気持ちはいつだってニート
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2017.1.10
2016年はちょっと色々あったので、
今年はゆったりマイペースで始動し始めます。
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2016.7.10
ぼちぼち復活。一新します(読む本も)。
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興味のあるジャンルは政治(政治哲学)/歴史/国際関係/法務/経済/金融等々。背伸びをしてる感は否めない。
最近は人に勧められた本を中心に物色中。
【その他読んだ本】
・2011/4/20 『民主党政権と「地域主権」』(札幌大学附属総合研究所) 浅野一弘
感想…これまでの民主党の地域主権に対するスタンスを理解できるが幾分パンチ不足の感は否めない。地域主権という概念が未だ曖昧なものだというのはその通りだと思う。
・2012/10/5 『先人 大いに語る』(我妻榮記念館)
感想…我妻榮記念館で購入した300ページほどの本。架空座談会と銘打っているのだが、米沢に縁のある先人偉人が甦ってきて時代を超えた座談会をするという中々ユニークな構成。米沢の郷土史や主に明治期以降の日本史だったり暮らしぶりを学べたのは面白かった。
・2017/9/1 『郷友会社会-都市の中のムラ-』(ひるぎ社)石原昌家
感想…1986年初版発行の本であり、それまでの沖縄における郷友会組織の特徴を考察。滅私奉公的な運営や、模合的な相互扶助・伝統文化の継承、そして特に選挙における支持政党を超えた(疑似)地縁的な連帯によった選挙応援といった特徴を著者の丹念なフィールドワークにより明らかにしている。少なくとも30年前まではこのような動きが当たり前のように繰り広げられていたことに驚くとともに、特に選挙における働きを見ると沖縄の特異な政治環境を特徴づけている要素であったと言える(今なお続いているかはまた別問題だろうが)。
・2017/10/24『沖縄・戦後放送史』(ひるぎ社)宮城悦二郎
感想…タイトルの通り沖縄における戦後から復帰までの期間において、ラジオ・テレビがどのように生まれ、放送業界が形作られていったかを描写している。電波というと今の日本においても特異な規制下に置かれているが、沖縄においては冷戦下における米軍の思惑も大きく関わりつつ、この業界が出来てきたのがよく分かる。米軍向けの英語放送だったり、OTVでNHKの番組やってるとかいろいろ面白い。沖縄の戦後史というと大体島ぐるみ闘争だったり、「民衆」の戦いだったりが目立ってしまうので、こういう生活史にも寄り添った本は貴重だし面白い。
・2017/11/22『ウィルソン 沖縄の旅』(琉球新報社)古居智子
感想…ちょうど100年前の2017年に植物を収集・調査する目的で沖縄に来たウィルソンが撮影した沖縄の姿を、現在の姿とも比較したうえで載せている。目的が植物の調査なので植物を写したものが多いが、美しいリュウキュウマツの姿も見ることが出来て興味深い。奥武山が島だった時代。良いね。
・2018/3/10『沖縄 甘藷ものがたり』(農文協)金城鉄男
感想…所謂サツマイモの沖縄への伝来と普及、さらに日本本土への普及の歴史も触れる。有名な野国総官/儀間真常による普及だけでなく、その後も別品種が入ってきていたのは知らなかった。宮古や八重山への伝来時期も触れていて面白い。いつから「サツマイモ」と呼ばれるようになったか、著者の強い思いも伝わってくる。
・2019/4/6『金融情報システム 平成30年』公益財団法人 金融情報システムセンター
感想…所謂FISCが出している日本の金融機関のIT周りの取組や諸外国をふくめた先進事例の調査・報告をするレポート集。金融機関といっても規模や組織形態がまちまちだから、一つサイバーセキュリティをとっても体制等取り組み方はそれぞれである。とは言え、悩みどころは割と一緒なんだなぁと思うところもあり、事例を知れるという点では有用である。
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