平均118ページ)
感想・レビュー
1463件(投稿率87.8%)
本棚
8棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://blog.goo.ne.jp/xizhou257/
自己紹介

歴史関係の本を主に読んでます。

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