有智　麻耶
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ソクラテスとメノン（とアニュトス）の対話を通して、「徳（アレテー）」の意味を探求する対話篇である。メノンの「徳は教えられるものでしょうか？」という問いに対して、ソクラテスは「徳とは何であるか」を明らかにしなければならないとする。ソクラテスが対話の方向性を握るというプラトン対話篇にありがちな展開だが、むしろメノンが提起した「探究のパラドックス」こそ、教育や学習の観点からは重要である。この問題を神話的に解決してしまったところに、ソクラテスの不誠実をみることも可能だろう。

メノン: 徳について (光文社古典新訳文庫 Bフ 2-2)プラトン

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あらすじ・内容

コメント(0)2025/03/01

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56お気に入られ 2月の読書メーターまとめ

登録日: 2014/10/14（3808日経過）
記録初日: 2012/01/01（4825日経過）
読んだ本: 725冊（1日平均0.15冊)
読んだページ: 199448ページ（1日平均41ページ）
感想・レビュー: 694件（投稿率95.7%）
本棚: 25棚
年齢: 29歳
職業: 教員
URL/ブログ: https://bsky.app/profile/maya-aritomo.bsky.social
自己紹介: チャールズ・テイラーの思想を研究しています。

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