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とりもり
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とりもり
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「対米開戦の引き返し点はどこか」を明治以降の日本の戦史を通じて探る本。近代日本外交の失敗は中国政策の失敗と言っても過言ではないという指摘と、大正デモクラシーの時代には蔑視されていた軍人が、国民が財閥との癒着によって政党政治に幻滅して軍への期待を増大させていったという指摘が印象に残った。昭和天皇の戦争責任にも踏み込んでおり、戦況についてはかなり正しく認識して具体的な指示を出していたことが近時の資料で明らかになっている。戦争を回避できなかった一番の理由は政治のリーダーシップ不足ではなかったかと。★★★★☆
0255文字
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とりもり
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読書データ

プロフィール

登録日
2011/09/30(4918日経過)
記録初日
2011/09/02(4946日経過)
読んだ本
1279冊(1日平均0.26冊)
読んだページ
338119ページ(1日平均68ページ)
感想・レビュー
1279件(投稿率100.0%)
本棚
9棚
性別
血液型
B型
職業
営業・企画系
自己紹介

ビジネス書やノンフィクション中心に乱読するが、時には小説も。

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