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すーぱーじゅげむ
さんの感想・レビュー

すーぱーじゅげむ
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南アフリカ。大統領が変わるたびに民主化が進んでいった国という理解ですが、優遇にあぐらをかいていた白人一家が落ちぶれてゆくストーリー。その中で最初の『約束』は守られるのか? 葬式でしか顔を合わせないバラバラ家族。葬式の宗教もそれぞれ。いろんなことを見ていた黒人メイドのサロメに最後感想を聞いてみたい、と思いました。子供のころはママンと呼んでいたサロメを、大人になったら空気として扱うのが正常なことで、唯一それをしなかったアモール。楽してお金を得ている側がなぜか幸せになれない、いろいろ考えさせられる読書でした。
0255文字
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すーぱーじゅげむ
さんの最近の感想・レビュー

暴力とアディクション

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信田さよ子
昔は夫が妻を殴るのはよくあることで、暴力とは考えられていなかった。夫の機嫌をと…続きを読む
その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか

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アグラヤ・ヴェテラニー
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この国の戦争 : 太平洋戦争をどう読むか (河出新書)

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奥泉光,加藤陽子
第二次大戦が舞台の「地図と拳」を読んだ後なので解像度が高かったです。15年も戦…続きを読む
HHhH: プラハ、1942年 (創元文芸文庫)

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なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書)

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三宅 香帆
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老人力 全一冊 (ちくま文庫)

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赤瀬川 原平
25年ほど前に大ヒットしたエッセイです。今より世の中がセカセカしてなかったんだ…続きを読む

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2022/06/03(1030日経過)
記録初日
2022/05/31(1033日経過)
読んだ本
333冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
100707ページ(1日平均97ページ)
感想・レビュー
333件(投稿率100.0%)
本棚
4棚
性別
年齢
41歳
血液型
A型
現住所
愛知県
外部サイト
自己紹介

文学部卒業のち読書から離れていましたが、コロナ禍で再燃しました。20歳では「ふーん」だった本が今すごく感動したりして、年を取るのも素敵なことだと思うようになりました。
読書メーターは点数やランキングをつけなくていいので好きです。

認知症ぎみの親と暮らしているので、老人が出てくる小説、老作家の小説に興味があります。

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