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T. Tokunaga
さんの感想・レビュー

T. Tokunaga
新着
日本の口承文芸、なかでも、アマチュアとセミプロの話芸を総覧できる本で、小沢昭一などの仕事に関心があればお勧めである。大和朝廷の宮廷道化たる「しひ語り」やざれ歌詠みの中級官人、藤六にはじまり、アウトサイダーとは限らないかたちでの「彦一」や「吉四六」、琵琶法師の語り物と通ずる能楽、古老のことわざ(現代の若い世代では「大喜利」として精神が継承されている)という民間の文芸が検討されたコンパクトな著作で、文章も落ち着いて、読みやすい。
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T. Tokunaga
さんの最近の感想・レビュー

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2021/06/30(1367日経過)
記録初日
2021/06/24(1373日経過)
読んだ本
572冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
174824ページ(1日平均127ページ)
感想・レビュー
362件(投稿率63.3%)
本棚
21棚
性別
職業
大学生
自己紹介

旧JVSTINVSです。思う所あり、あえて半匿名にまで解像度を上げてみました。

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