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アイリーン子
さんの感想・レビュー

アイリーン子
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なんとまぁとんでもない物語だった。「小説(物語と言い換えてもいいかも)とは何ぞや」「読むとはどういうことか」という永遠なる問いに見事なまでの答えを出している。同じ本を読む者として内海に大いに共感し、読むことへの一途さを羨ましく思った。「読むだけじゃ駄目なのか」という内海の言葉が私の胸に深く深く刺さる。読書とはある意味呪いであるがそれは決して不幸ではない。だって祝福でもあるのだから。これはつまり極北であり深淵。笑い、泣き、苦悩し、心踊らされ、打ち震える。読書とはなんと豊かな時間だろう。そう再認識した。
アイリーン子

山口美由紀さんの短篇マンガ『音匣ガーデン』(大傑作)をちょっと思い出したなー。懐かしい。

03/11 01:51
0255文字
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アイリーン子
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読書データ

プロフィール

登録日
2013/12/13(4123日経過)
記録初日
2013/12/13(4123日経過)
読んだ本
858冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
247728ページ(1日平均60ページ)
感想・レビュー
816件(投稿率95.1%)
本棚
156棚
性別
血液型
B型
現住所
兵庫県
自己紹介

生活の隙間を縫って細々と本を読む毎日です。書店員なのでプルーフ・ゲラ多め。山のような積読減らしたい今日この頃。

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