横山也寸志
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芥川賞ということで読んでみたが、ゲーテを読んでいないので、今いち分からなかった。「漱石は全てを言った」とかだったら、もっと面白かったかもしれない。ただ、結局、同じことの繰り返しのような、どこを切っても金太郎飴のような感じがした。言われていることは言われているけれど、言われていないことは言われていない。どんな月並みな言葉も、一回性の状況や関係で大きな意味を持つということなのだろうか。「言葉は未来への祈り」という最後の言葉に感動した。一回一回、確かな言葉になるかどうか、そんなものは体ごと投げ出すしかないのだ。

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横山也寸志

16お気に入られ 2月の読書メーターまとめ

登録日: 2020/03/30（1825日経過）
記録初日: 2015/12/10（3397日経過）
読んだ本: 219冊（1日平均0.06冊)
読んだページ: 60136ページ（1日平均17ページ）
感想・レビュー: 141件（投稿率64.4%）
本棚: 0棚
性別: 男
年齢: 69歳
血液型: O型
職業: その他
現住所: 岐阜県
自己紹介: 令和3年3月末をもって、高校国語教員を退職。仕事と趣味だった読書の仕事がとれ、フリーな時間も増え、念願の読書三昧。読書メーターが上がるのが楽しい。いろんな方の感想を読むのも楽しみ。