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書名に最も即するのはインドの二つの記念日に関する部分。独立記念日=インド自治領成立が意図的に大日本帝国敗北の八月十五日とされた点、ムスリムや藩王が切り捨てられた過程。共和国記念日=実は真の独立日が国民統合の意味づけを得て、独立記念日と相互補完関係にある点。本書のもう一つの柱は英領インド帝国時の政治イベントであるインペリアル・ダーバー。インド社会の政治儀礼を取り入れつつ、英国王がインド皇帝としても位置づけられる。ほか、第五章で語られる、英国には利用し利用され、協力し反抗しという藩王たちの人生も興味深い。
インドの八月十五日: 帝国の儀式と記念日から見たインド近現代史 (叢書パルマコン・ミクロス09)
本田毅彦
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2025/02/01
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登録日
2012/07/03(4635日経過)
記録初日
2007/11/22(6320日経過)
読んだ本
1846冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
536827ページ(1日平均84ページ)
感想・レビュー
1846件(投稿率100.0%)
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自己紹介
東アジアの政治や歴史、国際関係の本が多いです。
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